湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

厳選上天丼

2012-06-10 16:58:22 | B食の道


『はなまるうどん』とか『丸亀製麺』といった讃岐うどんのお店では、まず「うどん」を頼んだら次はトッピングする「天ぷら」をお皿に取っていって最後にお会計をしてもらうシステムだ。

この最初に頼む「うどん」を「ご飯」に代えるだけで「天丼」になる!

そんな面白いメニューを考えだしたのは『古式 讃岐うどん 温や』である。
そのメニュー名がふるっている。

「じぶん天丼」

今日、フードコートに掲げられたパネルに発見した。さっそく挑戦!
僕がご飯の上に載せたのは、ナス天、かぼちゃ天、ちくわ天、たまご天。とにかく好きなものだけ!(ホントはさつまいも天もいきたかったけど、食べ過ぎちゃいそうなので自重)
おいおい天丼といえば海老天だぞという人がほとんどだろうし、天丼屋さんにも怒られそうなチョイスだけど、海老は好んで食べるほどではないのであえて外す(笑)。第一「じぶん天丼」なんだから僕の勝手じゃん。ひとの意見など聞く必要はないのだ。

そもそもちくわの磯辺揚げやたまご天なんて、普通では考えられないアイテム。もちろん、僕自身だって初体験である。でも、まずかろうはずがない。特に、たまご天はいいですね。うどんに載せたたまご天は衣がスルリとむけちゃったりするけど、出汁がないご飯の上だと衣を纏ったままいただけるので嬉しい。いやぁ、最高だったな。
僕の厳選天丼は、天ぷらはどれも100円前後で、ご飯が150円、合計560円だった。
今度は、たまご天を5個並べてみようか(笑)。

雨上がりに咲く紫陽花

2012-06-09 20:59:05 | 湘南ベルマーレ


いつもの南からの海風ではなく、北からの風に細かい雨が吹き付けていた。
そんな中、19位の富山に苦戦。攻め続けているものの、どうにもしまりがない展開だ。危ない場面がないのは、相手の拙攻に助けられているからにしか見えない。ところが、えてしてこういう試合は最後の最後にやられてしまう。
それだけはダメヨ、ヤメテと祈っていると雨が上がり、やがて鮮やかなピッチを照らす日差しが選手の影をクッキリと浮かび上がらせた。そして、バックスタンドの端から端に、薄い虹が大きなアーチをかけたのだ。
そんな風景をぼんやり眺めていると、いつのまにかアディショナルタイムに入っていた。
+1分。
ゴール前の密集の中、頭で決めたのは、長いリハビリを経て復帰した中村選手だった。
あまりにもできすぎた演出。シナリオを書いたのはいったい誰だ!

長い笛が吹かれた。わき上がるスタンド、飛び上がるベンチ。
そのベンチの前で、膝を着き顔を覆っている選手がいる。


馬場選手だった。
勝ったのは、首位を独走していた4月22日の東京V戦以来。あれから5分3敗と完全に失速していた。その長い長いトンネルの中も、とにかくがむしゃらに走って走って走り続けた「平塚の男」である。
周囲に声をかけられ、抱き起こされ、バックスタンドに向かう他の選手たちに追いつくころには笑顔が見えた。
そうだ、そうだよ、まだまだこれからなんだ。大切なのは、次だ。
今日のこのドラマチックな結末をきっかけに、新たなスタートを切ろう!

青と緑に染まるスタンドは、まるで雨上がりに輝く紫陽花のようだ。
帰り道は、久々に笑顔の花が咲いていたのである。

隠れた名店

2012-06-08 19:50:49 | あんな話こんな話


アーケードのある商店街は、雨にも陽にも当たらず歩けて助かる。
でも、たいていは後付けなので、実は素敵な看板建築がすっぽり隠れてしまっているケースが多い。そのうち後継者がなく店を畳んだり、改築の憂き目にあう。歴史的文化財は、もう人の目に触れることもなく消え去るのみである。
開店当時は、きっと「三丁目の夕日」のセットみたいな素敵な商店街だったはずなのだが。

写真は、大口通商店街。アーケードの上に少しだけ顔を出している看板建築。ずらりと並んでいる。もしもアーケードがなかったら・・・

名もなき店のライスカレー

2012-06-07 20:46:20 | B食の道


大口通り商店街の中ほどから西にのびるあけぼの通商店会。その一角に「日替わり定食」のノボリが立つ小さな飲食店見えた。あの日入り損ねた店である。
外見の印象よりも新しく明るい店内は、5~6人も座ればいっぱいになりそうなカウンター席のみのかわいいお店。
頼んだのは「カレーライス」だ。400円という値段にひかれた(笑)。

「お兄さん、大盛りにしなくてもいい?」
厨房からお母さんが顔を出す。
普通盛りは少ないのかと尋ねたら、「この位よ」とわざわざ盛り具合を見せてくれた。
十分、十分、いいよ、それで。
「そーお?」
えっ?そんなに食うように見えるかなぁ(笑)。

さて、出てきたカレーライスは、実にいいカンジ。子供のころ田舎のおばあちゃんが作ってくれた、出来合いのルーを投入するのではなく、カレー粉をうどん粉でといたような、見事に黄色っぽい懐かしいカレーライスだ。もちろん、肉は豚コマが少々。欲をいえば、もっと脂身がほしかったけど(笑)。
味も見た目通りで懐かしかった。でも、ちゃんと辛くてね、大人用になっていた。もう、夢中であっという間に食べちゃったのである。やっぱり大盛りにしておけばよかったかな。

