湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

気にする場合かも

2012-07-21 22:06:38 | 自分四季報


「梅花藻」で「バイカモ」と読むそうだ。
しかも、清流にしか咲かないという。
先日、小田原の蛍田駅から小田原アリーナに向かう途中の小さな川面を白く染めていた。
どこにでもある小さなドブ川という印象だが、大きな鮒も泳いでいるし実は清流なのだ。そういえばこのあたりは水田地帯で、用水路が縦横に走っている。
川面から顔を出して咲いているこんな可憐な白い花を、どれだけの人が気づいているのだろうか。




残念ながら今日はアリーナには行けず。しかも惜敗。明日はサッカーの決戦!

読見聞かせ

2012-07-20 21:56:14 | あんな話こんな話


雨の中、大きな絵本を抱えてオフィスにお客さんがやってきた。
普通に出版されているそうだが、なかなかお目にかからないサイズである(ケータイやiPadと比べてほしい)。もちろんターゲットは個人ではなく、幼稚園や保育園。大人数を相手に読み聞かせる場面を想定している。
子供が小さかったころ、幼稚園で一度だけ(成り行きで)読み聞かせをやったことがあったが、後ろの方の子は見えてるんだろうかと心配になったことを思い出した。
その点、これなら問題なしだ。閉じた状態の表紙のサイズだけでもワクワクするくらい大きいのに、こうして開いてみると迫力満点である。ハイビジョン? パノラマ? 床に置いて、みんなで囲んで覗き込んでも楽しいぞ、きっと。
これで、価格はたしか9,800円+税だという。みんなで楽しめるのだから、決して高くはないと思う。自分が子供だったら、このサイズはうれしかったに違いない。

「食いつきますねぇ」
同僚の声がする。
はい、大人になった今でも、こりゃ相当うれしい(笑)。

同情してゲームオーバー

2012-07-19 20:36:09 | あんな話こんな話


帰りの電車で、運良く座れた。
いくつか駅が過ぎて隣の席が空くと、前に立っていた40代に見えるサラリーマンがクルリと体の向きを変えて着席の体勢に入った。そして、床から網棚に伸びて立つ鉄の棒につかまって、ゆっくりゆっくり腰を沈めていくのだ。動きがぎこちない。
最後は勢いがついてしまいボンッと弾む。完全に着地に失敗した模様(笑)。
顔を歪めながら「あぅっ」と悲痛な声が漏れた。本当に苦しそうである。
これは、間違いなくぎっくり腰をやってしまい、今は回復の途上であろう。わかる、わかる、この痛みはやった者にしかわからないもんね。ん~、痛いだろう、痛いだろう、できれば早く医者に行ってさ、注射してもらって薬もらったほうがいいよ。ウソみたいにみるみる良くなっちゃうから・・・
なんて同情しつつ、さっきから盛んに動いているように見える彼の手元に目をやると、なんとケータイが握られていて、その画面ではオネーチャンキャラの前でトランプがどんどんめくられていたのだ。
さんざん心配させ、同情させておいて、ゲームに夢中かい!

もうその場で何度も大きくジャンプして、座席をユッサユッサ揺らしてやろうかと思ったぞ。

美しき重要建築物

2012-07-18 22:36:45 | あんな話こんな話


もう20年以上も前になるはずだ。
大倉山の商店街のお店がギリシャ神殿風意匠に統一されたというニュースを聞いたのは。
そのときは、どんな趣味の取り組みかいなと思ったものだ。その大倉山エルム通りを、仕事でだけど今日初めて歩くことになった。
そして、ついでにそのギリシャ神殿風に建て替えるきっかけとなった横浜市大倉山記念館に足をのばした。
もちろん、これも仕事です(笑)。ただ、急坂をかなり上るので、8月下旬のフィールドワークのコースに入れるのは無理ですね。今日だって全身汗びっしょりになってしまったよ。
ようやく山頂に到着したら、なんと記念館は外壁を改修中。全面がパネルで覆われ、一端すら拝めず(笑)。

