夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『ルパン』(1)

2013-10-08 17:23:04 | 宝塚観劇つれづれ

宝塚歌劇で“Lupin”と言えば‥‥
『A/L 怪盗ルパンの青春』を思い出します。(映像でしか観たことがありませんが)
'07年春の、たにちゃんとうめちゃんのプレお披露目作品。
シャーロック・ホームズ役でみっちゃんが、助手のワトソン役でみーちゃんが、ともちんも出演していました。
そして、みーちゃんとともちんが、相次いで退団を発表して、それぞれ最後の公演中です
そして、みっちゃんは古巣の月組に、'06年の『暁のローマ/レ・ビジュー・ブリアン』以来となる出演です。
あの頃の上級生は、越乃組長を除いて、すべて退団してしまいました。そのリュウさまも今公演を最後に退団していきました

時は止められないとはいえ、ゆうひさんと同じ空間を彩ってくれた仲間たちが、掬いとった砂がぼろぼろと零れるようにいなくなってしまうのは、かなり辛いものがあります。
らんとむくんも退団発表・会見しましたしね‥‥

隔世の感‥‥ρ(・・、)


『ルパン』
モーリス・ルブラン作「ルパン、最後の恋」より
脚本・演出 正塚晴彦

正塚氏で、シルクハットに黒マントの主人公とモブ、時代はおそらくは20世紀初頭、そして月組、と来れば、『マジシャンの憂鬱』を思い出さないわけにはいかないでしょう
と、懐かしさに浸っているうちに物語は進行していきました。

あくまで私見ですが‥‥
ストーリーは、辻褄は合っているとは思うし、広げた風呂敷はたたんでいるとは思うのですが(←表現が古すぎ)、いまひとつ弱いというか、「えそんなことでルパンを誘き寄せたの」的な、肩透かし感が少々ありました。
それと、そもそもの発端であるレルヌ大公の死の原因はなんだったのでしょう?

登場人物が多い上に、月組の下級生はよくわからないので、ゆるゆるとしか回転しない my海馬は、ストーリーに付いていくのがなかなか大変でした


アルベール、実はアルセーヌ・ルパンの龍真咲くん。
敢えて言ってしまいます台詞回しに変な癖がついてしまっているーこれは、個性というよりも、やめた方がいいレベルになってしまっているのでは?5月の『ミーマイ』の時は、ナチュラルだと思ったのにね‥‥
ファンの方は嫌がるかもしれませんが‥‥まさおくんはあさこさんの男役を見て育ったのだなあ‥‥と随所で感じました。でもこちらは、別に気になる事ではなくて、これを土台にして、まさおくんらしさを作っていけばいいわけで
綺麗だし、100期生初舞台時の注目のトップスターさんなのだから、もっと包容力とか懐の深さとかがある男役さんに成長してほしいな、と思います。

愛希れいかちゃんは、故レルヌ大公の令嬢カーラ。
ちゃぴちゃんはいつも健気で可愛い
現在のトップ娘役さんの中で、相手役さんへの寄り添い度No.1に感じます。

(つづく)
コメント
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