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ほくろ等が取れるという「点痣膏」をお持ちの方は使用を中止してください!

2023-12-18 10:46:33 | 日記
独立行政法人国民生活センター 2023年12月13日:公表より

SNS上の広告を見て購入した海外製のクリームで重篤な皮膚障害が発生!
-ほくろ等が取れるという「点痣膏」をお持ちの方は使用を中止してください-


 2023年6月、国民生活センターの「医師からの事故情報受付窓口」に、
 SNS上の広告を見てインターネット通信販売で購入した、
 ほくろ、いぼ、しみ等が取れるという、海外製の「点痣膏」(中国語読みで「ディエンジーガオ」)という
 クリームを顔面のほくろにつけたところ、化学熱傷を負ったという事故情報が寄せられました。

 また、同年8月に消費生活センターから、同じ銘柄名である「点痣膏」というクリームについてテスト依頼が2件あり、
 調べた結果、いずれも強アルカリ性で、皮膚に使用すると重篤な障害を引き起こすおそれがあると考えられました。

 そこで、「点痣膏」による事故の再発防止のため、消費者に注意喚起することとしました。

テストした「点痣膏」について
 医師からの事故情報受付窓口の事例の商品と当センターでテストした商品は、
 同じ「点痣膏」(中国語読みで「ディエンジーガオ」)という銘柄名でしたが、製造委託企業等が異なっていました。


写真.当センターでテストした「点痣膏」の外観
テストした商品の外観の写真


製造委託企業等
医師からの事故情報受付窓口の事例
 云南本草健康网络有限公司「黄辅堂」

テスト事例
 河北火舞商贸有限公司「APGAR」

事故情報
 顔面のほくろに塗って20分ほど放置すると腫れて皮膚の色が変わったとのことで、化学熱傷が疑われた。
 顔面のほくろに塗ったところ、直後に熱くなって痛みを感じた。皮膚科を受診し、熱傷で治療見込みは1年以上と言われた。
 顔面のしみ周辺に塗り広げて擦ると、皮膚がむけて痛みを感じ、皮膚が変色した

テスト及び調査結果

 容器や外箱には、成分や使用方法等の日本語の表示はみられませんでした。
 「点痣膏」は強アルカリ性でした。
 「点痣膏」は個人輸入品に該当するものと考えられ、日本国内のみに向けて販売されていました。

消費者へのアドバイス

 〇ほくろ、いぼ、しみ等が取れるという、「点痣膏」を使用すると、
  重篤な皮膚障害等を起こすおそれがあります。
  お持ちの方は使用を中止してください。
 〇SNS上の広告や通信販売サイトの内容をしっかり確認して、
  少しでも不安や不明な点がある場合は購入や使用を控えましょう。

事業者への要望
重篤な皮膚障害等を起こすおそれがある「点痣膏」やそれに類する商品を日本国内向けに販売、
あるいは個人輸入を代行する事業者は取扱いを中止するよう要望します。


行政への要望

健康被害を起こすおそれのある商品が、海外から日本国内向けに販売されることがないよう、
商品の販売サイト、あるいは個人輸入代行サイトに対する削除要請等を含めた対策を行うよう要望します。
個人輸入する医薬品や化粧品等を使用した場合、
思わぬ健康被害が発生する可能性があることを、引き続き消費者に注意喚起するよう要望します。


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18日の紹介になりましたが、13日のニュースで早速注意喚起がありました。
体に害があるものですから、多くの方が目にするメディアでの啓発は重要です。

「ほくろ」や「しみ」気になりますよね!
美容の悩みはつきませんが、このような事故が起こりかねません。
外国の製品を利用する場合は特に注意が必要です!

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協会主催のリーダー研修に行ってきました!

2023-12-18 10:03:19 | 日記
令和5年度 生活学校リーダー研修
令和5年11月20日(月) 13:00~13:30
令和5年11月21日(火) 9:00~11:30
ホテルグランドヒル市ヶ谷・西館3階「ペガサスの間」


プログラム
11月20日
開会行事 挨拶 公益財団法人あしたの日本を創る協会 理事長 榊 誠
講演「市民協働時代の自治体政策
     ~コミュニティづくりの視点から」
講師 鈴木 誠氏(愛知大学地域政策学部長)


講座「生活学校運動のあり方」
①協会による活動のステップアップなどの話
 講師 (公財)あしたの日本を創る協会 理事長 榊 誠

②生活学校実践者による、リーダーとしての資質向上などの話
 講師 岐阜県生活学校連絡協議会 前会長 金山富士子 氏


交流会
 東館1階「レストランサルビア」

11月21日
ワークショップ「今後の生活学校の取り組みについて」

閉会行事
 挨拶 公益財団法人あしたの日本を創る協会 会長 花木啓祐
 修了書等、写真撮影


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石川県生活学校連絡会からは2名参加しました。
改めて生活学校や生活会議が取り組んできたことを知り、
活動が継続されるために、後継者の育成が大切だと感じたとのこと。
リーダー研修に、もっと若い人に出てもらい研修を受けてほしい。
調査活動をすることの意義を感じた。
地域の他団体と協力・連係して取り組むことが大事との学びがあったようです。

早速、単位校の役員会に若い人に参加してもらえるようと呼びかけられたそうです。
研修で学び、考え、気づきことを行動につなげていく!
生活学校・生活会議の活動では、そんな人を育てる場にもなっています🖕

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