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イスラエルの家族からエルドアン大統領に、人質危機への介入を求める手紙が届いた

2023年11月18日 | 国際
11月19日 親族がハマスの人質になっているイスラエル人家族のグループが、エルドアン大統領に、この人道的危機への介入を求めて手紙を送ってきました。

 Hurriyet

11月3日付の手紙には、「人質と行方不明家族フォーラム」の代表、メイラフ・レシェム・ゴネンさんとマルキ・シェム=トフさんの署名がありました。

家族たちはその苦悩を語り、「彼らが誘拐されてから、私たちは子供たち、妻たち、夫たち、老いた親たちと、まったく連絡が取れていません。私たちは家族について、まったく情報を得ていません」と言っています。

家族たちは、エルドアン大統領の中東とムスリム世界における影響力に訴え、その力を使って決着をつけて欲しいと言っています。「貴方は大きな助力ができる、独特の立場においでだと、私たちは信じています」と家族たちは書いています。

家族たちは大きな不安を抱えていると語り、「私たちは、私たちの子供や、配偶者や、親が、どこで、どんな状態にあるのか、まったくわからないのです。彼らの健康状態もまったくわかりません。彼らがまだ生きているかさえ、わからないのです」と言っています。

家族たちはエルドアン大統領に、人質たちが生きている証を示し、彼らに必要な医療品をすぐに提供し、早急の解放のために、貴方の力であらゆることをして欲しいと懇願しています。


トルコ議会はスエーデンのNATO加盟延期の決定をした

トルコ議会の外交委員会は、木曜、スエーデンのNATO加盟に関する討議を行いましたが、承認には至らず、討議は今後に持ち越しとなりました。

 Hurriyet

委員会がいつスエーデン加盟に関する討議を再開するかはわかっていません。会議では、現政権・公正発展党の議員らが、いくつかの問題を明確にする必要があり、スエーデンとの交渉はじゅうぶんになされていないという理由で、延期の動議を提出しました。

外交委員会のフアト・オクタイ議長は、トルコの安全保障への懸念に対処するスエーデンの対策に関する情報を得るために、次の会議にはスエーデン大使を招くかもしれないと、記者団に語りました。

トルコは、自国の安全に対する脅威とみなしているテロリスト集団PKKやFETOに対して寛大すぎると、スエーデンを非難し、スエーデンのNATO加盟承認を延期してきました。とるこは、FETOは2016年の未遂クーデターの首謀者と見ています。

トルコはまた、スエーデンにいるテロリストPKKの支持者たちによる一連のデモや、コーランを燃やしたプロテストに憤慨しています。


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