西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

危機的状況と認めると、自分の責任を認めなければならなくなる。それがイヤだから、危機を認めないということなんですかね...

2024-03-12 14:09:02 | 市政全般に関連すること

かつては大橋を渡って香川に行き、一日がかりでうどん屋さんを何店舗もはしごしていた私。
なにかの番組で、タモリさんが「うどんが美味いのは九州ですよ!」といっていたのを聞いて以来、ずっと気になっていました。

そこへ本日、北九州を本拠地とする資さんうどんの関西3号店がアマドゥでOPENと聞きつけ、早速行ってきましたよ。
一番人気の肉ごぼ天うどんを頂いてきましたが、同じうどんでも地域によって変わるもんですね。
美味かった!
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さて本題、代表質問のご報告の続きです。
ちなみに市長との直接やり取りシリーズは本日が最終ですよ。
それでは、どうぞ。

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【質問】
『市長が言う「危機的状況」の認識』についてです。
「本市の財政が危機的状況に陥ることなく、安定した市民サービスを受けられる、そう誰もが思える状況に導くことが私の使命と認識し、全力を尽くす覚悟です」とのことでした。
しかしながら新聞紙上等でも財政状況について報じられ、市の財務状況を最もよく知る立場にある財務局の担当者が「数年以内に予算が組めなくなるかもしれない」と議会で答弁する事態に陥っていること自体、本市の財政が危機的状況に陥っているということではないのでしょうか?
以前、委員会でもやり取りさせて頂きましたが、私には、その点がどうにも理解できません。
市長が言う「危機的状況」とは、どういった状況のことを指すのか?
認識をお聞かせ下さい。

...と質問する予定でしたが、先程、多田議員から同じ趣旨の質疑がありました。
答弁者は政策局長でしたが、内容に大きな違いはないはずですので質問は取り下げ、後程、意見だけ申し述べたいと思います。

※ご参照※
市長によると、今はまだ財政危機ではないそうな... 正副市長の12月ボーナスを削減する議案が提出され、賛成多数で可決されました。@2023年11月のブログ
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【ご参考×多田議員への答弁】
市としては、今まさに強い危機感を持って対応すべき状況であり、非常に重要な局面であるという認識でございます。
絶対に避けなければならない状況として、基本的な市民サービスを提供することが困難になる状況が危機的状況と考えております。
今後、深刻な財源不足が生じ、予算執行に支障をきたすことのないよう、確実に財政構造改善の取組を進めていく所存でございます。
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【意見要望】
多田議員に対する答弁は「今まさに強い危機感を持って対応すべき状況であり、非常に重要な局面」「絶対に避けなければならない状況として、基本的な市民サービスを提供することが困難になる状況が危機的状況」とのことだったと思います。
私は、言葉遊び的なことはあまり好きでも得意でもありませんし、この内容を掘ることに、さほどの意味はないと思いますので、この内容をコネコネといじり回すことはやめておこうと思います。
しかしながら、これから財政構造改善に必要な取組を進めていくために、市長が今の状況をどう認識して、どう発信していくかが、きわめて重要なのは言うまでもありません。
例えば、職員関係団体との交渉経過を側聞していても「市長が財政危機と認めていないのに、なぜ、自分達に厳しい負担を求めるのか?」という意識が強く影響しているんだろうな...と感じます。
市民サービスの削減を進める現場も同様に、そういった声に直面していることでしょう。
職員の待遇には手を付けない、財政危機とも認めない、でも市民サービスには手を付ける。
それは、あまりにも無理のある姿勢ではないでしょうか。
「確実に財政構造改善の取組を進めていきたい」というなら、こうした部分に対して、強い認識と覚悟を持い、リーダーシップを発揮することが欠かせないと、私は思います。
この点、強く指摘して、次の質疑に移ります。

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という感じです。
本来、財政危機であること、そうなるに至った自身の責任を認めて謝罪し、市職員にも厳しい対応を求めること。
その上で、市民の皆様にも一定の負担をお願いして、財政状況を改善していくこと。
これこそがトップの責任だと思うんですが、どうも市長の認識は、私とは大きく異なるようですね。
引き続き、厳しい姿勢で対峙してまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。