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トルコとギリシャの外相が今後の話し合いに関して意見を交換

2020年11月08日 | 国際
11月8 日 東地中海の緊張がつづく中、トルコのメヴリュト・チャウシュオール外相とギリシャのニコス・デンディアス外相が、11月8日、今後の話し合いについて意見を交換しました。

 Hurriyet
ギリシャのデンディアス外相(左)とトルコのチャウシュオール外相


デミルオレン・ニュースによると、トルコ外相は意見交換については語りましたが、両外相間の会話の詳細については明かしませんでした。トルコとギリシャは東地中海の大陸棚に関する主張では、長い間、隔絶状態にあります。

トルコは地震調査をつづけるために、探査船オルチュ・レイス号を東地中海に配置していますが、ギリシャはこれを統治権の侵害だと非難してきました。

両国はドイツの調停で、交渉のテーブルに着くことに合意しましたが、日にちはまだ決まっていません。領海、大陸棚、空域に関する両国の意見の相違を近づけるための話し合いは、2002年からつづいています。両国はまた、トルコのイズミルとギリシャのサモス島で起こった大地震について、弔意を述べ合いました。


アヤソフィアのマスコット猫ちゃん、さようなら


イスタンブルのアヤソフィアに住みついていた、世界に知られた猫グリが、アヤソフィアの歴史の一部になってしまいました。

 Hurriyet

「アヤソフィアの猫グリは、9月24日から、イスタンブル・レヴェントの動物病院で治療を受けていましたが、残念ながら高齢のため、亡くなりました」と、イスタンブルのアリ・イエルリカヤ知事がツイッターで言いました。「グリ、私たちは決してお前を忘れない」とイエルリカヤ知事は言い、グリの写真をシェアし、「とても悲しい」と言っています。

今年初め、アヤソフィアは博物館からモスクに戻りましたが、グリは工事中も平然として、モスク内のいつもの居場所にいました。7月24日、アヤソフィアで86年ぶりに金曜礼拝が行われました。

アヤソフィアはイスタンブル征服までの916年間、教会でしたが、1453年から1934年までの500年間近くはモスクであり、その後の86年間は博物館になっていました。最近の数年間、アヤソフィアはグリの家でもありました。壮麗な建物に暮らしたグリが忘れられることはないでしょう。


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