湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

すてきなエピソード

2012-07-11 21:11:30 | あんな話こんな話


今日フィールドワークでうかがったカフェは、福祉作業所との一体型である。
それをさらに発展させたカフェを、少し離れた場所の(ドラマや映画のロケにも登場する並木道に面した)マンション1階に出店することになった。
ところが、そのマンションの住民から反対意見が出て、一時は出店が危うくなったらしい。
しかし、同じマンション住人の中に今日うかがったカフェの常連さんがいて、その方たちのおかげで理解が進み、出店が実現したという。

そう、聞いただけでは、上辺を見ているだけではわからないことはいっぱいあるのだ。足を運んで、自分の目で、耳で、肌で実感することが大事。そうして理解者を増やしていく。まるで僕たちの仕事を映すようなエビソードに、いたく感激してしまったのである。

写真は、カフェとしてオープン準備中の新店舗がある並木道。

根岸駅のホームで

2012-07-10 22:57:40 | あんな話こんな話


根岸駅は駅を挟んで山側と海側で、まったく風景が異なる。
山側は住宅地だが、海側は精油所の敷地が広がっている。この根岸駅、実はJRだけのものではなく、日本貨物鉄道と神奈川臨海鉄道の駅でもあるんだそうだ。
そんなわけで、根岸線は貨物列車のタンクのやつが、けっこう行き交う。
日本有数のターミナル駅である横浜駅だろうが、横浜一のオフィス街にある関内駅だろうがおかまいなしに、ダダンダダン、カタッカタッとタンク車が列になって走りすぎていく。
朝晩のラッシュ時だってホームにあふれる電車待ちの列を横目に、当たり前のようにダダンダダン、カタッカタッと走っていくのである。
貨物列車は貨物線を走る姿に見慣れた者にとっては、かなり違和感を覚える風景なのだ。


こちらは昼間に関内駅を走り抜けるタンク車。いちばん上の写真は、根岸駅の貨物線。

レトロなリゾートオフィス

2012-07-09 22:19:41 | 自分四季報


どんなに遅く寝ても、どんなに眠くても、最近は朝早くに目覚めてしまう。これは、年をとった証ともいわれる。認めたくないけど(笑)。

てなわけで、誰よりも遠距離通勤のくせに、誰よりも早く出勤してしまうことが多い。すると、一晩締め切りになっていた室内はかなり温度も高くなっている。ただ、これはエアコンを入れれば問題は解決。
しかし、日差しが眩しいのはどうにもならない。古い上にひさしがないビルなので、とてもじゃないが窓際なんて座れないのである。

ところが先日、2番目に出勤してきた女性スタッフからブラインドの存在を知らされた。もう2ケ月以上通っているというのに、まったく気づかなかったなぁ(笑)。
ならばと、紐を引っ張ってみたら、なんと木製のブラインドがジャラジャラと音を立てておりて来たのである。
おぉ、なかなかオシャレじゃん。しかも、街路樹の緑しか見えなくなって、ここだけ切り取ったらまるでリゾートなオフィスだ。Tシャツ、半ズボン、ビーサンが似合う。いや、アロハかな。今は密かに、BGMのエフヨコからハワイアンが流れてくることを期待しているのだ。

笑う門は閉ざされた

2012-07-08 21:48:57 | あんな話こんな話


お寺で説教を聞いている人たちの眠気を覚ますために、面白い話を挟んだのが落語の起源とも言われている。
トリをつとめた三代目桂春蝶さんの言葉が本当だとすれば、違和感はないのだ。
円覚寺の佛日庵で開催された「北鎌倉お坊さんアカデミー」で、落語を聞く。
手を合わせる場で、手をたたきながら大笑い。
ただ、ずっと笑い続けるというのも、なかなかに体力を消耗するものだ。やっぱりお寺は、座禅や読経も同様に、健康にいい場所なのかもしれないと実感した(笑)。

