石川県新生活運動協議会・石川県生活学校連絡会~~~より良い未来へ、暮らしを見直す~~~

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令和5年度高齢消費者被害防止見守りセミナー開催される!

2023-12-11 10:20:18 | 日記
令和5年度 高齢消費者被害防止見守りセミナー
令和5年12月7日(木) 13:30~15:30
石川県庁 1102会議室
 ※金沢・加賀会場 オンライン受講OK

あいさつ 石川県生活環境部生活安全課 課長 嵐 登志男( 表課参事代読)
      相談の3割が高齢者。
      特殊詐欺の被害は1億8500万円(昨年度より2000万円贈) 7割が高齢者被害
      高齢者の相談の内、7割が本人以外からの相談
      消費者安全確保地域協議会(見守りネットワーク)設置は7市町
      さらなる設置を目指す

講演①「あなたの保険金が狙われています!~火災保険・地震保険での最近のトラブルと対処法について」
講師  一般社団法人日本損害保険協会 北陸支部 担当課長 村越勝弘氏



 火災保険と地震保険についての説明(正しく理解すること)
  補償内容と対象、契約方法
  保険金が支払えない主な場合⇒保険約款、重要事項説明書を確認することが重要
  
 火災保険・地震保険の請求を、訪問、インターネット広告、SNS等で勧誘する
 業者とのトレブルが急増しています!
  屋根工事の点検
  災害に便乗し、「損害保険金請求の申請サポートをする」との勧誘
  
 対策
  〇飛び込み営業は疑ってかかる⇒知人の工務店に聞いてみると言って断る
  〇不用意に点検させない⇒家に入れない、屋根に上らせない
  〇その場で判断して契約しない⇒保険会社・保険代理点に相談する
                 家族と相談する。別の工務店から相見積もりをとる
  保険金に関する災害便乗商法 相談ダイヤル
             0120-309-444
  そんぽADRセンター  057-022808

  ◎わからないから人まかせにするのではなく相談を!

 

 ロードサービス業者とのトラブルが増えている(若者)
  〇自動車の故障などが生じた場合は、まずは契約している損害保険会社や保険代理店に問い合せる!
  〇トラブルになったときは、消費生活センターを
  〇「損保協会 ロードサービス」で検索。 あらかじめ連絡先を登録しておく!
 


講演②「最近の特殊詐欺の現況と対策」
講師  石川県警察本部生活安全企画課 米倉課長補佐

 被害の現状
  架空請求詐欺 様々な年代
  還付金詐欺  高齢者
  特に8月以降還付金が急増 高齢者の女性がほとんど (65~69歳代が一番多い:年代が少し若くなっている)
  オレオレ詐欺、預貯金詐欺、キャッシュカード盗詐欺 70代 3割、80代 6割
 被害の状況
  被害者への調査  被害に会う前に手口を知っていた 84%
           被害にあわないと思う  95.1%
           気づいたきっかけ    自分 32%  他者 68%
        世帯別 同居が7割、独居3割
  ◎初めて犯人と対峙するが、犯人は熟練者(練度が高い)ため騙される
 固定電話対策
  固定電話からが72.6%  遮断することが大切! 留守番電話設定、電話帳への事前登録をお勧め!、通話録音警告機(警察で貸し出し)
  NTTの取組み ナンバー・ディスプレイやリクエストサービスを利用(高齢者無償化)
 ATM対策 
  被害は、65歳以上が6割でそのうち女性が9割  ATMで還付金は返ってこない!声かけが重要!

 その他手口
  架空料金請求詐欺⇒NTTファイナンスより未納料金がありますとの電話・メールあり
  サポート詐欺⇒突然パソコンに警告画面、コンビニへ誘導し電子マネーを買わせ番号を教える
  
 ◎お金を渡す前に相談を!!⇒♯9110 
 ◎Xで情報提供中!

https://www2.police.pref.ishikawa.lg.jp/security/upload/Twitter.pdf
説明「消費者安全確保地域協議会(見守りネットワーク)について」
説明 消費者庁新未来創造戦略本部
 
 見守りの必要性 
  消費者相談の3割が高齢者  高齢者8割は高齢者本人から相談があるが、
  認知症や障害者等の場合、本人以外の方から相談がある
  被害についてお金を支払った後の場合が多い

 〇判断力の不足や契約内容への理解不足でトラブルになっている
 〇被害にあっても誰にも相談しない
 〇被害にあってしまうと、経済的・精神的なダメージが大きいうえに、損害を取り戻すことが困難
 ◎様々な主体が、高齢者や障がい者の消費生活上の安全に気を配り、
  何かあったら消費生活センター等につなぐ仕組みの構築が必要!!

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消費者地域安全確保協議会  通称見守りネットワークってご存じでしたか?
石川県では7市町/19市町が設置済です。
国では設置し、人口の50%がカバーできることを目標としています。
石川県の場合は25%です。

必要性は充分に理解できます!
地域みんなで見守ることが肝心です。
しくみがなくとも、周りの人との交流や配慮を欠かさないようにしたいものです。

警察の報告で、独居高齢者よりも同居の高齢者が狙われているという事実です!
高齢者の一人暮らしや二人暮しの家庭には民生委員などの見守りがありますが、
同居の家族にはそのようなサービスがないというのも狙い目なのでしょうか。
日中一人でいることが多い高齢者にとって「孤独」ということも
気軽に電話や訪問者と話すことが多いのかもしれません。

特殊詐欺については年齢を問いません。誰にでもメールや電話がかかってきます。
手口を知る事は需要です!
石川県警察本部HPを参照してください。

お金を払う前に相談です🖕

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コメント
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