でも、よく見たら入館は可能のようで、僕らは重厚な扉を開けるのだった。
すごいぞ、大倉山記念館。猛暑の中、急坂を上ってきた甲斐があった。
そもそもこの建物は、昭和7年実業家の大倉邦彦氏が「大倉精神文化研究所」として建てたもので、横浜市の有形文化財として指定されているのだ。確かに、科学や化学の研究施設には見えない。石造りのがっちりした階段は、ここが屋内なのか屋外なのかわからなくなってくる。その階段部の天井を見上げると、ライオンやら鷲やらが睨みをきかせているのだ。



そんな館内に、遠くから歌声が聞こえてきては崇高な響きとなって天井に昇っていく。讃美歌か? いや、よく聞くと、ママさんコーラスじゃん。おや、こっちの部屋では小さな子供たちがバレーの練習中。
なるほど、こんなに立派な歴史的文化施設が、市民に開放されていたのだ。しかも、びっくりするほど安い料金で。それを市民が当たり前のように使っている! ここといい、あそこといい、すごいぞ、横浜市! こうやって活用しながら維持していく姿勢が素敵だ。
用もないのに借りてみたくなる(笑)。地下には図書館も付属しているし、この雰囲気のある空間で、ひとり静かに精神文化について勉強してみようか。
ところで、精神文化って何?




エルム通りの畳屋さん


モスだって、このとおり

いや、だから、あの・・・

2012-07-17 21:27:04 | あんな話こんな話


先週あたりから、また時々めまいのような、ふらつくような例の症状が出て、そろそろヤバイんじゃないかと、久しぶりに病院に足を運んだのだ。
「仕事が落ち着いたら脈も落ち着くはずだけど、ずっと頻脈が続くようだったらまた来てください」
と言われていたこともあり。

でも、今日も結局なにもわからず、とりあえず薬が処方されたのである。
そして、薬局で受け取った薬の説明書の「注意事項・相互作用・副作用など」の欄には、こう記されていた。

「めまい、ふらつき等があらわれることがありますので、車の運転や・・・」

おいおい。



写真は、もうこうなったら神頼みってことで。

今季初小田原で初勝利!

2012-07-16 17:40:25 | 湘南ベルマーレ


3節を終えて勝ち点0

サッカーの好調さに比べると、3連敗とどん底からのスタートを切ったフットサルだったが、ホームの小田原アリーナでの開幕戦で遂に勝利をおさめた。

1点リードで迎えた最後は、大分のパワープレーに1500人のスタンドと共に耐え抜いたカンジ。1つのボールの行方に3000もの眼が集中し、声を上げ、手を叩き、足を踏み鳴らした。始めから高かった室内の温度は、さらに上昇したはずだ。


特に嬉しかったのは、久光選手の活躍。2年近くリハビリにつとめていたのではないか。しかも、今日は見事なゴールも決めたのだ。

昨日のサッカー、今日のフットサルと2日連続で勝ち点3をもぎ取ったものの、その相手がどちらも大分だったところが、ちょっと気分を複雑にする。お見舞いと、災害からの復興を祈ります。


安藤選手(天を仰いでいる)の決勝点!


こちらは毎シーズン開幕戦のお約束、加藤市長VS阿久津コーチ兼MC対決!

惹句と豆の画家

2012-07-15 22:36:34 | お休み日和


「似顔絵屋で~す、いかがですか~、似顔絵屋ですよ~」

大磯の夜市に出かけた。想像以上の人出に気圧された。
そんな中、端っこで、ベレー帽を被ったチビッコ画家さんが、目の前に腰掛けた三人組の女の子の似顔を描いている。気持ちいいくらいスラスラと描き進めていてプロっぽい。自信ありげである。
その自信、どこからくるのかなぁと思っていたら、呼び込みをやっているお母さん(たぶん)が付け加えた。

「似顔絵屋ですよ~、似てない似顔絵屋、似てたらラッキーですよー」

周囲からどっと笑いが起こる。
でも、なんだか不思議と描いてもらいたくなる絶妙な惹句だなぁ。


看板もいい。似てるじゃん!