写真は、閉門した円覚寺の総門を内側から。終了が5時過ぎだったため、初めて見た。通用口から出させてもらいました。

無人直売所の誤算

2012-07-07 19:37:35 | あんな話こんな話


妻の実家では、家の前に「直売」を出している。
どれでも100円と、相場と比べてかなり安い。しかも、穫れたてが並ぶわけで、この上なくお得。
そんな直売を求めて、ほとんどのお客さんはクルマでやって来ては周囲の農家をハシゴしているようだ。今日もけっこう早いペースで減っていった。わざわざクルマを走らせてでも買いにくる価値があるということか。
消費者にとっては新鮮で安いものが手に入り、農家にとっても日銭になり、双方にいいシステムであるはずだ。
ところが、並べた商品の数より、箱に入っている金額のほうがいつも少ないという。とはいえ直売所は無人だから、買う人の良心に委ねるしかないのである。
そんなふうに“買って”いった野菜は食べていておいしいのかなぁ。知らないで食べている家族が口にする「おいしい」「ごちそうさま」を聞いたその人は、はたして幸せなのだろうか。
並んでいる野菜たちが、ちょっと悲しく見えてくるのだった。

タマガ1プレート

2012-07-06 22:45:01 | B食の道


1プレートものにひかれるのだ。
今日なんて、その日替わりのメインのおかずが普段は決して好んで食べることのないチキンカツだったにもかかわらず、前のめりで頼んでしまった(笑)。

かつての横浜松坂屋の裏、吉田町の通称「おいしんぼ横丁」にある洋食屋さん『レストラン玉川』を訪問。またしても、おっさん二人旅のメンバーによるクルマでの送迎である(笑)。彼は元横浜松坂屋の社員だったので、この店は社員食堂がわりだったそうだ。うらやましい。

僕は、以前新聞で見ていていつかは!と思っていたら、なんと彼も今日はここへ案内しようと考えていたというから、以心伝心(気持ち悪りぃ?)。

さて、日替わり。上空から眺めても、なんと美しい。彩りも、盛り加減もすばらしくワクワクしますな(個人的な感想です)。大好きな舟型に成形されたご飯の形、そして白も眩しい。それから、お皿がでっかいところもいいですね。チキンカツなんて小っちゃく見える。あっ、これはホントに小っちゃいか。あまり好んで食べることがない僕にとっては好都合だけど。
すでに一部でご指摘があったように、たしかに炭水化物+炭水化物にみえるけど、反論させてもらうと、ナポリタンは付け合わせですからね、あくまでも。メインはチキンカツ・・・メインにしては、やっぱり小ぶりか(笑)。

まあそんなことは大した問題ではない。いろんなものが全部のってるということが大切なんだ。いくつになっても、お子様ランチが大好き。ただそれだけなんだ。


1プレートで、思いついたものだけ。
保志奈食堂(静岡県吉原)
はと屋(銀座)

すてきな魔法丼

2012-07-05 22:15:52 | B食の道


もちろん、肉のボリューム、味、価格にも驚いたのだ。
しかし、実は一緒に供された野菜のうまさを引き出すための肉だったのではないか、そう思わずにいられないランチだった。

いやいや、野菜がうまいから、肉のうまさが際立ったのかもしれないな。
肉はやわらかくて、野菜は生なので歯ごたえががあって。でも、噛むほどにそれぞれの味の違いがよくわかってきて、次をどんどん口に入れたくなって・・・あれ? もうなんだかよくわからなくなってきたぞ。
ただ単においしいってことだけじゃないのは確かだ。食べ進めるうちに、食べること自体が楽しくなってくる、魔法みたいな「ステーキ丼」(800円)だった。

お店は、市営地下鉄高島町駅出口すぐの『ど根性ホルモン』。店名も、店構えも焼肉屋さんをイメージしてしまうが、実は農水省から「地産地消の仕事人」に認定され、「横浜野菜推進委員会」発起人であったり、野菜ソムリエだったりというスゴイ方が経営している。野菜は毎日農家に自ら足を運んで直接購入。
そう考えたら、肉も野菜もウマイのはナットクである。

