これが新しいトルコリラのシンボルです

３月２日　エルドアン首相は木曜、記者会見で、エルデム・バシュチュ中央銀行総裁とアリ・ババジャン副首相とともに、トルコリラの新しいシンボルを発表しました。

　Sabah

左からババジャン副首相、エルドアン首相、バシュチュ総裁

新しいシンボルはTの字とLの字を合体させたもので、錨を思わせる形です。
２本の横線が右肩上がりになっているのは、市場価値の上昇を意図しています。
「このシンボルはわが国の通貨価値の上昇を示しています」というエルドアン首相の説明です。

「中央銀行、国家機関、マスメディア、市民社会、市民各人の努力によって、このシンボルが世界で認められるようになることを願います。
このシンボルはコンピュータのキイボードにも付加されます。
１年間のキャンペーンで、このシンボルが人々に印象づけられ、わが国の通貨として尊重され、価値を高めるよう願っています」

エルドアン首相はインフレと利率についても触れ、「利率はまだ高く、下げる必要があると思っています。われわれはインフレと利率を歴史的最低水準まで下げることができました」と言いました。

エルドアン首相が有名写真家の写真を撮った

3月2日　今日、イスタンブールで「文化芸術大賞」の授与式があり、4人の写真家が受賞しました。エルドアン首相も出席、開会のスピーチをしましたが、その後、首相は会場を驚かせるオチャメをしました。

　Hurriyet

エルドアン首相（左）と写真家アラ・ギュレルさん

エルドアン首相はアルメニア系トルコ人の世界的に有名な写真家アラ・ギュレルさんに賞を贈った後、近くにいたカメラマンのカメラを取り、ギュレルさんのスナップ写真を撮りました。

　Hurriyet

その後、3人の写真家に賞を渡すと、首相はまたカメラを取り、すわっている4人の写真家のグループ・ショットを撮りました。
エルドアンさん、プロの写真家たちに写真の腕を披露したかったのかしら？　それとも単なる気まぐれのいたずら？

「ときどきダイアリー」へ