みんなの鎌倉遠足』に何度も参加してくださったご夫婦も出店。

広告のないJリーグ本

2012-07-14 18:05:31 | 湘南ベルマーレ


『JリーグNEO!』(アエラムック 朝日新聞出版 1200円+税)が出ている。
巻頭のグラビアをパラパラやっていったら、今年の8ゲートの様子が。
巻末近くの「地域との絆深めて」という記事にも、総合型スポーツクラブとしてのベルマーレが紹介されている。
Jリーグ百年構想パートナーの朝日新聞社目線での編集ということで読み応えもあり、ベルマーレ云々ではなく“買い”です。


おや、この方も!

ワーン、信じーられないランチ

2012-07-13 21:54:13 | B食の道


「中華街ランチ史上最高!」
中華街のランチのほとんどを食い尽くしているという達人が興奮気味に、そう言ったのである。

といっても、その達人というのはおっさん二人旅のもう一人のメンバーなんだけどね(笑)。

今日も彼の運転する社用車に迎えられ、史上最高のランチが待つ『王興記』へ。
朝陽門や天長門にほど近い場所、建物自体は小さ目である。ただ中に入ると天井が高く、そこにはなぜか雲龍図が描かれている。

さあ、ランチだ。「土鍋ハンバーグ」とか「豚しょうが焼き」とか、中華街らしからぬメニューが並んでいる。おいおい・・・だいじょうぶなのかぁ。
でも、ここは達人の言葉を信じ「豚生しょうが焼き」をオーダー。

「オチャはアイスかホットかドッチか?」
片言で問われ、思わず
「ホットデ」
と片言で返してしまった(笑)。

食後にコーヒーが付くと聞いていたので、それがアイスかホットかと尋ねられたのかと思ったら、まず出てきたのはウーロン茶だった。しかも、ホットは一人用のポットで!

まもなくお盆に載った「豚しょうが焼き」がドーンと登場。
おいおい・・・今度は驚愕のおいおいである。



なんでしょう、この素晴らしいビジュアルは。丼のご飯、具だくさんで彩りも美しいスープ、甘い系だけどサッパリしたドレッシングのかかったサラダ、漬け物、そしてマンゴープリンには練乳がかけられている。
大きめのお皿に盛られた豚肉が少なく見えてしまうほど、とにかく脇役達の存在感がたくましい。
いやいや、実はその豚肉もしっかりしてるぞ。僕が大好きなペラペラで脂身タップリのチープなやつとは比べ物にならない。おや、豚肉の隣には玉ねぎとタルタル系のソースが盛られている。サラダとは別にですよ。
これをお肉にからめて口に運ぶ。もちろん間髪を容れず白飯も運ぶ。おぉ、しょうが焼きマニアにとっての至福がやってきた。
あぁ、これは奇跡だ。
彼が言う通り、中華街史上最高のランチである(個人的な感想です)。

えっ? こんなレベルなら広い中華街だ、他にもあるだろって?

エッヘン、さらにですね、食後のコーヒー(これも小さいけどちゃんとしていた)がついくるんですよ。
それで、なんと500円!
このボリュームで、この味で1コインなのだ。

いい~んですか

と高い天井に響き渡るくらい大声で、川平慈英風に叫びたくなった。

もともとランチは650円で(それでも安いけど)、金曜日だけ500円だったのだそうだ。いつからか月~金まで500円に。しかし、まだ浸透していないのか、昨日はガラガラだったという(今日は満席)。
昨日はガラガラって、達人は二日連続かい(笑)。なになに?「来週からはヘビーローテにする」って。
う~ん、僕もそうしたい。

すっかりいっぱいになったハラをさすりながら駐車場に着くと、料金はなんと600円だった。



いま『王興記』の読み方を調べてみたら「ワン・シン・ジー」だという。達人の名前が偶然にも「伸二」である。

ドッカンドッカンねぎ肉そば

2012-07-12 21:53:46 | B食の道


息子が「ドッカンねぎ肉そば」(819円)を、
僕は「あっさり醤油ラーメン」(577円)に「ドッカンねぎ」(157円)のトッピングをお願いした。

ところが、僕の目の前には普通の「あっさり醤油ラーメン」が置かれ、息子の目の前に現れたのは「ドッカンねぎ肉そば」に、さらに「ドッカンねぎ」がトッピングされた衝撃のビジュアルであった(笑)。
オーダーをとった女性の胸の名札に「研修中」と書かれていたので、ちょっぴり心配ではあったんだけどね。