湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

ミーシャと呼ばれた社長

2009-03-11 23:35:30 | あんな人こんな人


夕方、仕事のようで仕事ではない微妙なスタンスで、ある社長様にお話を伺うことになった。
ある国のある“大きな”サーカスの日本での興行権を持つある会社である(笑)。
学生時代(といっても半世紀以上前)、来日したオーケストラの通訳のアルバイトをしたのが、この世界に入るきっかけだったという。
そして30年前、ずっと関わっていたサーカスの興行権を譲り受け独立した。
その国と日本の文化交流に貢献したとのことで、日本人ではまだ3人しかいないという勲章も授与されているスゴい方なのだ。
しかも、現在進められている国家的プロジェクトで、両国のパイプ的役割を果たしている。この間、ニュースで見たばかりの注目の一大事業だったので、お話もリアルでドキドキした。
ところが、そんな存在であることを感じさせない気さくさも持ち合わせてる方で、特に緊張することもなくお話させていただけた。
お会いした場所は、その会社があるビルの1階のカフェ。実は、そこもその社長さまの経営だという。コーヒーカップについたペアの子熊のマークがとても可愛い。
帰り際に振り向くと、半分開いた扉から顔を出してニコニコしながら見送ってくれていた。たいへん失礼な言い方になるかもしれないが、まさに『好々爺』という言葉がぴったり。なんだか嬉しかった。
たまたまウチの会社の社長が所属している団体のつながりでお会いできたのだが、とてもステキな時間を過ごさせていただいた。おいしいコーヒーごちそうさまでした。店長さんも、ありがとうございました。

写真は、帰りの東京駅で。お隣のホームに停車中の電車内に、むき出しの自転車が持ち込まれていた。これ、アリですか? 次の新橋駅では、そちらの扉が開きますよ。そういう問題でもないか。
今日の本文とは無関係ですが、想像を超えた曲芸ということで(笑)。