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CHPの新リーダーがIYI党との同盟交渉を推進

2023年11月09日 | 国内
11月9日 最大野党・共和人民党の新リーダーに選ばれたオズギュル・オゼル氏が、IYI(善良)党との関係を再燃させる意向を示しました。

 Hurriyet

オゼル氏はさまざまな政党との同盟の可能性の意志があることを発表し、CHPの開放的な政策と、相互の利益を基盤に協力する用意があることを強調しました。

「われわれはメラル・アクシェネル氏(IYI党のリーダー)と会うだろう。われわれはすべての政党と会うだろう。われわれの扉は開かれ、計画は開放されている。われわれは握手する用意がある」とオゼル氏は、11月7日、記者団に語りました。

IYI党は最近、近づく市長選には独自で参加することにしたと発表しました。2019年の地方選挙では、IYI党はCHPの候補を支持しましたが、今回は変わってきています。前回、IYI党はイスタンブル、アンカラ、イズミルのような重要な戦場でCHPを支持しました。しかし、今回は、トルコ第3の都市イズミル市長候補として、エコノミストのウミト・オズラレ氏を指名しています。

オゼル氏がCHPのリーダーになったことで、アクシェネル氏はCHPとの同盟を再検討するかもしれません。アクシェネル氏はCHPの前リーダー、ケマル・クルチダルオール氏を批判していました。

「われわれは(現政権・公正発展党)AKPを利するような態勢はとらない」とオゼル氏は言いました。オゼル氏はアクシェネル氏からのX(前ツイッター)での祝辞に返礼しています。


エルドアン大統領が西側の「ガザへの無対応」を非難した

エルドアン大統領が、イスラエルとハマス間の暴力に対する西側のリーダーたちの対応の欠如を非難し、ムスリムたちにガザの人々の味方であるよう要請しました。

 Hurriyet
経済協力機構のサミット。左から5人目がエルドアン大統領


「今こそ、われわれはムスリムとして声を上げるべきときではないか」と、エルドアン大統領は、11月9日、ウズベキスタンの首都タシケントで行われた「経済協力機構(OEC)」のサミットで発言しました。

「西側は停戦の呼びかけに無力すぎる」とエルドアン大統領は言い、西側諸国の行動力の欠如に失望したと語りました。大統領は学校やモスク、教会、病院、大学へのイスラエルの爆撃を非難し、このような行為は人道主義の核心を侵害するものだと力説しました。

エルドアン大統領はまた、11月15日に、ガザ支持の国際会議をイスタンブルで開催する計画を発表しました。この会議は中東の現在の危機に対応するのが目的で、国家首脳の配偶者たちも参加するということです。

ウズベキスタンのシャフカト・ミルジヨエフ大統領が主催したタシケントのサミットには、イランのイブラヒム・レイシ大統領、アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領、パキスタン暫定政府のアンヴァルル・ハク・カダル首相ら、7人の首脳が出席しました。

エルドアン大統領は人道的停戦を確保し、紛争のエスカレートを阻止するためのトルコの外交努力を強調しました。大統領はまた、トルコは230トンの人道支援物資をガザに配布するために、エジプトのエル・アリシ空港に送ったと発表しました。


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