令和元年9月4日(水)13:30~15:00
しいのき迎賓館 セミナールームB
あいさつ 石川県消費生活支援センター 杉村所長
最新の情報を学び、複雑多様化する消費社会への対応力向上を図る
講演「『お金』の新知識~キャッシュレス化と消費増税を見据えて~」
講師 公益社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会
消費生活アドバイザー 長谷川千鶴氏
〇キャッシュレス化
当日会場の様子
クレジットカードを使用したことがある 約8割
電子マネーを使ったことがある 約6割強
スマートフォンを持っている人 約5割
スマホ決済をしたことがある人 6人
日本のキャッシュレス支払比率は21.8%(2017年)
各国に比べると低い支払比率
理由は 治安の良さ、現金に対する高い信頼、レジ処理が高速かつ生活、現金の入手が容易
政府は 2025年(大阪・関西万博)までに
キャッシュレス決済比率を40%にする目標
・消費者の利便性の向上
・少子高齢化による人手不足への対応、IT・データ利活用による中小・小規模事業者の生産性向上や地域活性化
インバウンド(外国人観光客)需要を取り込む
キャッシュレス手段の特徴
・クレジットカード 後払い(翌月一括払い、分割払い、リボ払い等の支払方法がある)
利用時に本人確認(暗証番号、サイン)がある
成人一人当たり2.7枚保有(H30.3)しており、比較的なじみがあり、理容できる店舗が多い
・デビットカード 銀行口座から即時に引き落とされる
預金残坐k以上の額は利用できないので使い過ぎを防げる
・電子マネー 信用審査なくカードを作成可能
プリペイド式は使える金額(入金額)を自分で決められる
タッチするだけで支払い完了なので簡単
低額商品の決済に気軽に使える
交通系電子マネーは電車バスを利用する時に便利
・スマホ決済 スマホに、クレジットカード、電子マネー、銀行口座などを登録し
スマホをタッチする、あるいはバーコードやQRコードを使って支払う
複数の決済手段をまとめて導入できる
お得なキャンペーンが頻繁にある
★電子マネー、高齢者に拡大 現金より安心缶 70代以上の利用額5年度9割増
日経新聞の記事(2019。1.28)
理由➀使える金額の上限をあらかじめ設定できる
➁紛失時に利用を停止できる機能がある
➂キャッシュカードを持ち歩きATMで現金を下ろして使うより安全性が高い
➃財布からお金を出したり数えたりする手間がないので、焦らない
★気になる安全性
Qカード紛失・盗難時はどうなるの?
A決済手段により、条件次第で全額保証を受けられるといった久しあ措置が容易されています
Q個人情報の管理は大丈夫?
A事業者には厳正な管理が義務付けられています キャシュレス消費者還元事業消費者向けリーフレットより
★安心のためにできること
☆カードやスマホの管理に気をつける(暗証番号、パスワード、ロック)
☆利用履歴をこまめにチェックする⇒宇製使用があってもすぐに対処できる
☆紛失、盗難を想定し、連絡先などを控えておく
☆持ち過ぎない(管理できる範囲で)
〇消費税増次 10月1日から変わること
10月1日から 消費税及び地方消費税の税率が 8%から10%へ
軽減税率制度(8%に据え置き)を実施
➀飲食料品(鮭類を除く)
➁週2回以上発行される新聞(定期購読契約に基づくもの)
飲食料品 テイクアウト・宅配等は対象だが、外食は10%
ケータリング等は10%だが、有料老人ホームなどで行う飲食料品の提供は8%
例)
映画館の売店のポップコーン 8% カラオケボックスで出されるドリンク 10%
みりん風調味料 8% みりん 10%
甘酒・ノンアルコールビール 8% ビール・発泡酒 10%
定期購読(週5回)のスポーツ新聞 8% コンビニで買うスポーツ新聞 10%
〇消費増税に伴うポイント還元制度
対象店舗でキャシュレス決済制度を使って支払いを行うとポイント還元が受けられる制度
2019年10月~6月(9カ月間)
「キャシュレス・消費者還元事業」の中小・小規模店舗
還元ポイント 金額の5%(フランチャイズの中小店舗は2%)
〇まとめ ~キャッシュレス化と消費増税を見据えて~
基本 商品やサービスの受け取りが10月以降であれば9月30日までに支払っても10%
ただし 経過措置(例外) 旅客運賃(航空機・電車・バス等)
入場券(映画・演劇、美術館、遊園地等)利用が10月以降であっても8%
◎自分の生活スタイルにあった手段を選択して上手に利用
◎ポイント還元消費者向け窓口 0120-010975
