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女性エクゼクティヴは増えているが、女性の就労率は低い

2012年03月08日 | 国内
3月8日 国際的調査組織グラント・ソートンが「国際女性の日」の今日発表した調査によると、トルコの女性エクゼクティヴは昨年の25%から今年は31%まで増えていますが、全女性の就労率はまだまだ低いようです。

 Hurriyet

BRICS諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国)の女性エクゼクティヴの率は平均25%、31%のトルコはBRICSとくらべても高率です。
この調査機関がカバーしている40カ国の中では、トルコはロシア、タイ、グルジア、イタリアなどについで第8位。

また、ビジネス・コンサルタント会社メルジェルの最近の調査では、トルコは管理職の賃金に性別格差の最も少ない国(1%)だそうです。
トルコの女性エクゼクティヴは財政、販売、人的資源、マーケティングなどの部門で働いています。

ところがトルコ女性の就労率となると、とても低く、EU平均の半分です。
トルコの「女性企業家協議会」のアイヌル・ベクタシュ会長は「トルコ女性の98%が家事、子育て、平和な家庭の運営が、女性の最重要仕事と考えているんです」と言っています。

「国際女性の日」の今日、トルコの高学歴の女性は就労率が非常に高い反面、その他の女性の就労率は低く、両者のギャップが大きいことが明らかになりました。


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エルドアン首相、余命2年という噂を否定

2012年03月08日 | 国内
3月7日 エルドアン首相は今日、首相の余命はあと2年という“無遠慮な”噂を否定しました。この噂はウイキリークスが流したメールからひろがったそうです。

 Hurriyet

「私の魂を所有しているのはアッラーです」と、エルドアン首相はアンカラで催された公正発展党(AKP)の会合で語りました。「私がどれだけ生きるか決めるのはアッラーです」

2,3週前、58歳になったエルドアン首相は昨11月26日と今年の2月10日の2回、消化器系の手術を受け成功しています。
最初の手術後、エルドアンは海外旅行の予定をキャンセルしましたが、それがさまざまな憶測のもとになっているのかも。

エルドアン首相は、手術は消化器のポリープ除去のためであり、ガンの痕跡はなかったと繰りかえし言っています。
Eメールは、最初の手術で首相は結腸を20センチ切った。予後はよいように見えない。医師団はあと2年と推測していると書いています。

首相は外国公式訪問を再開、3月28日にはイランを訪れる予定です。
・・・相手がだれであっても、こんな噂を軽々しく流すべきではありませんね。
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