聞けばこのお店、食堂兼飲み屋さんになってからまだ3年だそうだ。その前は、ずっと総菜屋さんだった。商店街の客数が減り売上が落ちたので、従業員を雇わなくても一人で切り盛りできる業態に変更したという。
総菜屋さんだったらこのカレーライスとも出会えなかったわけで、申し訳ないけど売上低迷も僕にとってはラッキーだったというわけだ。
おっと、電車に乗ってから気づいたんだけど、お店の名前がわからない(笑)。


その名前のわからないお店は右の一番手前。

うなったどん

2012-06-06 22:36:47 | あんな話こんな話


数年前に惜しまれつつ閉店した老舗のうなぎ屋さんが、お祭りの開催期間中のみ復活したという。もちろん連日長蛇の列だったそうだ。
お重タイプが2,000円、そして写真の丼タイプが1,000円である。
今年は特にうなぎが高いので、発泡スチロールの器とはいえ、安い!
もう二度とお目にかかれないはずだった幻の老舗の味だ、そう考えたら激安じゃないか。

ただ、実物を目の前にすると、唸らずにはいられなかった・・・

















どうです、このサイズ(笑)
また小さな器に実にぴったりのうなぎがいたもんだ。まるで、よくできたミニチュアのようである(笑)。

でもまぁ銘店ならば「うな丼」や「うな重」は3,000円とか5,000円とかが当たり前だから、驚くほどのことはないのかもしれない。
そう考えると、これはこれで確かに1,000円の価値がありそうな気もする。
人にこれを買ってきてもらった方も驚きながらも「たしかにうまい」と言っている。
ただし、1分もかからずに完食してしまったようだ(笑)。


閉店といえば、関内勤務になったので行こうと再訪しようと思っていた梅香亭が、昨年閉店したそうだ。残念!

危ないからやめて

2012-06-05 22:58:25 | あんな話こんな話


駅前ロータリーに待機する台数が限られているのか、いつも帰宅時には住宅街の道路でタクシーが何台か縦列停車している。
運転手さんの多くは、車内で寝ているか、車外に出てタバコを吸っているかである。
今晩いつもの場所に通りかかると、ちょうど車外で喫煙していたおじさんが携帯用灰皿にたまった灰を下水溝に捨てているところだった。そして、最後に口にくわえ火がついていたタバコまでポイ。

「そこはゴミ箱じゃないですよ!」

思わず声をかけてしまった(笑)。
彼は無表情でこちらを見返す。あまりにおっかない顔をするので、屋根の上の社名が記された行灯をジッと見てやった。

先日は、やはり住宅街で運転席の窓を開け右手を出して走るタクシーを見た。もちろん、その指には火がついたタバコがはさまれている。しかも、トントンと灰を落としているのだ。大通りに出る所で一時停止していたそのタクシーに追いついた。
そこで、開いた窓を覗き込んで言ってやったぞ。

「禁煙って書いてあるけど、運転手さんは吸ってもいいんだ(笑)」

彼は一瞥して、そのまま走り去った。

こういう話を家ですると「危ないからやめて」と言われるので、今日はここで発表した(笑)。
もちろん、ほとんどはいい運転手さんのはずですよ。

写真は、本文と関係ありません。静岡県吉原で

これぞ産直!

2012-06-04 20:57:36 | B食の道


米びつの中身がいよいよ危うくなってきたため、昨日は夕方になって妻の実家(海老名)にクルマを走らせた。
となれば、野菜も収穫させてもらう。
キャベツ、レタス、サニーレタス、きゅうり、じゃがいも、ニンニク・・・お店が開けそうな勢いである。いただくだけでかなりゼイタクなのだが、そのどれもがみんな新鮮であることがこの上なくゼイタクだ。
となれば、ありがたくいただかなければならない。いつも以上に満腹な夕げになったことはいうまでもない(笑)。

なるともやしいため

2012-06-03 20:26:17 | 湘南夕日食堂


ママさんバレーの試合で不在の妻に代わり、夕食づくりを担当(笑)。
冷蔵庫をのぞくと、賞味期限が昨日の「なると」まるまる1本を発見。そこで、もやしと豚こまと卵で、いつものようにざっくり炒める。味付けは、にんにく、鶏ガラスープの顆粒と塩胡椒、醤油、みりん。
もやしのシャキシャキとなるとの弾む歯ごたえとで、なかなかおいしい。子供たちにも好評で、売れいきもよかった。わざわざなるとを買ってきてでも作りたくなる。
写真の向こうに見えるのはチャーハン。なるとが多すぎたので、チャーハンにして小さく刻んで投入した(笑)。

鎌倉→横浜

2012-06-01 22:43:23 | あんな話こんな話


新しい仕事に就いて2ヶ月目に入った。
去年の日記を開いてみると、ちょうど今日、横浜を訪れている。
鎌倉の仕事でたまたま横浜にやってきたのだったが、そのときはまさか一年後にここで働くことになるなんて思いもよらなかったのである。
来年の今ごろは、どこで働いているのだろう。面白そうな仕事がある所が勤務地という、楽しいけどかなり危うい人生になっちゃったなぁ(笑)。

写真は、今日から始まった開港祭で、横浜公園に並んだバザーのテント。