湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

全てはこの一瞬のために

2007-11-08 00:32:58 | あんな話こんな話


ただほんの一瞬のために、果てしない時間を積み重ねていく。
それが、真のアスリートである。

昨年に引き続き、インフルエンザの予防接種を受けに、講道館ビルクリニックへ。
受付を済ませて待っていると、まだ4~5人いるので30分ほどかかりそうだと言われる。
見たところ、ガタイのいい男性ドクターが次々と患者さんの名前を呼んでは診療にあたっている。手際が良さそうなので、この分ならあんがい早く順番が回ってくるだろうと、待つことにした。
ところが、なかなか回ってこない。4~5人どころか、もう10人ぐらいは呼ばれているのにだ。ただ、気になるのは、その誰もが外科やリハビリ系の患者さんであること。診療を終えると、みんな湿布薬をもらって帰っていくのだ。
そして一時間が経過したころ、ようやく名前がコールされる。
診療室に入っていくと、そこに座っていたのは、さっきから手際よく働いている男性ドクターではなく、小さなオバチャン先生だった。
やられた。
「まだ4~5人いらっしゃるので」というのは、その場しのぎの言い訳で、実は注射が打てるドクターが不在だったのだろう。しかも、お年を召された看護婦さんの慌てようもかなりのものだった。
良かったのは、注射がほんの一瞬で終わったこと。しかも、昨年のように痛くなかったことである。
まあ、ウソの言い訳も、予防接種を希望する数人のために、オバチャン先生が1時間もかけてわざわざ来てくれたのかと思えば許せるではないか。
あとはただ、おととい受けた注射の跡の周囲10cmが赤く腫れているO部長のようにならないことを祈るばかりである。


そういえば皆さん、使っていますか?エコバック。重宝しています。