「こんにちは~」
「お二階へどうぞ」
まるで普通のお宅に伺ったカンジ。
でも、階段を上がっていくと、お座敷にはお客さんがたくさんいて、ドンドコトンドコ舌鼓を打っていた。
お店の名前は『芳味亭』。昭和8年創業の洋食屋さん。町屋をそのままお店にしたので、2階では座敷で洋食がいただけるところが楽しい。
今日は、あの時以来のアメ横。妻のバレーボール用品購入終了後、人形町に移動してランチとなった。
いいお店のようなので、せっかくだからと「洋食弁当(上)」を。
小さなお弁当箱だが、これがけっこうボリューミー。しかも、肉、肉、肉のオンパレード。特に、名物のシチューが濃い目で絶品。なんといっても白いご飯によく合う。
おや、お隣の『ビーフシチュー&パン』のお客さんの焼き色のついた分厚いパンも、実に魅力的。おぉ、その一切れでですね、このお弁当箱の隅に残っているシチューを、こうやって、こうやって…。う~ん。
想像力もバツグンに働くおいしい洋食屋さんだったなあ。
食後にプリン。カラメルソースの苦さが好きだ。
二階から降りる階段。正面奥右が「御手洗い」。手前右は「お風呂場」かな?
まるで民家。実際、表札もかかっている。
出てきたら「準備中」の札が。後から後からやってくるお客さんが落胆して帰っていく。
その足で柳屋さんに並んでたいやきを。まわりがカリカリで美味。