西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

年間2,000万円以上、安くなった機械警備業務。こういう成果を取ることこそ、議員の醍醐味だと思うわけで(^^)v

2018-09-03 16:59:05 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

時間当たり雨量30mm以上とか強烈やな...
明日の市内公立小・中・高・養護学校&幼稚園は全て休止とのことです。
皆様くれぐれも不要不急の外出は控えて、ご安全になさってください。
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さて本題、今日は手柄のご報告など。
私、過去に、市が保有する施設の機械警備業務(=警報装置を設置し、外部からの不法な侵入・盗難・事故等に備えるもの。SEC●Mあたりをイメージしていただくと、分かりやすいかと)の委託方法に問題がある!ということをツッコみました。

ザックリ言いますと、
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●市は警報装置の設置を義務付けたうえで、契約期間を一年としている
●が、このやり方だと
 ⇒一度、業務を請け負った事業者は、その後の入札に警報装置の設置費用なしで参加できる
 ⇒一方で現在、業務を請け負っていない事業者は、警報装置の設置費用を含めた価格を提示しなければならない
 ということになる
●つまり、現在、業務を請け負っている事業者は次回以降の入札に圧倒的に有利な条件で参加できる
●その結果、入札が適正に行われていないため、委託価格が割高になっている可能性が高い
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という構図ですね。
詳しくは、こちらの右上をご覧ください。
  ↓
市政報告@32号×2013年2月発行

で、上のリンク先の段階では
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●学校・幼稚園の機械警備業務が、単年度契約から5年契約に変更された
 ⇒その結果、従来の契約金額から年間・約800万円(約23%)安い金額まで契約金額が下がった
●今後は学校・幼稚園以外の施設でも機械警備業務の契約を複数年契約に改める
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ということになっていました。

そして、それから数年の間に、順次、市が保有する施設の機械警備業務は複数年化され。
この度、諸々の理由から「単年度契約せざるをえない!」という一部の施設を除き、ほぼ全ての施設で機械警備業務の複数年契約化が完了しました。
その結果、機械警備業務に関わる契約金額は上にあげた800万円に加え、なんと年間1,000万円下がりました。
ちなみに、従来は機械警備を行っていなかった留守家庭児童育成センターについても、この数年間で機械警備が導入されており、その分の費用が新たに年間600万円以上かかっています。
つまり、この見直しによる効果額は軽く年間2000万円以上。
元々かかっていた費用は年間7,000万円弱ですから、こら、すごい効果ですわ。
指摘を真摯に受け止め、着々と対応を進めてくれた担当部署にも、感謝しなければなりませんね。

にしても、こういう成果を、目に見える形で取ってくることが出来るあたりって、ほんま議員という仕事の醍醐味だと思うんですよね。
継続して、こういう成果を上げることができるよう、今後もしっかり頑張ります!
機械警備業務に限らず、複数年契約化や類似する委託業務の一括発注で費用削減は狙えるはずですし、そこらへん進めていかないと!!

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。