2回名以降
第2回目 9月10日(火) すでに満員
今から始める老い支度~相続・遺言・成年後見~
司法書士・行政書士 森 欣史氏
第3回 9月18日(金) 余裕があります
知って安心!最近の通販トラブルと対処法
公益社団法人 日本通信販売協会 専務理事 万場 徹氏
第4回 9月18日(水) 余裕があります
食生活から見る中高年のアンチエイジング
東京農業大学名誉教授 中西載慶氏
******************************************
今年度の消費者セミナーが始まりました。
どれも高齢社会において興味関心が高いものです。
最新の情報を学び、生活にいかしてみませんか。
第3回と第4回はまだ余裕があるそうです。
申込み先は 石川県消費生活支援センター ホームページで確認してください。
今回のテーマは関心の高さから、多くのマスコミが取材にきていました。
参加者にインタビューもしていました。(夕方ニュースに流れたのかな?)
わかりにくくしているのは、
消費税率アップに伴うキャッシュレス5%還元(期限有)と
スマホ決済の普及にむけたポイント還元(特典が多様)が同時に行われることです
キャッシュレスというキーワードが同じということが混乱している理由の一つと思われます。
また、軽減税率の対象が分かりにくいというのも混乱の一つです。
マスコミが総力をあげて理解が進むよう特集を組んでいますが
長谷川先生はレシートを見て確認し、慣れていくようにとのことでした。
遅まきながら、コンビニでキャシュレス決済をしてみました。
もっている電子マネー(プリペイド式)が使えることを知ったからです。
小銭がでないことはもちろん、財布から小銭を探す手間も省けます。
長谷川先生いう通り、不安はありますが、自分の生活にあった手段を利用するのが大切ですね!
まだまだ不安がいっぱいのままですが・・・
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しいのき迎賓館 セミナールームB
あいさつ 石川県消費生活支援センター 杉村所長
最新の情報を学び、複雑多様化する消費社会への対応力向上を図る
講演「『お金』の新知識~キャッシュレス化と消費増税を見据えて~」
講師 公益社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会
消費生活アドバイザー 長谷川千鶴氏
〇キャッシュレス化
当日会場の様子
クレジットカードを使用したことがある 約8割
電子マネーを使ったことがある 約6割強
スマートフォンを持っている人 約5割
スマホ決済をしたことがある人 6人
日本のキャッシュレス支払比率は21.8%(2017年)
各国に比べると低い支払比率
理由は 治安の良さ、現金に対する高い信頼、レジ処理が高速かつ生活、現金の入手が容易
政府は 2025年(大阪・関西万博)までに
キャッシュレス決済比率を40%にする目標
・消費者の利便性の向上
・少子高齢化による人手不足への対応、IT・データ利活用による中小・小規模事業者の生産性向上や地域活性化
インバウンド(外国人観光客)需要を取り込む
キャッシュレス手段の特徴
・クレジットカード 後払い(翌月一括払い、分割払い、リボ払い等の支払方法がある)
利用時に本人確認(暗証番号、サイン)がある
成人一人当たり2.7枚保有(H30.3)しており、比較的なじみがあり、理容できる店舗が多い
・デビットカード 銀行口座から即時に引き落とされる
預金残坐k以上の額は利用できないので使い過ぎを防げる
・電子マネー 信用審査なくカードを作成可能
プリペイド式は使える金額(入金額)を自分で決められる
タッチするだけで支払い完了なので簡単
低額商品の決済に気軽に使える
交通系電子マネーは電車バスを利用する時に便利
・スマホ決済 スマホに、クレジットカード、電子マネー、銀行口座などを登録し
スマホをタッチする、あるいはバーコードやQRコードを使って支払う
複数の決済手段をまとめて導入できる
お得なキャンペーンが頻繁にある
★電子マネー、高齢者に拡大 現金より安心缶 70代以上の利用額5年度9割増
日経新聞の記事(2019。1.28)
理由➀使える金額の上限をあらかじめ設定できる
➁紛失時に利用を停止できる機能がある
➂キャッシュカードを持ち歩きATMで現金を下ろして使うより安全性が高い
➃財布からお金を出したり数えたりする手間がないので、焦らない
★気になる安全性
Qカード紛失・盗難時はどうなるの?
