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先週末あたりから、連日明け方に鼻が詰まって目を覚ます。
乾季がやってくるのである。
鼻孔はカラカラ。右を向いたり、左を向いたり、枕を高くしてみたり。口だけで呼吸する辛さをイヤ というほど味わうのだ。
雨を、雨を、恵みの雨を~
ピーピーという鼻笛に合わせて雨乞いの踊りを舞ってみる。
すると、どうだ。枯れ果てた大地を揺さぶるように、突然雷鳴が轟く。
くしゃみである。寝た子も起こす衝撃音が6~7回。
この落雷と共に、一転今度は雨季到来。
つい先ほどまでのカラカラが嘘のように、鼻孔内の密集した鼻毛地帯は一瞬にして湿原と化し、大洪水となるのにさほど時間はかからない。
いくら鼻をかんでも、後から後から鼻水が流れ出す。この土石流によって、枕元にはティッシュの白い山が出現するのだ。
しまいにはティッシュを鼻に詰めてみるが、それもすぐに湿ってきて役に立たない。次の乾季まで、ひたすら鼻をかむ作業を続けるのであった。
花粉症は今がピークのようだ。
こんな自然の脅威の前に、人間はあまりにも無力である。
しかし、こんな状態が1週間も続けば、ケロッと治ってしまうから不思議だ。
写真は、昼休みに会社の近所で。歩き始めたら、目が痒くなってきて即退散。