あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 阿部真央らいぶNo.1 in ナミキジャンクション

2010年03月30日 | Weblog
2010年3月30日(火) 今日は、待ちに待った『阿部真央らいぶNo.1』in ナミキジャンクション。
夕方、急に予定が変わった会議が6時前に終わり、急いで会場に駆けつけた。 『あー、なんとか間に合った!』

今朝、会議予定が変更になったとのメールを見て、今日のライブは半分諦めていたのだが、幸運の女神は、なんとか見放さずにいてくれたようだ。
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6時半。 定刻にライブが始まった。 立ち見だけの狭い会場には、お客さんがぎっしり。
佐野元春のコンサートに比べると、お客さんの平均年齢は約1/2。 佐野元春のコンサートがザッと平均50才前後なら、阿部真央は20台前半だ。 若いなあ!

ソッと会場を見回してみたが、どうやら私が最年長ではなさそうである。 見た目だけの判断ではあるが、ほっと一安心。
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こういうライブハウスではガンガンと大音響で鳴らすため、正直あまり良い音とは思わないが、阿部真央の声は割れるほどのバックバンドの音にも負けず、しっかりと存在感を示していた。 さすが、阿部真央。

これまでの2枚のアルバムから、乗りの良い曲や、じっくり聞かせる曲などを織り交ぜながらプログラムは進行していく。

テンポの良い曲では、あの長い髪をまるで獅子舞のように振り乱しながら歌う阿部真央。 あの長い髪は、一つの演出なんだなあ。
表情も豊かで、喋りも短くはあるが会場からの声にもしっかり応えるなど乗りが良く、また昔の自分を語る場面では独特の味と迫力が感じられる。
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『歌を作って歌うようになる前、16歳くらいまでは、自分を認めることができず、自分を好きになることができなかった』

『でも、歌を歌うようになって、CDを買ってくれ、コンサートに来てくれる人から、元気になったという反応をもらえるようになって、ようやく最近では自分を好きになれるようになってきた。 今は、逆にみんなから元気をもらっている』

『難しい事だけど、自分が目指しているのは、いつまでも純粋で、そして素直でいられる事』

『つきあっている人も、そうでない人も、結婚している人も、そうでない人も、相手の心を自分の思うようにすることはできない。 でも、人を好きになる事は素敵な事だから、私はいつまでもラブソングを歌い続ける』

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圧巻だったのは、ラスト近く。 一人でギターを弾き語りした曲、『母の歌』

力強く深みと迫力のある阿部真央の声が最高に活きるのは、間違いなく静かな弾き語りだ! 個人的には、バックバンドなし/ギター一本での阿部真央ライブをじっくりと聴いてみたいと、心底思った。

まだ二十歳という若い歌い手、阿部真央。 ほんとうに将来が楽しみだ。

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