湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

明日のためにその1

2009-03-26 23:28:00 | あんな話こんな話


来年の今頃は、二人の子供が同時に卒業し、それぞれ新たなスタートの準備をしている頃だろうか。
ただ、二人とも親に似てデキがいいだけに、どんなスタートの準備をしているのかは想像もつかないけど(笑)。
いや、第一こんな世の中だから、自分自身の来年の今頃さえどうなっちゃっているのかわからないのだ。
ただ、暗くなってても、愚痴を言い合ってても、何も生まれてこないぞ。こんな時代をチャンスだと思って、思い切って新しいことにチャレンジするのもいいと思う。
うん、そうだ。まずは自分を変えていこうじゃないか。

一つ目のチェンジ。
「明日から一切“大盛り”をやめる」

いきなりハードル、高いなあ。
みなさん、この日記の『B食の道』に大盛りが登場しなくなっても心配しないでくださいね(笑)。

朝のヒカリ、春のチカラ

2009-03-25 23:13:06 | 自分四季報


朝、目覚めると明るい。
それだけで、なんだか嬉しい。
真っ暗な中、よっこらしょと起き上がるのとは、わけが違う。明るいとヒョイと起き上がって、ん~と唸りながら伸びをしたくなる。
ほら、なんだかんだ言っても、ちゃんと春は巡ってくるし、体も元気になっていくような気がする。
ニッポンには、もう春なんて来ないのかと思っていたけどね(笑)。

愛じゃない!恋じゃない?

2009-03-24 23:56:45 | 思い出日和


午後、仕事で鶴見駅からバスで大黒埠頭に。
ベイブリッジのたもとに立つと、20年ほど前、ある女性と交わした約束を思い出さずにはいられなかった。
(おいおい長くなりそうだぞ、簡潔にな)

それは、あるウィークデーの午後。当時まだ恋人同士だった妻と、完成して間もないベイブリッジを渡りスカイウォークにやってきた。
ガラガラの駐車場に車を停めて歩き出すと、ドラマのロケに出くわす。有名人がぞろぞろ。ただ、見学者はぼちぼちだった。
その現場から少し離れた所に、いわゆるロケバスが停まっている。真ん中のドアが開いていて、人影が動いたような気がした。
目を凝らすと、当時大好きだった女性タレントが、こちらを向いて座っていた。
「あっ!早見優ちゃん」
と思った瞬間、彼女は見られているとは知らずアクビを始めたのだ。もちろん手で口を覆ってはいるものの、真正面に立っている僕の存在に気づいて驚く。
ここからだ、まるでドラマのような展開で、二人は固い絆で結ばれていくことになるのは。
「しまった!」
という表情を見せながら彼女は、口の前に広げていた手の人差し指だけを立てた。
そう、「シー」「内緒」というポーズをとったのだ。
そして、潤んだ瞳で僕だけを見て、こう言った。
「いま見たことは、これから先もずっとずっと、二人だけのヒ・ミ・ツ」と。
いや、口に出して言ったわけではなかったのかもしれない。でも、僕には確かにそう聞こえたのだ。
当然、僕は笑顔で頷く。彼女もまた、潤んだ瞳のまま飛びきりの笑顔を投げて寄越すのだった。
時間にすれば、ほんの数秒のこと。しかし、そのとき僕と彼女の間には永遠の時が流れていた。
あれから20年、遂に僕は彼女との約束を破って、今日事実を世界に発信した。
ごめんね、優。
彼女はこんな僕を見て、また瞳を潤ませるのだろうか。
あぁ、アクビしなけりゃ潤まないか。

WBCのシャンパンファイト、見てるだけで笑顔になっちゃいますね。それにしても、前回も今回も筋書きのあるドラマでした。絶対に、どこかで故・梶原一騎氏が脚本を書いているはず。

メトロポリタンの緑

2009-03-23 23:15:54 | あんな話こんな話


「歩いてみると、都心でも意外に緑が多くて驚きますね」
日本全国を渡り歩いたというホテルマンが、こんなことをおっしゃった。
僕が学生の頃は貨物駅だった場所に建つ大型シティホテルの総支配人である。
もちろん、人工的に造成された緑地というケースもある。しかし、大都市の割りには緑が目につくというのだ。
なるほど、そう言われて見回してみると、コンクリートばかりのジャングルではないなぁ。特に、文京区などは古くて大きなお宅もあって、そこは必ず緑に被われていたりする。そういえば、ここも以前は大名のお屋敷だったのだ。
「休日はタウンウォークが楽しみ」と笑っておられたが、リュックを背負って歩くおじさんが、実はこんなに大きなホテルの総支配人だとは誰も想像しないだろうなあ。

写真は、東大正門に近い喫茶店『こころ』

悲しいニュース

2009-03-22 21:22:16 | あんな話こんな話


藤沢のモーガン邸、横浜の旧住友家俣野別邸、そして今朝、大磯の吉田茂邸…。
なぜ歴史的建造物ばかりが。どうにもこうにもやりきれない。
ただでさえ、古い建物は減っていく一方なのに。
なんとか守っていく方法はないのだろうか。

写真は横浜ゴム記念館。考えてみると、ここも危険だよな。