あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 台風直前、周防大島で車中泊キャンプツーリング

2016年09月04日 | 旅するシーカヤック
2016年9月3日(土) この週末は、九州に台風が近づいているということで、微妙な休日。
金曜日の夜から天気予報をこまめにチェック。

松江は晴れだが、少し強めの東風の予報。 いろいろと勘案した結果、今回は周防大島に行くことに決めた。
土曜日は晴れで、風も弱い予報。 日曜日は夜中から雨だが、テントを張らずに車中泊にすればなんとか凌げるだろうと判断。

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いつもの浜に到着し、漕ぎ出す準備。
今日は、北寄りの風なので、こちら側なら岸沿いに漕ぐ限り風の影響はそれほど受けることはないだろう。

先週は海に出ることができなかったので、久しぶりに漕ぎ出せることが嬉しい。

まずは、西に向かって漕ぎ進む。

他にはシーカヤッカーは見当たらず、漁船も少なくて、静かな瀬戸内海。

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ちょうど満潮なので、洞門を潜り抜けることができる。

海の水は澄み、気持ちの良いパドリング。


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ここでUターンして東にバウを向ける。

沖に出ると、北風の影響で少し波立ち、台風の影響を微かに感じることができる。

海面に顔を覗かせている岩場を巡りながら、のんびりまったりツーリングを楽しむ。

今日も、1時間ちょっとの、お気軽ツーリングであった。

台風が近づいてきている週末なので、漕ぎ出せただけでもラッキーであったなあ。
良い気分転換ができた。

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シーカヤックを引き上げると、近くにある竜崎温泉へ。
ゆっくりと湯船につかって体を伸ばし、サウナでたっぷりと汗を流して水風呂へザブン!
『あー、やっぱり海を漕いだ後の温泉は最高やなあ』

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浜に戻ると、車中泊の準備。

最近、後席は常にフルフラットで、キャンプ道具&カヤック道具が満載の状態なのである。
半分のスペースを空け、毛布とマットを敷き、枕をセットすると準備完了。

少し遅めのお昼ご飯は、周防大島に渡る橋のところで買ってきたお弁当。

これが、おかずの種類も多く、なかなか美味そうな充実弁当なのである。
海を眺めながら、ビールをグビリと飲み、美味しい弁当を食べると再びビール。
『あー、やっぱりシーカヤックはキャンプしてなんぼやなあ』

そう、カヤック後の食事やビール、一人静かに酒を楽しみながら過ごす夜など、その楽しさは日帰りツーリングの10倍以上となるのである。

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食事を終えると、ラジオを聞いたり、音楽を聴いたりしながら、浜でのんびり過ごす。

この頃には青空も覗き、芸予諸島ブルーの片鱗が。

台風の影響か、少し蒸し暑いものの、夏の名残を感じさせる休日である。


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夕方になると、少し怪しい空模様。

そろそろ晩御飯の準備の時間。

今日は、豚肉とニラ、豆腐で、簡単シャブシャブ。

『うーん、美味い』 秋が近づき、キャンプの夜も暖かい鍋が美味しくなる季節。


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夜中に、雨が降り始めた。
車の屋根を叩く雨音を聞きながら、『ああ、今日はやっぱり車中泊にしておいてよかったなあ』
再び眠りに。

朝は、6時前に起床。
今日の朝食は、昨日の鍋の残りに、うどんを投入。

『ハフハフ、パクリ』 『ツル、ツル、ズルリ』 うーん、朝はうどんが美味しいな。
『ごちそうさまでした』

雨は降ったり止んだり。
道具を片付け、車内を整理して、帰路へ。

いつも使わせていただいている浜。 『今回も、お世話になりました』

いやあ、台風の合間を縫って、ちょうど良くキャンプ泊付きツーリングが楽しめたなあ。 運が良かった。
さて、来週はどこ行こう?

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5匹から始まり、産卵した卵から孵ったメダカも順調に育っている。

先週末は、増えたメダカの水槽用にミナミヌマエビを採取。

妻と一緒に、ドライブがてら、野呂山へ。

景色も秋を感じさせる山頂。

エビは、簡単に捕まえることができるので、10分程度で捕獲は終了。

今日は、10匹程度で十分である。

網を持ってエビを捕まえるというのは、子供の頃に戻ったような感じで、なかなか楽しい時間であった。


最初は1つの水槽だったのだが、今では3つにまで増加。

数えたことはないが、おそらく40匹くらいまでは増えているだろう。
毎日の餌やりと観察は、最近の俺の楽しみの一つ。

さて、メダカとエビ達が、これからも順調に育ってくれるといいな。

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