薬丸岳「天使のナイフ」読み終わりました☆
これは江戸川乱歩賞を受賞してる作品だったんですね~。
友達から薬丸岳さんの作品を読んでいると聞き
私も興味を持って読み始めた。
前回は「Aではない君と」を読んで
加害者側の家族の葛藤
そして
「少年法」について考えさせられた。
今回の作品も考えさせられる内容でした。
事件なんて起こす子供は
親の育て方が悪い
そんな言葉をよく耳にします。
だけど
一概にそうとも言い切れないと思ってしまう。
兄弟想いの・・
親に従順な・・
そんな本当に
普通の子供
が起こしてしまう犯罪。
ある
何気ないきっかけで・・
自分も
いつ
加害者家族に
そして
被害者家族に
なりうるということ
それをとても考えさせられました。
そして
「少年法」の理不尽さも思い知らされました。
将来のある子供は守られ・・
被害者家族は
犯人のことを
詳しく知ることも許されず・・
その後のゆくへや
どうしているのか?
自分が起こした罪を
どう思っているのか?
それもわからないまま。。
少年たちの
真の更生
それとは一体どううことなのだろう
それを本当に考えさせられました。
被害者家族への贖罪とは
そのことも考えさせられました。
謝れば済むことではない。
どうしたら
贖罪になるのだろう?
それを考えること自体も
「贖罪」になりうるのだろうか?
桧山は妻を殺される。
5か月の愛実が眠るベビーベットの上で。
犯人はすぐ捕まった。
中学生の少年3人の犯行だった。
「お金が欲しかった」
そんな理由で妻は殺された。
それなのに
犯人の名前も知らされず・・
「少年法」に守られた14歳の少年たちは
人を殺したにもかかわらず
大した罰も受けずに普通の生活に戻ってしまう。
桧山は憤りを隠せなかった。
どこにこの気持ちをむければいいのかを。
救いは一人娘の愛実
愛実を育てることで桧山の気持ちも
なんとか慰められていた。
3年後
妻の祥子を殺した犯人の一人「沢田」が殺される。
桧山の経営するコーヒー店のすぐそばの公園で。
桧山は疑われる。
「国家が罰を与えないのなら、自分の手で犯人を殺してやりたい」
そういってしまった桧山に警察は目をつける。
そして
次は
犯人の一人
「丸山」が線路に突き落とされる
一命はとりとめたものの
殺人未遂。
そのとき
桧山はその場所に遭遇していた。
なぜ
桧山の近くで
桧山を「犯人」に仕立てるように
事件は起きるのか?!
それを桧山は調べる。
自分を陥れようとしてるのは誰なのか?
そして
もう一人の少年「八木」と待ち合わせする桧山
その場所に行けなかったが
八木は殺されてしまう。
一体だれが?
そして
桧山に送られてきた
「ビデオテープ」
そこに映っていた少年3人が行う
幼児へのむごい行為
犯人に近づいていく桧山
そして
それを追ううちに
妻の祥子の過去の犯罪を知る
妻の通帳から消えた
500万円
それは
妻の
贖罪だった
妻が苦しんできたこと
それを知り
桧山の被害者への気持ちも
変わっていく。
罪を犯すこと
それはいけないこと・・
許されないこと・・
だけど
その罪を背負って行くことの辛さ。。
そして
被害者家族の辛さ。。
それは
経験したことがないと分からないこと。
そして
真犯人は意外な人物だった。
犯してしまった罪は
罰をうけたとしても
消えることがない。
それを
深く胸に刻み込まれた気がします。
自分がもし
そういう立場になったら・・
想像でしかわからないけど
それを想像してみるっていうことも大事なんだと思う。
そんなことを思いました。
また薬丸さんの作品読んでみたいと思います
これは江戸川乱歩賞を受賞してる作品だったんですね~。
友達から薬丸岳さんの作品を読んでいると聞き
私も興味を持って読み始めた。
前回は「Aではない君と」を読んで
加害者側の家族の葛藤
そして
「少年法」について考えさせられた。
今回の作品も考えさせられる内容でした。
事件なんて起こす子供は
親の育て方が悪い
そんな言葉をよく耳にします。
だけど
一概にそうとも言い切れないと思ってしまう。
兄弟想いの・・
親に従順な・・
そんな本当に
普通の子供
が起こしてしまう犯罪。
ある
何気ないきっかけで・・
自分も
いつ
加害者家族に
そして
被害者家族に
なりうるということ
それをとても考えさせられました。
そして
「少年法」の理不尽さも思い知らされました。
将来のある子供は守られ・・
被害者家族は
犯人のことを
詳しく知ることも許されず・・
その後のゆくへや
どうしているのか?
自分が起こした罪を
どう思っているのか?
それもわからないまま。。
少年たちの
真の更生
それとは一体どううことなのだろう
それを本当に考えさせられました。
被害者家族への贖罪とは
そのことも考えさせられました。
謝れば済むことではない。
どうしたら
贖罪になるのだろう?
それを考えること自体も
「贖罪」になりうるのだろうか?
桧山は妻を殺される。
5か月の愛実が眠るベビーベットの上で。
犯人はすぐ捕まった。
中学生の少年3人の犯行だった。
「お金が欲しかった」
そんな理由で妻は殺された。
それなのに
犯人の名前も知らされず・・
「少年法」に守られた14歳の少年たちは
人を殺したにもかかわらず
大した罰も受けずに普通の生活に戻ってしまう。
桧山は憤りを隠せなかった。
どこにこの気持ちをむければいいのかを。
救いは一人娘の愛実
愛実を育てることで桧山の気持ちも
なんとか慰められていた。
3年後
妻の祥子を殺した犯人の一人「沢田」が殺される。
桧山の経営するコーヒー店のすぐそばの公園で。
桧山は疑われる。
「国家が罰を与えないのなら、自分の手で犯人を殺してやりたい」
そういってしまった桧山に警察は目をつける。
そして
次は
犯人の一人
「丸山」が線路に突き落とされる
一命はとりとめたものの
殺人未遂。
そのとき
桧山はその場所に遭遇していた。
なぜ
桧山の近くで
桧山を「犯人」に仕立てるように
事件は起きるのか?!
それを桧山は調べる。
自分を陥れようとしてるのは誰なのか?
そして
もう一人の少年「八木」と待ち合わせする桧山
その場所に行けなかったが
八木は殺されてしまう。
一体だれが?
そして
桧山に送られてきた
「ビデオテープ」
そこに映っていた少年3人が行う
幼児へのむごい行為
犯人に近づいていく桧山
そして
それを追ううちに
妻の祥子の過去の犯罪を知る
妻の通帳から消えた
500万円
それは
妻の
贖罪だった
妻が苦しんできたこと
それを知り
桧山の被害者への気持ちも
変わっていく。
罪を犯すこと
それはいけないこと・・
許されないこと・・
だけど
その罪を背負って行くことの辛さ。。
そして
被害者家族の辛さ。。
それは
経験したことがないと分からないこと。
そして
真犯人は意外な人物だった。
犯してしまった罪は
罰をうけたとしても
消えることがない。
それを
深く胸に刻み込まれた気がします。
自分がもし
そういう立場になったら・・
想像でしかわからないけど
それを想像してみるっていうことも大事なんだと思う。
そんなことを思いました。
また薬丸さんの作品読んでみたいと思います