湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

相武台前の佐世保を湘南で

2009-09-24 23:57:31 | B食の道


ベルマーレの試合前に5ゲート裏で開催されるフードパークは、いつも大盛況。
中でも、いつも列ができているので敬遠していたのが、佐世保バーガーの『アンクルサム』だ。
ところが、昨日は今ならすぐに製作に入れるというので足を止める。ならば、せっかくだから(笑)「ダブルビーフベーコンエッグチーズバーガー」(600円)を頼んでみた。
開門まで待って競技場内に持ち込んでから袋を開いたので、すでにアツアツではない。しかも、見た目も潰れ気味。お世辞にもおいしそうとは言えなくなってしまったのが残念。
味のほうもベチャッとしていて、始めは飽きてしまうかなと感じる。ところが、頂上のバンズの下に生の玉ねぎが隠れていて、これを一緒に噛んだところから一気に爽やかとなり、あっという間の完食だった。
小さいのにかなりの重量感があり、実際食べ応えも十分だった。グルメバーガーとはいかないまでも、これで600円ならかなりのコストパフォーマンスだ。ん~、そうですね、デジイチとデジカメの間のコンデジといった位置づけかな(笑)。
今度はぜひ、その場でガブリといってみよう。
できれば相武台前のお店にも行ってみたいものだ。

過去に食べたハンバーガーはこちら


こちらは今朝の駅前の空。秋ですねぇ。

優勝は2点目が決め手

2009-09-23 23:08:50 | 湘南ベルマーレ


お願いですから、2点目を獲ってください。
最後までヒヤヒヤドキドキで心臓が持ちませんので。
複数点をあげたのは、約2ヶ月前の福岡戦の2点が最後。しかも、あの時は3点獲られて逆転負け。
そして、1ヶ月前の8/23の仙台戦からは7試合連続で1得点。
ん~、1点ではあまりにも危うすぎる。
お願いだから、あと10試合。目指せ1試合2得点!
そうすれば見えてくるぞ!

写真は、GKが一歩も動けなかったスローモーションのようなゴール後の寺川選手に菊池選手と臼井選手が両側から接近するシーン。
続きはWEBで…じゃなくて下へ。


捕まえて頭を押さえ


押し倒す


そこへやっぱり現れたジャーン選手


今日も馬乗り(笑)

こんなシーンを毎試合2回以上お願いします。

やぶそばでしめる

2009-09-22 22:59:06 | B食の道


深川や森下あたりをポタポタして東京駅に戻り、別れた男二人。
僕は丸の内オアゾの丸善に寄ろうと思ったが、走っているうちにせっかくだからもう少しだけグルグルすることに。いつも歩くところを自分の自転車で走る面白さを満喫である。
そのうち住所が大手町から内神田に。よーしというわけで、せかっくだから(またか!)あの一角に。
ここまで来たならせっかくだから(笑)、軽くそばをズズーとやっちまおうかと『かんだやぶそば』(明治13年創業)の門を入った。


夕方だが案外すいていて、すぐに着席。迷わず「せいろうそば」(700円+税)を。黄緑色のエプロン姿のホール係のお母さんが客席に向いた帳場の女将さんにオーダーを伝える。
「せ~い~ろ~ひと~~つ~」
独特の節で今度は厨房に伝えられる。テーブルに伝票は置かれない。座敷も含めかなりの席数だが、この女将さんが帳場で客席のすべてを管理しお会計時にちゃんと完結してくれるシステムだ。お見事!
「せいろう」を待つ間、今日撮った画像をカメラのモニターで見ていると、背後から何やら視線を感じる。ホール係のお母さんだ。
「何かな~と思って」というので、深川のほうへ行ってきた旨を話しながら見せる(笑)。他のお母さんたちも集まってきて小さなモニターをみんなで覗き込むおかしな光景。
「て~ん~ぷ~ら~…」
女将さんの声に、みんなパッと持ち場に戻る(笑)。
せいろうそばがやってきた。緑がかった細いそばが美しい。
「写真を撮ってもいいですか?」と聞くと「どうぞどうぞ」と。
「じゃあ、そば湯も置いたほうがいいんじゃない?」他のお母さんが土瓶を持ってくる。
「これは、どけときましょうね」また別のお母さんがメニューを隣のテーブルに移す。
プレッシャーかかるなぁ。
でも、こんなうまそうなものを前にして一刻も早く食いたいし(笑)。
あっという間でした。うまかった。個人的に好きなタイプのそばでした。
ツユもいかにも江戸前らしく濃い目。ちょいと浸してズズズ~と。ん~たまりません。また、会社帰りに寄って、サッと食いたいね。ただ、今度は一人ひっそりと食べさせて(笑)。

男二人下町を北上

2009-09-22 21:43:29 | おっさん二人旅


人工砂浜をハシゴして以来である。
歩く友人あらため自走する友人と東京駅で待ち合わせて、今日は深川方面へ。もちろん僕は輪行、彼は横浜新山下から2時間弱かけて自転車で北上してきた(笑)。一応折り畳み機能があるのだが、何度やっても作業に30分を費やすため、最近は畳まなくなったらしい。
さて、なぜ深川方面か、理由は特にない。昨日地図を見ていて、東京駅から右手(東側)を辿ってみただけ(笑)。
日本橋、茅場町、新川…仕事で歩いて記憶にある風景が、自転車のスピードと爽やかな風を受けて全く違って見える。休日なのでビジネスマンの姿もなく、クルマも少ないから余計ね。


堂々と、そして重厚な永代橋を渡ると、まもなく門前仲町である。社が見えたので自転車を降りて参道を歩く。深川不動堂である。隣は、御神輿で有名な富岡八幡宮。10時過ぎだというのに、すでに観光客がぞろぞろ歩いている。スゴイもんだねぇと驚いたが、オレたちもそのうちの二人だった(笑)。

早めのお昼は、せっかくだからと深川飯を。


『門前茶屋』で「深川あさり蒸籠飯(せいろめし)」(980円)をいただく。おびただしい数のあさりが嬉しい。刻んだ油揚げとネギの歯応えもいい。それが、蒸されているのでかなりアツアツ。ずっとハフハフしながら食べ進めることになる。

上アゴを火傷したので、これを冷やすために甘味処へ急行(笑)。老舗だとガイドブックに紹介されていた『いり江』にて「豆かん」(460円)。


おびただしい数の豆が嬉しい。豆の下からようやく現れた寒天もテングサの香りが強く、よく合う。自然の味を上品にこれでもかというくらい堪能できる。

門仲から北上しよう。すぐにあるのが、深川のおゑんま様と親しまれる法乗院。


ゑんま様の前には、お賽銭を投げ入れる穴がたくさん並んでいる。「交通安全」「家内安全」「安産」「健康」などポピュラーな願い事の他に、「いじめ除け」「浮気封じ」といった超個人的事情も並ぶ。今日の旅の安全を願って「交通安全」にポトリと落とすと、突然いい声でありがたいお説教が始まった。これにはビックリ!ただ、交通安全とは特に結びついた話ではなかった(笑)。

さらに、北上。舌だけでなく、知識としても深川をしっかり理解しようと『江東区深川江戸資料館』を目指した。ところが建て替えのため長期休館中。今日のハイライトになろうかというスポットを失い、続いて『田河水泡・のらくろ館』(江東区森下文化センター)へ。途中、のらくロードという商店街を通る。休日ということで車道も歩行者天国になっているが、車道どころかアーケードにもほとんど人影はなく寂しい限り。


「のらくろ」は戦前戦中の人気マンガだが、実はキャラクターがビジネスになる礎となった作品といわれている。もっとも、その頃はビジネスやライセンスといった概念もなく、作者の田河氏も自由に使わせていたそうだが。

『のらくろ館』を後にした僕たちは、一旦隅田川を眺めてから森下のベーカリー『カトレア』(旧店名:名花堂)へ。現在は建て替えられ今ドキの店舗だが、明治10年創業。僕たちが当たり前のように食べているカレーパン、実は洋食パンという名でここで誕生した。
前を通っただけでカレーのいい匂いが漂う。飛び込んだら「次の焼き上がりは3時です」とのこと。まだ1時間近くあるので、のらくロードを行ったり来たりしたり、今どきのカフェでお茶をしたりして時間をつぶし再訪。
店内には、すでに列ができている。一人で5個、6個と買い求める人が多い。トレーの上に載っているのは、すべてカレーパンという人もいた。1日600個~1000個も出るらしい。


手に取ると、ズッシリ。大きい上に、具のカレーがたっぷりと詰まっている。
特徴あるカレーパンというのは時々あるが、これほど普通なんだけど実に豊かなカレーパンは初めてだ。おいしい。元祖という看板だけでなく、売れている理由はこの満足感に違いない。
ただ、なぜか“懐かしい” 印象はまったくなし。カレーパンは、いつの時代もやっぱりカレーパンだからかな。

そこから、また北上。途中、自転車に乗るちょんまげ姿のお相撲さんと二人すれ違う。そういえば、本場所中だ。人がわんさかいる両国、国技館を経由して蔵前橋を渡り、問屋街を東京駅方面に南下する。
次回の『おじさん二人ぶらり旅』の行き先を決めて別れる。彼は、東京駅からまた自走して自宅を目指す。僕は…。

