湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

しょうが焼きのために

2009-10-13 23:38:39 | B食の道


厚くて大きな豚肉がドーンと一枚、これは誠に潔い。
ただ、ここまでだとパサパサ感が心配になる。ところが、ほどよい脂身もあって非常にジューシー。口に入れた瞬間、思わず顔がほころぶ。
それに、山盛りのキャベツ。特に千切りの目が細かいところが僕の好み。顔のほころびが、もう直らない(笑)。お椀の味噌汁も、老舗の洋食屋さんらしくて嬉しい。
四ッ谷駅近くの『洋食エリーゼ』にやってきた。
1時半を回っているというのに、二組が待っている。ただし、店内を覗くと食べ終わりそうなお客も数人見えるので、迷わず列の後ろにつく。その時点でメニューが手渡され、少しすると注文を聞きに来てくれる。
もちろん「ポークジンジャー定食」(920円)を(笑)。
すぐに厨房にオーダーを通してくれるので、店内に案内されてからほどなく目の前に料理が現れる。並んで待っていた気がしない。
ただ、単なるソテーものは早いが、メンチカツなどはペタペタやるところから始め衣を着けて揚げていくので、やや時間はかかるようだ。でも、ペタペタジュワ~を聞きながらなら待つのも悪くないよね。
キッチンには、この手の店では定番のおじいさんシェフではなく、比較的若い三人がウデを振るう。しかし、味は昔ながらの洋食屋さん。レシピも作法も、しっかり伝承されている。ホール係のスタッフとの呼吸もぴったりで、とても気持ちがいいお店だ。昼を過ぎても列ができるのが、よくわかる。
今日は仕事で赤坂見附からの戻りに乗り換えで降りたのだが、今後は乗り換えじゃなくてもわざわざ途中下車しちゃいそうだ。
そう、エリーゼのために(笑)。


シアワセの山盛りキャベツ


一番上の左「ビーフトマト」が気になるなぁ。


満足して表へ出ると、まだ待っている人たちが。