『ALWAYS 続・三丁目の夕日』とコラボレーションしたテレビCMがたくさん流れている。
『東京人』12月号では、昭和30年代のテレビCMを通して様々な角度から時代を見る特集で興味深い(ちなみに「音は、昭和30年代に連れて行ってくれるタイムマシーン」という、山崎貴監督のインタビュー記事も載っている)。
懐かしいなあと読みながら、思い出したのが『懐かしのTV・CM大全集1954~1973』というCD。よく耳にしたCMソングがギッシリ70曲詰まっている。歌だけではない、あの「なんであるアイデアル」や「いっぱいやっか」「いいと思うよ」「ハッパフミフミ」などセリフのみの5秒CMなども収録されている。
音源だけなのに、どれも映像も浮かんでくるから不思議だ。いまのように、娯楽があふれているわけではなかったから、CMだって一生懸命見ていた証拠だろう。
それにしても、このCD、発売は1987年だから驚く。発売日を待って買った覚えがあるから、すでに僕の昭和ブームは、その頃から始まっていたということか。
「始まっていた」って、まだ1987年は、まだ昭和だったというのに!