湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

レトロとカレーと珈琲と

2008-03-27 00:27:40 | B食の道


外観同様、内装もかなりレトロな『万定フルーツパーラー』。
というか、ガタがきているという言い方もできる(笑)。
たまたま座った椅子はギシギシいってスリル満点。過去、食事中に椅子が壊れた(決して壊したのではない)経験を持つ身としては、落ち着かない。
でも、視野に入る調度品や建具、レジスター、窓も天井も何もかもが長年の積み重ねがあってこその色合いであり、美しさであり、懐かしさ。それをおかずに食べる、このお店独特のカレーが、またいい味わいなのだな。
今日は、たまり気味の本の消化活動もあり、コーヒーもお願いして長居した。まあ、長居といっても、昼休みのほんの一時だけなんだけどね。
ほんとは、昼下がりから夕方まで、ゆっくりゆっくり読書でもしたいお店だ。ただ、この椅子が、僕の重みに何時まで耐えられるかが問題ではある。



ところで、家に帰ったらこんなものがあったんですけど。聞いてないよ~(笑)


懐かしゅうございました

2008-03-26 00:03:19 | B食の道


「おいしゅうございました」でおなじみの岸朝子さんイチオシのラーメンを、遂に食べてきた。
本当は、2ヶ月前に食べるつもりだったのだ。
忘れもしない2ヶ月前のNO残業DAY。そのお店『萬福』へ向かう途中に、突然めまいに教われた。あれ以来、どうもそっち方面から足が遠のいていたのだが、今日はリベンジです。
念には念を入れ、必要以上にゆっくり歩く。年寄りか!かえって緊張感で具合が悪くなりそう(笑)。
さて、松屋銀座の角(ブランド交差点?)を横切りちょっと淋しくなり始めるあたりに、『萬福』はいい雰囲気で佇んでいた。
夜は中華を肴に一杯やっている人でごった返しているんじゃないかと勝手に想像していったのだが、先客は三組。みんな静かで、そばをすする音ばかりが気持ちよく響いていた。しかも、BGMはズージャ(ジャズ)だよ。


オーダーしたら、あっという間に現れた「中華そば」。薄いナルト、ほうれん草、シナチク(メンマというよりやっぱりこうでしょ)、チャーシュー、そして芸術的に薄い三角の玉子焼きがトッピングされている。美しい。あと海苔の一枚でも乗っていて、スープの色がもっと薄ければ、僕の昭和の中華そばは完結するところだった(なんだ完結って)。
味のほうは「懐かしゅうございました」。東京の中華そばで間違いございません。最近のラーメン好きの方々のお口には合いませんかもしれませんが、おじさんたちにはこれで充分、いやこれが何よりでございます。
ところが、2ヶ月越しでたどり着いた僕に、このお店はさらに素晴らしいサプライズを用意していてくれたのだ。
今日はまだお米を食べていないのが気になっていたので(日本人たる者、1日1食はご飯!)、一緒に「焼飯」を注文した。メニューの通り「やきめし」と言ったら、店員さんに「チャーハンですね」と訂正された。チャーハンなら「炒飯」じゃないのかな。


果たして目の前に現れたのは、「チャーハン」という名の「やきめし」だった!
いやあ、これを「焼き飯」と呼ばずして何が「焼き飯」であろう。確かに昔どこかで食べた懐かしい味。B食の道、ここに極めり。
感動の嵐に包まれながら、口いっぱいに頬張りました。ひたすらかっ込みました。もう涙が出そうです、口の中を火傷しまくって。
いやいやいや、嬉しくて嬉しくてめまいがしてきそうだった。




左手前が『シャネル』、奥が『カルティエ』。右手の『ヴィトン』と『ブルガリ』の間の道を進んでいくと僕たちのブランド『萬福』が見えてくる。

おやおや、こんなところに懐かしい?方が!「キング オブ フィールド ピッチを舞え!」

GWに何を食べるか

2008-03-25 00:20:01 | B食の道


昨日、娘が友達とディズニーシーへ行ったら、部活の先輩とバッタリ会ったそうだ。
広い園内で会えたのもビックリだが、もっと驚いたのは、その先輩が家族(両親とお兄さん)と一緒だったことだそうだ。
いやいや、仲よきことはよろしきかなではないか。まことにうらやましい。
ウチでは夢のまた夢ですね。家族揃って外食すら、ありえない今日この頃なのだから。
そんなわけで、職場ではそろそろゴールデンウィークの話題も出ているけど、ウチは各自単独行動ですね。
だとすると、長い休みだから、何か目的を持って臨まないと、すっかり持てあましてしまうかもしれない。じゃあ、何かテーマですね。例えば…
●リッチ系ハンバーガー食べ歩き
●1日1食、昭和のナポリタン
●中華街で中華料理以外を食べ歩き
●湘南134号線カレー食べ歩き
●神奈川県内で各都道府県の郷土料理がいくつ食べられるかチャレンジ…
といった具合。
あれ?なんだかどれも食べ物がテーマじゃん!
もっと文化的、芸術的な取り組むべきテーマはないのか!

