石川県新生活運動協議会・石川県生活学校連絡会~~~より良い未来へ、暮らしを見直す~~~

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健康食品の5つの問題!

2017-12-12 14:08:21 | 日記
消費者庁が発行したリーフレット「健康食品の5つの問題」を紹介します!

高齢者の不安3Kの一つに「健康」があります。
その不安に乗じて、虚偽・誇大表示があったり
不確定な情報が掲載されたりと惑わされることが多いものです。

健康食品の問題点は
1.健康食品による健康被害
2.根拠のない健康食品の広告などの問題点 
3.経済的被害 


◎インターネット通販による違法健康食品
 違法な健康食品(医薬品成分などが添加された「無承認無許可医薬品」)として公表された製品の入手経路は
 その大半がインターネットによるものです。
 (利用経験のある製品の再購入はなどについては向いています)

消費者庁はインターネットにおける健康食品等の虚偽・誇大表示について、改善要請等を行いました
  平成29年7月から9月までの期間、インターネットにおける健康食品等の虚偽・誇大表示の監視を実施しました。
  140事業者による153賞品の表示について、健康増進法第31条第1校の規定に反する恐れのある文言等があったことから
  これらの事業者に対し、表示の改善を要請するとともに、
  ショッピングモール運営事業者に対しても表示緒適正化について協力を要請しました。


5つの問題
1 健康食品で病気が治る?
   錠剤・カプセル状の製品は、薬のように見えますが、「食品」であり、病気を治す効果、防ぐ効果はありません。

2 天然・自然由来のものが原料なら安全?

   天然・自然由来の食品でも、健康食品として使用する場合は、普段の食べ方とは異なるため、
   食品では予期しないような影響がでることがあります。

3 専門家の研究結果と同じ効果がある?

   有効性の試験は特定の条件下で行われています。人が食べたときに必ずしも、誰でも同じ効果が出るとは限りません。

4 体験談は信用できる?

   体験談は、利用者の感想にすぎません。宣伝のために都合の良い内容のみ編集して掲載されている場合もあります。

5 一時的な体調不良は効果の証拠?
   「好転反応」と呼ばれる、体質が良くなる過程で、一時的に体調が悪くなるような症状が出ることは
   健康食品では起こらないとされています。


健康の維持・増進の基本
 栄養バランスのとれた食事・適度な運動・十分な休養

安易に健康食品で栄養の偏りや生活の乱れを解決しようとせず、食事・運動・休養の質を高めるための補助的なものとして
健康食品を上手に利用しましょう!

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健康になろうと健康食品をとった結果、反対に体調が悪くなったのでは本末転倒です!
ただ、健康食品に頼る気持ちもわかります。

上手に利用するためにも、テレビ番組や宣伝文句に惑わされないようにしましょう。

不安が大きければ大きいほど悪質な商法に騙されやすくなります。
誰でもある健康不安ですが、薬にたよるより
毎日笑顔で、ご飯をよく食べ、よく寝て、外に出てお話しましょう!

仲間づくりや自立のために、生活学校はとてもお役に立ちますよ!
最寄りの生活学校がある場合は、気軽に覗いてみてください。

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特殊詐欺防止対応力アップセミナー 第3回開催される!

2017-12-12 13:25:36 | 日記
平成29年12月11日(月)13:30~16:00
石川県地場産業振興センター 第5研修室

金沢地区の3回目が開催された。
今日は加賀地区で開催されている。

第1回 被害者の心理を知ろう「だましの手口とだまされる心理」
第2回 県内の被害・防止対策を知ろう「県内の特殊詐欺被害の実態・手口について」
                  「銀行の取り組み」

第3回 認知症等高齢者への接し方を知ろう!

「認知症高齢者への接し方」
講師 金沢市長寿福祉課 主任主事 樋掛健一氏




認知症の方への対応
 接し方のポイント
  驚かせない、急がせない、自尊心を傷つけない

認知症になった時の気持ち
 本人  自覚がある不安・悲しいプライドがある

 介護をしている家族の気持ち  戸惑い・否定→混乱・怒り・拒絶→割り切り→受容

認知症のことを理解し、地域で認知症の方やご家族を支援するために・・・認知症サポーターになろう!
各自治体の高齢者担当課に相談を!


だましの手口では、不安をあおる(驚かせる)、焦らせる(急がす)自尊心をくすぐる
         認知症の方はパニックになってしまいますね!

接し方のヒント
 ①ご本人のことをよく知りましょう
 ②不安な気持ちを理解しましょう
 ③間違いを指摘しないようにしましょう
 ④ご本人の話にできるだけ合わせましょう
 ⑤できないことをさりげなくお手伝いしましょう
 ⑥一人で抱え込まないよにしましょう



ワークショップ「みんなで考えよう!高齢者の消費者被害防止の取り組み」
講師 ライフデザイン研究所FLAP  岩木啓子氏

行政、業者、消費者が集まり、知恵を出し合った


ねらいと心がまえの確認 LOVEを持って取り組もう!



即答フリップ回答方法で取り組む
3人グループに分かれ、共有してから
全体で共有するという形


①私は一見 〇〇ですが、実は△△です(自己紹介)
②自分たちの団体(自分の)強みと弱み
③高齢者はなぜ騙されやすいのか
④どのようなことをすれば防止できるのか
⑤実際にやっていること
⑥連携したらできること
⑦振り返り、感想

だったような・・・・メモを取らなかったので


第4回は、被害撲滅のための声かけや見守りの方法を知ろう

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認知症の方が次々と被害に遭われるケースも多いものです。

認知症は自覚がないのではない、
自覚があるからこそ、事故防炎としての妄想や、病気の否認をしてしまうそうだ。
そっとよりそい、さりげなく支援することがポイント!

ワークショップは、ねらいどおりつながり、元気がでた。
銀行の方、行政の方、消費者団体と、まさに膝を突き合わせの話し合う。
いろんな立場の方がいるからこそ、新しいことが生まれてくると岩木先生はおっしゃった!

一緒につくりあげる作業を経験することで、さらに深く理解することになる。
高齢者対象のカフェの開催。銀行にカフェを!
高齢者の孤独への不安を取り除くための、出会いの場の創設は必要だろう!

生活学校の例例会はいわばカフェといても過言ではない。
毎月集まり学習したり、料理をしたりと。
困ったことを相談したり、社会の事を学んだり防止のために必要なことだ。

生活学校のない地域の方は是非グループを作ってみてください。
ご連絡は、076-245-6581まで!(留守電になっている場合は、後ほどかけなおしますのでご連絡先を残してください)

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