goo blog サービス終了のお知らせ 

この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

ちょっと文句を言いたくなった『ゾンビ・ハイスクール』。

2013-09-17 22:14:41 | 旧作映画
 『ゾンビ・ハイスクール』というゾンビ映画を見ました。
 クソつまらなかったです。典型的なダメダメ低予算ゾンビ映画でした。

 どこら辺がダメだったのか、、、付き合いだしたカップルの男性の方に、彼女のどこに惹かれたんですか?と尋ね、彼氏が「う~ん、全部かな?」と答えるが如く、「全部ダメ♪」と切り捨ててもいいのですが、それじゃ具体性に欠いて説得力に欠けるので、少し具体的に書きます。 
 冒頭、主人公のオタク高校生がいじめっ子にメガネのフレームをパキッと折られるんですよね。
 すると主人公はこのことを予知していたかのように、持っていたカバンの中からテープや工具などをささっと取り出し、あっという間にメガネを修理してしまうんです。
 このシーンを見て、自分は、主人公は目の前のトラブルを自らの器用さで解決する『冒険野郎マグガイバー』タイプなのだなと思いましたよ。これはなかなか面白そうだなとも思いました。
 が、その後主人公が器用さを披露するシーンは一切なし。結局メガネを修理するシーンは伏線でも何でもないのです。

 低予算映画って、言葉通り予算が掛かってない映画のことですが、たまに低予算を逆手に取った、あっと驚く仕掛けがしてあったり、衝撃的な展開があったり、脚本が緻密で感心する作品があったりして、レンタルすることも多いです。
 でもこの『ゾンビ・ハイスクール』にはそういった煌めくものが一切なかったです。
 見るだけ時間の無駄でした。

 それで文句を言いたいんですよね。
 文句を言いたいと言っても別に監督に対してではありません。
 クソつまらないゾンビ映画なんてそれこそ数え切れないぐらいあるので。

 文句を言いたいのはこの場合、アマゾンのレビューに対してです。
 自分がこの作品をレンタルしたのは、アマゾンでの評価が尋常じゃなく高かったからです。
 レビューしているのはたった六人だったんですけど、その六人がいずれも☆五つをつけてたんです。
 これは間違いなく隠れた傑作なのだろうと思って週末鑑賞しました。
 それがまさかここまで駄作とは…。

 まぁ他人のつけた評価にケチをつけるのは八つ当たり以外の何ものでもないのですが、これまでそれなりにアマゾンでの評価には信を置いていたので、八つ当たりをせずにはいられませんでした。

 自分がゾンビ映画で☆五つをつけるとしたら、それこそピーター・ジャクソンの『ブレイン・デッド』ぐらいなんですが、『ゾンビ・ハイスクール』を『ブレイン・デッド』と同じぐらい面白い、同じぐらい評価してよいという方ってどれぐらいいるんでしょうか。
 ちょっと気になるところです。
コメント (15)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする