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住宅ローンの借り過ぎに注意!

2021-02-05 11:22:31 | 日記
独立行政法人国民生活センター発行 2021版くらしの豆知識より
特集1 トラブル回避!お金の知恵袋

住宅ローンの借り過ぎに注意!

かつてない水準の低金利が続いており、
住宅ローンを利用したい人にとっては追い風となっています。
負担すべき金利が少ないので、同じ返済額でも
高金利時に比べて多くの資金が借りられます。

そのため少し高めの物件にも手を伸ばしたくなりますが、
住宅ローンは長期にわたって返済が続くものなので、
今後の家計への影響をよく見極め、慎重に検討しなければなりません。

借りすぎを防ぐポイント
〇無理なく返せる額を知る
  ありがちな失敗は、現在支払っている家賃を返済月額の目安にすることです。
  購入後は、ローン返済だけでなく、管理費や修繕積立金、固定資産税など住宅関連の支出も発生します。

〇60歳代以降の返済が重くならないよう計画してローンを組む
  定年延長など、高齢になっても働ける環境が整えられていく一方で、
  収入は50歳代後半頃からダウンしていくと考えられます。
  月々の返済額を抑えるために返済期間を長くする方法がありますが、
  70歳以降も返済が続くような組み方はお勧めできません

〇物件価格全額(頭金ゼロ)で住宅ローンを組むのはさける
  頭金ゼロで住宅ローンを組むと借入額が大きくなるため、
  諸事情で住宅の売却をかんがえたとき、売却代金より住宅ローンの残債の方が多く、
  返済が完了しないというリスクが大きくなります。
  
  頭金に充てる自己資金はなるべく多めに準備しましょう!
    ※預金の目安は物件価格の2割程度。このほかに購入にかかる諸費用が必要になる
  ただし、手元の貯金をすべて頭金に使ってしまうと急な出費が発生したときに困るので
  緊急時の予備資金は手元に残しておきましょう
    ※月の生活費の3~6か月分(できれば1年分)の資金を確保しておくとよい

〇自分に合った金利タイプを選ぶ
  住宅ローンの金利タイプは、最も金利が低く提示されている変動金利型が人気です。
    ※金融情勢などに応じて、返済中、通常半年ごとに金利が見直される
  しかし、歴史的な低金利で、フラット35等の長期の固定金利型の金利もかなり低くなっています。
    ※借入時から返済終了まで全期間において金利が変わらない
  返済期間が終了するまで金利が変わらず返済計画が立てやすいので、
  将来の家計にとって安心です。
  自分のライフプランに沿って、無理なく返済できるものを選ぶようにしましょう!


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近年、本当に多くの家が建てられています。
多くの人にとって、住宅は人生で一番大きな買い物といってもいいのではないでしょうか。

住宅ローンを組む際の注意点を抑えながらしたいものです。
住宅を持つことで、ローン返済だけでなく、
管理費や修繕費、固定資産税などいろいろ付随するものが多くあり
そのこともローンを組む前にしっかり考えておくことがとても大切です。

幸せになるための「マイホーム」が
ローン返済に追われる毎日では悲しいです。
そんなことにならないためにも借りすぎに注意してほしいものです。
しっかり生活設計を立てることが重要です。
くらしを見直すよいチャンスです!

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