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エディルネの薬局にギリシア人とブルガリア人が押し寄せている

2023年11月10日 | 経済
11月10日 ブルガリアとギリシアに隣接する都市エディルネに、ツーリストの大群が押し寄せています。彼らがエディルネに来るのは、望ましい交換率で買物ができるからだけでなく、市販の薬品やサプリメントの需要が急増しているためでもあります。

 Hurriyet

エディルネのショッピング・センターと薬局は、隣国から来る人々で大賑わいになっています。彼らの薬局でのおめあては、薬品類、とくに風邪の予防薬やサプリメントです。

薬剤師会議所のギュルカン・クルチオール所長は、保健製品を求めるツーリストが増えていると言いました。「ここ2,3年、好ましい交換率のためにエディルネを訪れるブルガリアの旅行者が増えています。とくに週末はブルガリア市民が多くやってきますね。彼らはエディルネの薬局で保険関連の商品を買っていきます」

「トルコでは故国より手ごろな価格で薬品が買えるのが、彼らがトルコの薬局までドライブしてくる理由です」とクルチオール氏は言いました。よく売れているのはビタミンやサプリメントで、ツーリストたちはいろいろなサプリメントを買っていますが、とくに風邪薬の需要が多いそうです。


「トルコはガザのガンの子供たちを受け入れる用意がある」保健相

トルコはまもなく、ガンの子供たちを治療のために、ガザからトルコへ移送する手続きを始めると、ファフレッティン・コジャ保健相が発表しました。

 Hurriyet

「私たちはできるだけ早く、ガンの子供たちをトルコに移送し始めます。患者たちが救急車でエジプトに運ばれてくるのを、私たちは待っています。私たちは彼らを治療するために、救急用航空機でトルコに運びます。私たちはまた、薬品や、医療器具、仮設病院、救急車20台、支援のための装備500トンをを船で送ります。船は11月9日、出航します」と、コジャ保健相は、11月9日、国会の予算協議会のスピーチで語りました。

コジャ保健相は、11月8日、イスラエルのウリエル・メナチェム・ブソ保健相と電話で話し、保健相として、医者としての強いスタンスを示し、イスラエルの保健相に、暴力は受け入れられないと伝えたと言いました。

コジャ保健相はまた、ガザでガンの治療をする唯一の医療機関であるトルコ運営の病院が、イスラエルの空爆で機能不全になったことに触れ、ガンの治療が終わらないまま放置されている子供たちを初め、患者たちのトルコへの移送手続を待っていると伝えたということです。この件に関しては、イスラエルの保健相と合意に達したと、コジャ保健相は付言しました。

「ガザの人道的悲劇は、保健サービスが提供されないまま深刻化しています。イスラエルによるガザの破壊は、人間の価値を瓦礫で埋めてしまった。私は、イスラエル=ハマス戦争の初日から、野戦病院の設立など、保健サービスを供給するために、エジプトの保健相と話し合ってきました」とコジャ保健相は言いました。


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