角の駄菓子屋

2009-09-21 17:51:04 | あんな話こんな話


小田原方面から国道1号線を東へ進むと、二宮駅前を過ぎたあたり右手の商店に「お菓子・たばこ 満壽屋」の文字が見える。
二宮駅から海水浴場(と町立プール)へ向かう道の角にあるので、夏には店頭に浮き輪や麦藁帽子がぶら下がっていて、海辺の田舎町といった風情だ。
土曜日、小田原アリーナからの帰り道、自転車だったので、ちょっと寄ってみた。
想像通り店内は、懐かしい駄菓子、新しい駄菓子が所狭しと溢れていた。
「どのぐらいになるんでしょうねぇ」と、お母さんにはハグラカされてしまったがかなり古そう。駅への行き帰りに、ここに寄りワイワイやった子供たちは数え切れないはずだ。都市化が進むスピードがゆっくりな二宮町だからこそ、こうして昔のままで続いているのかもしれない。がんばってほしい。
ついつい、いいおっさんも小さなカゴいっぱいに買い込んでしまったぞ(笑)。
写真をお願いすると「私が入らないなら1枚だけ」とOKを出してくれた。

小田原アリーナの帰りに、ここと共に寄りたいお店だ。

恒例農作業DAY

2009-09-20 23:15:43 | 自分四季報


僕が子供の頃は、母親の実家で田植えや稲刈りがあると、親戚中が集まって手伝いをしたものだ。
妻の実家では、田植えならぬイチゴの苗植えの手伝いである。
今年は、子供たちにも有無を言わせず朝から日が暮れるまで手伝いをさせた。土にまみれ、日を浴び、汗をかき、腰を折り曲げ、荷物を運び、農家の日ごろの労働を実感。
ただ、お腹をすかせて、みんなでワイワイお昼を食べ、みんねでガハハハ“おこじゅう”(おやつ/上写真)を食べ、みんなでご苦労さんと夕飯をたらふく。そんな楽しさもたっぷり味わうことができた。
今日、植えた苗が土と水と日をみんなの愛情でやがて真っ赤な実をつけ、出荷されお店に並び、どこかの家庭の笑顔につながっていく。そう考えると、疲れて全身筋肉痛になっても、実はとてもステキなお手伝いなのだと思うのだ。


みんなが大きくなって手伝う人数が増え、作業がはかどるようになった。

ん~、長居では退場者も出て残念な結果に。でも、よく1点返したなぁという印象も。相変わらずこのカード、シュート決定率は断然上回っているんだけど(笑)。あぁ、今日も21本対4本とシュート数自体が違いすぎるか。
上位とは離されてしまったけれど、甲府が破れるとは!まだまだ見放されていません。しかも、ベルマーレから草津へレンタルの小林選手が!ありがとう!

うな丼の店でカツ丼

2009-09-19 20:32:56 | B食の道


この前を通る度に気になっていた小田原は錦通り商店街の『相住食堂』。今日は暖簾が出ていたので、迷わずくぐってみた。
薄暗い店内は、いきなり昭和。時が止まっている。おばちゃんが着ているいかにも大衆食堂のという昔ながらの上着の白が浮き上がる。
腰をおろそうと目を手元に転じると、使い込まれた赤い椅子が、今度は渋い光を放っていた。そして、いかにも小さい。お尻の片方しか乗らないといったら大げさか。今はきっと手に入いらないだろう、これぞ昭和サイズである。
おばちゃんは、厨房を背にホールを向いて簡易なカウンターを前に立つ。厨房との境にある小窓を開けておばちゃんがオーダーを通す、出来た料理を受けとる。これまた昭和スタイルだ。時代が変わっても、ここではずっと続けられていくだろう。
こういうお店だからこそあえて洋食的なメニューをと思ったのだが、残念ながらチキンライスしかなく(オムライスを期待したんだけど)、結局この後の縁起を担いで「かつ丼」(900円)を頼む。
おや、後から来た客5人は全員「うな丼」(1500円)を注文したぞ。そういえば、表に「うなぎ」って看板が出ていたような肝吸い、いや気もする(笑)。


カツ丼は、残念ながら衣のサクサクはまったくないタイプだったが、なかなかイケる。見た目ほど味は濃くない。厚みこそないが、いい肉を使っているようだ。僕には上質すぎるけど。
ガーッとかっ込んでしまったので、食べている間に他のテーブルにうな丼は現れず盗み見ることはできなかったのが残念。みんな入ってくるなり「うな丼」と言うのだから、よっぽど名物なんだろうなぁ。


おぉ、やっぱり「うなぎ」と書いてあった!