トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

ガジアンテップ警察がシリア人のためにアラブ語を話す警官を採用

2012年03月12日 | 国際
3月11日トルコ東南部のガジアンテップ県で、アラブ語を話す警官が採用されました。シリアからのツーリストやビジネスマンのためだそうです。
ハタイ県にはシリア難民が流入中ですが、ガジアンテップでは両国間のビザが不要になったため、旅行や商用で訪れるシリア人が増えているのです。

 Hurriyet

アラブ語を話す警官は緊急コールセンターや外国人センターのほか、旅行者が多く通るキリス=ガジアンテップ間の道路にも配置されました。
ガジアンテップ警察のシュレイマン・オーウズ署長は「緊急コールセンターには英語を話す警官を置いていましたが、アラブ語を話す旅行者の苦情や要求にすぐに対応できるようアラブ語を話す警官を採用したのです」と言っています。

「シリアからの道路の検問所に配置された警官は、シリア・ナンバーの車を見たら、アラブ語で挨拶し、なにかお困りのことは?と尋ねます」とオーウズ署長。
緊急コールセンターにアラブ語の電話がかかってきたら、「ダキカテン」(アラブ語で「少しお待ちください」)と答えて、アラブ語のできるスタッフを呼んでくれるそうです。
ガジアンテップは優しいですね。バクラバだけではありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする