2011年9月1日(木) 台風が近付くこの週末は、夏の疲れを癒す休日に。 『久し振りに、あなご飯が喰いたいな』
JRで宮島口まで。 今日は、せっかくなので『穴子の白焼き』でお酒をグビリと飲ろうと、クルマではなくJRを選択。
朝10時。 開店したばかりの店内へ。 『穴子の白焼きと、ぐい飲み。 それとあなご飯の小をお願いします』
まずは、穴子の白焼き。 塩とわさびを付けて食べると、これが最高。 『うーん、やっぱり美味い』
ぐい飲みの酒をチビリ。 『ああ、こいつはたまらんなあ。 ええ休日や』
***
白焼きを食べ進めていると、あなご飯が運ばれてきた。 『あ、すみません。 ビールお願いします』
温かいあなご飯をパクリ。 冷たいビールをグビリ。 もう、何も言うことは無い。 至福の一時。
家族へのお土産に、『穴子の切り落とし』を二袋購入し、店を出た。
***
さて、せっかくやから宮島に渡って散策し、世界遺産航路で広島まで帰ろうか。
宮島と平和公園を結ぶ『世界遺産航路』 船旅フリークとしては、前から乗ってみたかったのである。
平日にも関わらず、結構な観光客が来ている。 震災で激減したと聞いている外国人の姿もチラホラ。
今日は潮が高いようで、厳島神社は、回廊のギリギリまで海面が上がっている。
まだ台風の影響は少ないようで、晴れ間が覗く暑い昼間。 宮島らしい景色を堪能しつつ散策する。
***
船の時間が近づいたので桟橋へ。
乗客は数名。 少し波が立ち始めた瀬戸内を、ゆっくりと進んでいく。
途中からは川へ。 今日は潮が高いので、橋の下をギリギリでかすめて行く。
平和公園まで、1時間弱。 のんびりと船旅を楽しんだ。
その後、広島市内はゲリラ豪雨。 うん、今日の旅は良いタイミングだったなあ。
あなご飯の『うえの』と『世界遺産航路』
うん、これはなかなか良い取り合わせであった。 次回は、水族館にも行ってみようかな。
*** 休日二日目 ***
2011年9月2日(金) 週末の休日二日目は、台風の影響で朝から雨。 『ようし、じゃあ今日は久し振りに千原温泉に行ってみようか。 出雲蕎麦も食べてこよう』
朝、5時半に家を出て、一人島根県へと向かう。
お気に入りの温泉の一つ、『千原温泉』 十数年前に初めて訪れた頃は、ひっそりと静かな温泉で、まさに秘湯という雰囲気であったのだが、最近はネット情報や口コミ、マスコミ取材などで有名になり、人が増えたので、土日に訪れる事はほとんど無くなっていた。
しかしこの夏は、運が良い事に木金の変則休日。 台風で天気が悪いこともあり、これ幸いとばかり、今日は久し振りに訪れる気になったのである。
今日はゆっくりしたいので、一回の入浴ではなく、複数回入れる『休憩』でお願いした。
休憩では、二階の一室を数時間借りてのんびりまったりと過ごす事ができるのだ。 昔、長男と一緒にここに来た時、お風呂に入って部屋で弁当を食べ、のんびりと過ごした事がある。
部屋に荷物を置き、さっそく風呂へ。 千原温泉独特のぬるくコッテリとした好いお湯。
平日で台風の影響で雨、なおかつ8時半前という早い時間だと言うのに、もう浴槽は6人とほぼ満杯状態。 『うーん、やっぱり人気なんだなあ』
お客さんは、ほとんどが60歳以上のお年寄り。 初対面同士、病気自慢話で盛り上がっている。
しかしながら、お互いが相手の話はほとんど聞く事なく、自分が言いたい事をそれぞれが、しかも何度も何度も繰り返し話すだけ。
これは会話じゃないなあ。 誰でも歳はとるが、本当の意味で『歳を重ねる』っていうのは難しいんだなあ。 『いやはや。 さすがにこれは参ったな』
病気自慢話が苦手な私は、呆れ顔で一人静かに目を閉じ、ポコポコと炭酸ガスの泡が弾ける音を聴き、泡が弾ける感触を体で感じながら、お気に入りのお湯を楽しむ。
1時間入浴した後は部屋に戻り、枕を出してゴロリと横になる。 雨の降る空を眺めながら、iPodで落語を聞き、本を開く。
台風の休日としては、最高の過ごし方である。
1時間休憩した後は、再びお風呂へ。 人が減っているかと期待したが、やはり今回も狭い湯船はほぼ満員。 金曜日でこれなら、土日はやはり来たくないなあ。
秘湯だったころが懐かしい。
***
少し早いが昼には温泉を後にし、今日の二つ目の目的である『出雲蕎麦』 伺うのは、『一福』さん。
久し振りの一福なので、たっぷり味わおうと、『ざるそばと、白イカ天婦羅蕎麦の温かいのをお願いします』
『イカ天蕎麦は、ざるの後でいいですか?』 『ええ、それでお願いします』
この白烏賊天婦羅ソバは、日本海の烏賊を使った限定品だとか。
冷たいそばを楽しんだ後は、温かいイカ天蕎麦。 『あー、美味かった。 ごちそうさまでした』
台風の週末。 久し振りにシーカヤックで海に出る事なく、JRや船を使った旅や、ドライブに温泉にグルメを堪能した。 『ようし、また明日から頑張るか!』
JRで宮島口まで。 今日は、せっかくなので『穴子の白焼き』でお酒をグビリと飲ろうと、クルマではなくJRを選択。
