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フランス裁判所が“大虐殺否定禁止法案”を違憲として却下

2012年03月01日 | 国際
2月28日 よかった・・・というより、まあ当然ですね。フランスの憲法審議会は「この議案は民主主義の主要な柱のひとつである表現と思想の自由に反しているため」中止としたそうですが、つまりトルコが言ってきたことと同じ理由ですね、アッハッハ。

 Hurriyet
サルコジさん、残念でしたね


フランスのマスコミもこぞって“大虐殺”の否定を有罪とする法案が却下された決議を報じました。
「ル・フィガロ」紙は、サルコジ大統領はすぐにこの議案の新しい草案を要求したが、この議案は“違憲”であり、表現の自由を侵害するとして却下されたと報じました。

左派の「リベラシオン」紙は、サルコジがこの議案を切り出したのは「アルメニア人有権者の票を得るための戦略であり、また、トルコのEU加盟に反対するサルコジの姿勢を明白に表わしている」と書いています。
「ラ・パリジャン」紙もこの決定の詳細を記載しています。

サルコジが持ち込んだこの法案は12月22日、議会で最初に承認され、1月23日、上院が承認しました。
法案とは・・・第1次世界大戦中のアルメニア人の殺害を否定または不法に極小化する者は、禁固1年と45000ユーロの罰金というもの。これが民主主義国家? フランス革命の精神はどこへ?

フランス高等裁判所の決定は、この法案は無効です。
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