A決済手段により、条件次第で全額保証を受けられるといった久しあ措置が容易されています
Q個人情報の管理は大丈夫?
A事業者には厳正な管理が義務付けられています キャシュレス消費者還元事業消費者向けリーフレットより
★安心のためにできること
☆カードやスマホの管理に気をつける(暗証番号、パスワード、ロック)
☆利用履歴をこまめにチェックする⇒宇製使用があってもすぐに対処できる
☆紛失、盗難を想定し、連絡先などを控えておく
☆持ち過ぎない(管理できる範囲で)
〇消費税増次 10月1日から変わること
10月1日から 消費税及び地方消費税の税率が 8%から10%へ
軽減税率制度(8%に据え置き)を実施
➀飲食料品(鮭類を除く)
➁週2回以上発行される新聞(定期購読契約に基づくもの)
飲食料品 テイクアウト・宅配等は対象だが、外食は10%
ケータリング等は10%だが、有料老人ホームなどで行う飲食料品の提供は8%
例)
映画館の売店のポップコーン 8% カラオケボックスで出されるドリンク 10%
みりん風調味料 8% みりん 10%
甘酒・ノンアルコールビール 8% ビール・発泡酒 10%
定期購読(週5回)のスポーツ新聞 8% コンビニで買うスポーツ新聞 10%
〇消費増税に伴うポイント還元制度
対象店舗でキャシュレス決済制度を使って支払いを行うとポイント還元が受けられる制度
2019年10月~6月(9カ月間)
「キャシュレス・消費者還元事業」の中小・小規模店舗
還元ポイント 金額の5%(フランチャイズの中小店舗は2%)
〇まとめ ~キャッシュレス化と消費増税を見据えて~
基本 商品やサービスの受け取りが10月以降であれば9月30日までに支払っても10%
ただし 経過措置(例外) 旅客運賃(航空機・電車・バス等)
入場券(映画・演劇、美術館、遊園地等)利用が10月以降であっても8%
◎自分の生活スタイルにあった手段を選択して上手に利用
◎ポイント還元消費者向け窓口 0120-010975
2回名以降
第2回目 9月10日(火) すでに満員
今から始める老い支度~相続・遺言・成年後見~
司法書士・行政書士 森 欣史氏
第3回 9月18日(金) 余裕があります
知って安心!最近の通販トラブルと対処法
公益社団法人 日本通信販売協会 専務理事 万場 徹氏
第4回 9月18日(水) 余裕があります
食生活から見る中高年のアンチエイジング
東京農業大学名誉教授 中西載慶氏
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今年度の消費者セミナーが始まりました。
どれも高齢社会において興味関心が高いものです。
最新の情報を学び、生活にいかしてみませんか。
第3回と第4回はまだ余裕があるそうです。
申込み先は 石川県消費生活支援センター ホームページで確認してください。
今回のテーマは関心の高さから、多くのマスコミが取材にきていました。
参加者にインタビューもしていました。(夕方ニュースに流れたのかな?)
わかりにくくしているのは、
消費税率アップに伴うキャッシュレス5%還元(期限有)と
スマホ決済の普及にむけたポイント還元(特典が多様)が同時に行われることです
キャッシュレスというキーワードが同じということが混乱している理由の一つと思われます。
また、軽減税率の対象が分かりにくいというのも混乱の一つです。
マスコミが総力をあげて理解が進むよう特集を組んでいますが
長谷川先生はレシートを見て確認し、慣れていくようにとのことでした。
遅まきながら、コンビニでキャシュレス決済をしてみました。
もっている電子マネー(プリペイド式)が使えることを知ったからです。
小銭がでないことはもちろん、財布から小銭を探す手間も省けます。
長谷川先生いう通り、不安はありますが、自分の生活にあった手段を利用するのが大切ですね!
まだまだ不安がいっぱいのままですが・・・
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