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高齢者は特にご注意!~~~脚立・はしごからの転落

2020-10-15 12:11:11 | 日記
国民生活 2020、9  相談情報ピックアップより

第14回
 
 高齢者は特にご注意!脚立・はしごからの転落

事故事例
 梅を採ろうと脚立に登り、約3メートルの高さで作業をしていたところ、コンクリートの地面に転落した。
 物音を聞いた妻が駆け付けたが、呼びかけに反応がなかった。
 外傷性くも膜下出血、急性硬膜下血腫、頚椎骨折のけがを負った。(70歳代後半、男性)医療機関ネットワークより


脚立やはしごでの作業中に、転倒や転落してしまう事故が繰り返し発生しています。
医療機関ネットワークには、2010年12月から2019年2月末までに同種の事故の情報が433件寄せられました。
特に60~70歳代で多くおきており、死亡事故や重篤なけがを負った事例もみられます。
骨折などのけがをきっかけに、介護が必要な状態になるおそれもあります。


問題点とアドバイス

①脚立やはしごの特徴
  脚立やはしごは、足をのせるステップ(踏みざん)が狭くバランスを取りにくい、
  昇降面に対して左右に倒れやすいなどの特徴があり、
  正しく設置しても、作業中の動作によりバランスを崩すことがあります。

②脚立やはしごからの転落っを防ぐには
  高齢者は、加齢による筋力低下などの身体機能の低下によりバランスをとることが難しくなる、
  認知機能の低下により考えながら他の動作をすることが難しくなるなどの特徴があります。
  また、骨がもろくなることで、骨折しやすくなります。

  事故防止には、転落の危険を避けることが大切です。

  高齢者は無理をせず、身近な若い人や専門の業者に依頼できないか検討しましょう。
  どうしても自分自身で作業が必要な場合は、一人きりでの作業はやめましょう
  また、からだを安定させやすい上枠付きや広いステップのもの、
  用具の転倒を防ぐ「安定性補助器具」を取り付けたものなど、
  体と用具の安定を考えて選ぶことも大切です。


  体を支える上枠などがない脚立の場合、すくなくとも2段下のステップに立ち、
  余らせた上部でからだを支えると安定しやすくなります。


  脚立やはしごに登る前に、作業内容をイメージしておき、
  上がってからは、バランスをとることに集中しましょう。
  転落した場合は、自己判断せずに医療機関を受診しましょう。


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本当によく聞く事故です。
なくなった話も良く聞かれます。

自分の身体能力の衰えについてはなkなか認めたくないものす。
いつもやっている作業だからと、つい・・・

高齢者だけの家族や核家族が多くなり、
頼める人がいないのもあるかもしれません。

アドバイスを守って十分注意しましょう!

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