朝10時。 開店したばかりの店内へ。 『穴子の白焼きと、ぐい飲み。 それとあなご飯の小をお願いします』
まずは、穴子の白焼き。 塩とわさびを付けて食べると、これが最高。 『うーん、やっぱり美味い』
ぐい飲みの酒をチビリ。 『ああ、こいつはたまらんなあ。 ええ休日や』
***
白焼きを食べ進めていると、あなご飯が運ばれてきた。 『あ、すみません。 ビールお願いします』
温かいあなご飯をパクリ。 冷たいビールをグビリ。 もう、何も言うことは無い。 至福の一時。
家族へのお土産に、『穴子の切り落とし』を二袋購入し、店を出た。
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さて、せっかくやから宮島に渡って散策し、世界遺産航路で広島まで帰ろうか。
宮島と平和公園を結ぶ『世界遺産航路』 船旅フリークとしては、前から乗ってみたかったのである。
平日にも関わらず、結構な観光客が来ている。 震災で激減したと聞いている外国人の姿もチラホラ。
今日は潮が高いようで、厳島神社は、回廊のギリギリまで海面が上がっている。
まだ台風の影響は少ないようで、晴れ間が覗く暑い昼間。 宮島らしい景色を堪能しつつ散策する。
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船の時間が近づいたので桟橋へ。
乗客は数名。 少し波が立ち始めた瀬戸内を、ゆっくりと進んでいく。
途中からは川へ。 今日は潮が高いので、橋の下をギリギリでかすめて行く。
平和公園まで、1時間弱。 のんびりと船旅を楽しんだ。
その後、広島市内はゲリラ豪雨。 うん、今日の旅は良いタイミングだったなあ。
あなご飯の『うえの』と『世界遺産航路』
うん、これはなかなか良い取り合わせであった。 次回は、水族館にも行ってみようかな。
*** 休日二日目 ***
2011年9月2日(金) 週末の休日二日目は、台風の影響で朝から雨。 『ようし、じゃあ今日は久し振りに千原温泉に行ってみようか。 出雲蕎麦も食べてこよう』
朝、5時半に家を出て、一人島根県へと向かう。
お気に入りの温泉の一つ、『千原温泉』 十数年前に初めて訪れた頃は、ひっそりと静かな温泉で、まさに秘湯という雰囲気であったのだが、最近はネット情報や口コミ、マスコミ取材などで有名になり、人が増えたので、土日に訪れる事はほとんど無くなっていた。
しかしこの夏は、運が良い事に木金の変則休日。 台風で天気が悪いこともあり、これ幸いとばかり、今日は久し振りに訪れる気になったのである。
今日はゆっくりしたいので、一回の入浴ではなく、複数回入れる『休憩』でお願いした。
休憩では、二階の一室を数時間借りてのんびりまったりと過ごす事ができるのだ。 昔、長男と一緒にここに来た時、お風呂に入って部屋で弁当を食べ、のんびりと過ごした事がある。
部屋に荷物を置き、さっそく風呂へ。 千原温泉独特のぬるくコッテリとした好いお湯。
平日で台風の影響で雨、なおかつ8時半前という早い時間だと言うのに、もう浴槽は6人とほぼ満杯状態。 『うーん、やっぱり人気なんだなあ』
お客さんは、ほとんどが60歳以上のお年寄り。 初対面同士、病気自慢話で盛り上がっている。
しかしながら、お互いが相手の話はほとんど聞く事なく、自分が言いたい事をそれぞれが、しかも何度も何度も繰り返し話すだけ。
これは会話じゃないなあ。 誰でも歳はとるが、本当の意味で『歳を重ねる』っていうのは難しいんだなあ。 『いやはや。 さすがにこれは参ったな』
病気自慢話が苦手な私は、呆れ顔で一人静かに目を閉じ、ポコポコと炭酸ガスの泡が弾ける音を聴き、泡が弾ける感触を体で感じながら、お気に入りのお湯を楽しむ。
1時間入浴した後は部屋に戻り、枕を出してゴロリと横になる。 雨の降る空を眺めながら、iPodで落語を聞き、本を開く。
台風の休日としては、最高の過ごし方である。
1時間休憩した後は、再びお風呂へ。 人が減っているかと期待したが、やはり今回も狭い湯船はほぼ満員。 金曜日でこれなら、土日はやはり来たくないなあ。
秘湯だったころが懐かしい。
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少し早いが昼には温泉を後にし、今日の二つ目の目的である『出雲蕎麦』 伺うのは、『一福』さん。
久し振りの一福なので、たっぷり味わおうと、『ざるそばと、白イカ天婦羅蕎麦の温かいのをお願いします』
『イカ天蕎麦は、ざるの後でいいですか?』 『ええ、それでお願いします』
この白烏賊天婦羅ソバは、日本海の烏賊を使った限定品だとか。
冷たいそばを楽しんだ後は、温かいイカ天蕎麦。 『あー、美味かった。 ごちそうさまでした』
台風の週末。 久し振りにシーカヤックで海に出る事なく、JRや船を使った旅や、ドライブに温泉にグルメを堪能した。 『ようし、また明日から頑張るか!』