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第42回「イスタンブル・マラソン」はケニアの選手たちが優勝

2020年11月09日 | 国内
11月9日 11月8日に行われた、世界唯一の大陸間マラソン、第42回「イスタンブル・マラソン」では、ケニアの選手たちが優勝しました。

 Hurriyet

男子レースでは、ケニアのベナルド・チェルイヨト・サング選手が、2時間11分49秒でゴールインしました。女子のレースではケニアのディアナ・チェムタイ・キプヨゲイ選手が2時間22分6秒で優勝しました。もう1人のケニアの男子ランナー、フェリクス・キムタイは、サングに11秒遅れてゴール、エチオピアのゼウドゥ・ハイル・ベケレがサングに34秒遅れて3位に入りました。

マラソンのスタート地点は、今年は初めてアジア側でなく、ヨーロッパ側の「イエニカプ・イベント・エリア」でした。ランナーたちはボスフォラスに架かる橋を2度渡り、ブルーモスクやアヤソフィア・モスクなど、多くの歴史的な場所を走りました。ゴールはスタート地点と同じ、「イエニカプ・イベント・エリア」でした。


“お宝ハンター”が2500年昔の歴史を掘り出した


アイドゥン県のカラジャス地区のオリーブ林で、お宝ハンターの不法発掘によって、2500年昔の石棺が見つかりました。石棺にはメドゥーサのレリーフがありました。憲兵隊がお宝ハンター摘発のために、このあたりの治安対策を強化しました。

Hurriyet

ユネスコ世界遺産になっている古代都市アフロディシアスの近くで、不法発掘が行われているという通報を得た憲兵隊チームは作戦を開始しました。憲兵隊は動作検知サーマルカメラを搭載したドローンを使って、この地域を調査し、2,3週間後、この辺りをうろついているグループを発見しました。

憲兵隊は辺りを巡回して、オリーブ畑の中に、不法発掘されている場所を見つけました。発掘現場のそばに石棺がありました。通報を受けた当局は、すぐに発掘現場を保護しました。お宝ハンターが掘った場所をさらに調べると、2つの石棺が現れました。石棺にはメドゥーサのレリーフがあり、およそ2500年昔のローマ時代のものと推測されます。

Hurriyet

県の文化観光局のウシト・トゥンジェル局長は、メドゥーサの石棺のほかにも、まだ確認されていない石棺があると言っています。「この石棺の中の人物は、この地方の最高権力者だったと、私たちは考えています。私たちはわくわくしています。古代都市の新しい発見で、この地域の観光に大きな可能性が生まれると思っています。

ご存じのように、アフロディシアス地方はヘレニズム時代に属しています。まだじゅうぶん確認されていませんが、これら石棺は少なくとも2500年昔のものと、私たちは推察しています」

・・・「お宝ハンター」とは盗掘で古代遺物を掘り出し、密売する犯罪者たちです。


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