いつもの南からの海風ではなく、北からの風に細かい雨が吹き付けていた。
そんな中、19位の富山に苦戦。攻め続けているものの、どうにもしまりがない展開だ。危ない場面がないのは、相手の拙攻に助けられているからにしか見えない。ところが、えてしてこういう試合は最後の最後にやられてしまう。
それだけはダメヨ、ヤメテと祈っていると雨が上がり、やがて鮮やかなピッチを照らす日差しが選手の影をクッキリと浮かび上がらせた。そして、バックスタンドの端から端に、薄い虹が大きなアーチをかけたのだ。
そんな風景をぼんやり眺めていると、いつのまにかアディショナルタイムに入っていた。
+1分。
ゴール前の密集の中、頭で決めたのは、長いリハビリを経て復帰した中村選手だった。
あまりにもできすぎた演出。シナリオを書いたのはいったい誰だ!
長い笛が吹かれた。わき上がるスタンド、飛び上がるベンチ。
そのベンチの前で、膝を着き顔を覆っている選手がいる。
馬場選手だった。
勝ったのは、首位を独走していた4月22日の東京V戦以来。あれから5分3敗と完全に失速していた。その長い長いトンネルの中も、とにかくがむしゃらに走って走って走り続けた「平塚の男」である。
周囲に声をかけられ、抱き起こされ、バックスタンドに向かう他の選手たちに追いつくころには笑顔が見えた。
そうだ、そうだよ、まだまだこれからなんだ。大切なのは、次だ。
今日のこのドラマチックな結末をきっかけに、新たなスタートを切ろう!
青と緑に染まるスタンドは、まるで雨上がりに輝く紫陽花のようだ。
帰り道は、久々に笑顔の花が咲いていたのである。
さっき男子バレーが終わって「土曜ワイド劇場」にチャンネルを変えると、殺された青年の部屋にベレマーレのカレンダーが!
検事・朝日奈燿子「このチームが好きだったんですか?」
母親「ときどき試合を観に行っていました」
このやりとりは?
鍵を握っているのか?
別の意味で、目が離せなくなってしまった(笑)
テレ朝「土曜ワイド劇場」の続き。
なんと「婚活シート」が鍵を握ってました!
昨年のゲームの模様がちょっとだけ登場。
異なるスタジアム外観、フラッグやユニフォーム、マスコットなどグッズが並ぶ営業部でのやりとりも(もちろんプレハブじゃなく!)
テレ朝「土曜ワイド劇場」の続きの続き。
ゲームは横浜FCに失点
「また負けてんじゃんかよー」
X-GUN西尾さんに言われてしまったぁ。
劇的な勝利でスタジアムも興奮状態だったでしょうね。
勝ってよかった。
今日のブログは涙が出ちゃいます(笑)
まだゴール裏に行けませんが、ちゃんと応援してます!
今日の空のようにスッキリとまではいきませんが、
モヤが少し晴れてきたような気がします。
soraさんも、
中村選手のように、ゆっくりしっかり
そして、復活してくださいね!