湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

かつめしで勝つべし

2007-11-24 21:59:28 | B食の道


うまいものを複数、ただ単に一つのお皿に盛ることは簡単だ。
もちろん、それでも充分魅力的なメニューにはなるだろう。
ところが、盛り方ひとつで、その魅力が何百倍にも膨れ上がる(と思う)。
それが、このレストランミカサの『かつめし』だ(と思う、ゼッタイ)。
キャベツ、トンカツ、ソースが重ねられ、その上に焼き飯があの懐かしいボート型に盛られ、そして頂上にはグリーンピースがお行儀よく並ぶ!
なんですか、これ。
あっ、ご存知でしたか。けっこういろいろなところで紹介されているし。
でも、一応ご存じない方にご案内しておきましょう。このミカサさんのある場所は、大船。かつてこの町にあった松竹撮影所のすぐ近くに店を構え、関係者が食べに来たり、出前をしたりというお店だったといいます。そんな中、あわただしい撮影現場でフォークだけでササッと食べられるものをというオーダーで生まれたのが、この『かつめし』。ちなみに、名前の由来はトンカツと飯だからかと思われがちですが、実は「活動写真屋のメシ」の略だそう。おしまい(「アド街」風に)。
目の前に現れた瞬間から、そんな背景はどうでもいいくらいの幸せが押し寄せた。
意外だったのが、焼き飯のうまさ。特に、少し焦げたところが芳ばしくて嬉しい。
食後のコーヒーがついて1500円(税込み)。
実は、昭和12年創業の鎌倉で最初のレストランで、メニューも豊富らしい(『かつめし』以外の文字は目に入らなかった)。

今朝、急に思いついての輪行。もちろん、明日『勝つめし』ということで。


大船の商店街はスゴイ活気。狭い通りにあふれんばかりの人なので(アメ横か)自転車はみんな押して歩いているほど。突然、商店街の向こうをモノレールが横切る。本当は自転車で鎌倉方面へ下るつもりが、また自転車を畳んでも湘南モノレールでGO!しちゃいました。


海で遊ぶ人もめっきり少なくなった海。今日は波もなくサーファーの姿もほとんどナシ。


でも、のんびりするには最高ですよ、今の時期。