湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

千面岡目八目

2009-10-11 21:34:27 | あんな話こんな話


毎年、天皇杯の試合と重なるので、「1000面打ち」になってからは生で目撃したことがなかった。
今日は平塚駅そばの紅谷パールロードで『第14回湘南ひらつか囲碁まつり』開催。
大正から昭和にかけて活躍した囲碁棋士の木谷賽九段の自宅があり、そこに全国から才能のある子供たちを集めて住まわせていた。その「木谷道場」から巣立った門下生が、いま囲碁界でたくさん活躍しているらしい。その縁で、毎年多面打ちが行なわれている。それが、いつからか「1000面」になった。正確には、500人のアマチュア対90人弱のプロと対決。それを2回行なう。
並んでいる人たちを見ると、子供からお年寄りまで幅広い。とはいうものの、平均年齢となるとオーバー60か。悩む顔、笑う顔、困る顔…片面250人も並んでいる表情を見るだけでも楽しい。
それでも彼らにとってプロと対戦できるのは、夢のようだろう。アドバイスを送るプロも多く、ノートをとる人の姿も見える。
子供の頃に五目並べをやったくらいで囲碁はまったく分からないので、岡目八目にもならなかったのが残念だ。




たぶん最年少!プロのほうは、あの梅沢由香里五段。




振り向けば、こんなおじいさんも!おぉ笑顔のおもてなし。


とにかく壮観!

美術館でクルマを見る

2009-10-11 20:59:40 | ぶらぶらミュージアム散歩


ここは、博物館ではない。
エントランスに日産歴代の名車が並ぶ。展示室にはデザイン画やモックアップが。
平塚市“美術館”で開催中(~11/29)の『NISSAN 情熱と機能の美』を見てきた。
日産のクルマには『テラノ』に乗っていたことがあるだけだが、そんな僕が見ても楽しくワクワクする企画だった。美術館だろうが博物館だろうが、見ているほうにとっては、もうどうでもよくなってくる。いやいや、美術館でやるからこそ意義があるのか。デザインという切り口だし、確かに博物館的ぶっきらぼうな展示ではなく、終始気持ちよく見ることができた。
やっぱり、もらったチラシを見たら「公立美術館では初めて」のことだとある。
こうした他にはない視点で企画する美術館がすぐそこにあるというのは、ちょっと嬉しく、誇りでもある。










モックアップは“質感”だそうで。ほんと彩色していないのに本物の皮のよう。


最後は美術館らしい一枚?

あっ、わざわざ書かなくてもいいかとは思いましたが、すぐそばに日産車体本社や工場があります。念のため。

ちなみに過去に見たちょっと変わった企画展
濱谷浩の眼
村田朋泰展 こちら
三沢厚彦アニマルズ+PULS

天皇杯、セレッソを破ったのは 時崎悠選手率いる福島ユナイテッドFC!