ただ、この「ステーキ丼」、ランチメニューのため、いつもあるかどうかは不明。運が良ければ、魔法を味わうことができるかも。
※個人的な感想です。


赤の刺激、そして誘惑

2012-07-04 20:40:43 | B食の道


「辛い」「やられた」「痛い」・・・
ちらほらとそんな感想を耳にしていたものの、さすがにそこまではと甘くみていた。

辛かった。
やられた。
痛い。

カップ焼きそばのロングセラー「ペヤングソースやきそば」の通称「赤箱」、正式名称「激辛!やきそば」である。
先日、スーパーの棚に残り1個のところをゲットし食べてみた。


赤いパッケージとソース以外は、プレーンと変わらないようだ。しかし、そのソース袋の封を切った瞬間から、香辛料が鼻を突く。まぜまぜしている間に、すでに目の周りが熱くなってきた(ような気がする)。
僕は、カップに限らず焼きそばは目一杯、口に詰め込んでモグモグするのが作法である(笑)。いくら辛いと言われていても、作法に従わないわけにはいかない。
入れたときは何でもなかったが、少し時間をおいてキタ!
そのあとは例によってどんどん放り込まないと我慢できない辛さである。
口の中だけでなく、唇と唇の周囲も燃えている。これは、レトルトカレーの「LEE」の20倍のとき以来かなぁ(個人的な感想です)。ほんとに目の縁からも汗がジワリとにじみだしてきた。用意していた麦茶も、娘が残した普通の焼きそばも、口に入れるものすべてが辛く感じる。
辛さに口腔がやられて痛いのだ。

お気をつけ下さい(笑)。

ただ、困ったもので、「LEE」と同様、また食べたいと思ってしまう。

やった
仕事が手に付かなかったよ。嬉しい! でも、一緒に戦った仲間と決定戦を闘うなんて、なんというシステムなのか。


ジャックはベリーグッド

2012-07-03 23:20:28 | あんな話こんな話


土砂降りの雨の中、立ち食いそば屋で天ぷらそばをズズッっとやって向かったのは「横浜市開港記念会館」。
セミナーも良かったが、やっぱりここは何といっても会場がすばらしい。歴史的建造物が、普通に使われている。というか、安価で借りることができて、いつも市民が当たり前のように使っているというところが美しいのだ。
写真は、セミナー中に見上げた天井。意外に照明が明るくてトンでますね(笑)。ここにもちょっと登場してました。

1dayカフェオーナー募集!

2012-07-02 22:38:06 | あんな話こんな話


「1dayカフェオーナー」という選択肢がある。
相鉄線和田町駅から徒歩1分の場所に立つコミュニティカフェでは、曜日ごとのオーナーを募集している。
いつかカフェをやりたい、いきなりお店を始めるにはリスクが大き過ぎて、将来独立したいのでまずは体験を・・・そんな人に最適なシステムだ。
定年を機に夢だったカフェをゆっくりやりたいとチャレンジし、ケーキが人気の月曜日のオーナーさん。火曜日のオーナーさんは、今月いよいよ自分のお店をオープンさせるという。コーヒーの淹れ方やオペレーションから売上管理まで、週イチですべてを学んだ。
ただ、自分の店がオープンしてからも毎週火曜日は定休日にして、今まで通りここで火曜オーナーを続けるというから面白い。
「だって楽しみにして来てくれる人がいると思うとやめられないのよ」
と笑った。決して人通りが多いとはいえない道路沿いの、しかもとりたてて特徴がある造りでもないお店だが、人と人を繋ぐ何かがあるようだ。
お店の名は『わっか』である。

写真は、今日月曜オーナーさんのチーズケーキ。おウチで焼いて持参するそうだ。見た目よりずっとしっとりふわり、甘さも控えめでおいしかった。コーヒーとセットで、なんと400円!