というわけで、今日の一枚も食べ物。『ぞんね』のしょうが焼きランチ(ドリンクが付いて900円)です。長居してたっぷり読書できました。おぉ、GWに読書、いいねぇ!

いとしのエリカ

2008-03-23 14:04:11 | B食の道


このところ駅周辺のお店を見直し中?
あのお店や、このお店など。共通しているのは、古そうな、昭和チックなところ。
今日は南口ロータリーに面した『レストラン えりか』だ。
前を歩いていると、あんがい真っ赤な日よけ看板?も目に入らずに通り過ぎてしまいそうなお店。入り口の看板には「洋食 喫茶」とあるが、中は食堂然としていた。もっと暗く狭いイメージだったので、その清潔感や明るさに驚く。
メニューは、やっぱりレストランですね。ほとんどが年配客。頼んでいるのは、B定食というエビフライやカニクリームコロッケ、ハンバーグなどにライスと味噌汁のセットで、すごいボリュームだ。
僕が頼んだのは、もちろん「ナポリタンの大盛り」(笑)。
こちらも、すごいボリュームだった。そして、さすがに「レストラン」、残念ながらケチャップ系ではない。エビも入っている。かといって、本格的でもないようなところが嬉しい。卵か牛乳なのか、とてもまろやかな独特の味わいである。昭和の喫茶店風ではないが、とてもおいしく満足、満腹。他のメニューが魅力的で、またまた通ってしまいそうなお店になった。
※880円+大盛り150円増し





焼けたソバばいらんかね

2008-03-22 20:50:23 | B食の道


御用達ブランドの元町のお店が「クローズするので20%引き」という葉書が届いたので、ぶらりと夫婦で出かけた。
その前に腹ごしらえをと、いつも行列ができている中華街の『梅蘭新館』に開店前から並んで!あの梅蘭やきそばを。
実は、若い頃からのあこがれだった(笑)。そのうちメディアでも紹介され人気が出て、今では都内にも支店を出すほど。そうなると、ミスター天邪鬼としては「並んでまでも食べたくない」などと、あえてチャレンジしなかったのである。
それが、今日はなぜか何となくその気に(笑)。
長いことあこがれ続け、想像しまくっていたからか、意外にも感動なし。
間違いなくおいしいんですけどね。焦げた部分の歯ごたえも良くて。途中から、お酢をジャーッとかけたら、さらにおいしくなったし。また食べたいか問われれば、もちろんとしか答えようがないけど。とはいっても、思っていたよりも普通の焼きそばに近かったような。
ボリュームは、あった! プラス水餃子で満腹。
ただし、そのせいで本当はもう一軒、加賀町警察署そばの『パンアメリカン』という古い食堂でナポリタンを食べるつもりだったのに、それを断念せざるを得なくなってしまった。
開店準備中の白髪のおじいさんがいい味だしていて、懐かしいナポリタンを作ってくれそうだったなあ。近いうちに、ぜひ。

ぜひ、ご覧いただきたいのが、この一枚。お坊さんの頭上をご覧ください(笑)。



近所の公園の桜。妻が「開花」を宣言していました(笑)

文句や愚痴も推進力に

2008-03-22 01:40:29 | あんな話こんな話


「仕事をしていれば、文句も愚痴も出てくるでしょう。でも、実はその先が大切。ウチで文句や愚痴を言う時は、必ずその代替案を用意してと言っているんですよ」
このところ業界での認知度もアップしている某ベンチャー企業の社長さんから伺ったお話。
こういった姿勢こそが、ベンチャーのベンチャーたる所以。世間の人々が居酒屋で愚痴祭を開催して盛り上がっている間に、この会社はそれを改善策に変えてどんどん成長しているというわけだ。
いやあ、いいお話をありがとうございました。
そこいくと、なんでウチの会社はさあ、例えば決まったことがなかなか続かないんだろ。だからダメだっつんだよ。だいたいよー、組織からして…。
おっと、いけないいけない(笑)。

写真は、一昨日に続いて今日も訪問先だった大崎駅にて。