夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

そーらーぱわぁ~!!(1) ♪

2010-07-14 22:18:27 | 宝塚観劇つれづれ
7月14日は「ひまわりの日」だそうです。
そうだ、『ファンキーサンシャイン』について書いてみよう、と思いました。
ところが
「ひまわりの日」というのは、“向日葵”ではなくて、“気象衛星・ひまわり1号”が打ち上げられた記念日だったのでした
(因みに、ワタクシの場合、毎年7月14日が近づくと、オスカルさまのご命日がまた巡ってきた…と必ず思い出します…合掌)


さて、本題。

東京公演も始まってしまいましたが、以下、ネタバレしていますので、ご注意くださいませm(__)m

写真は大劇場のSS席で観劇した時に撮りました。(ムラの平日はSS席が当たったりするんだよね)
東宝では、とても写真は撮れませぬ

『ファンキーサンシャイン』はとにかく楽しいです

始まったと思ったら、ハイテンションのまま、気づくとフィナーレに突入しています。

でも、実は初見の時(大劇場の初日)は、そうではありませんでした…

これでもか!これでもか!と繰り出される昭和の歌謡曲(昭和の洋楽もありますが)とベタな演出に、若干、引き気味だったのでした

それが、らんとむくんの
洗濯物の歌あたりから、テンションが上がり始め
ラテンパーカッションと共にせり上がってくるゆうひさんの衣装に度肝を抜かれたものの、このショーは楽しいぞとなり、
「プラズマ」のダンスのレベルの高さと迫力に目を奪われもう大拍手
アーミーなゆうひさんの嵌まり具合にワクワクし
腕捲り燕尾の男役さんたちにドキドキし
気づいたら、きらきらぎらぎらした熱くて濃いフィナーレを迎えていたのでした

で、次の日に観たときには~

昭和なYUZOくんとYURIKOさんや、モンキーダンスを踊る面々(顔立ちもスタイルも見事に平成そのもの)、情けない歌とともに銀橋を渡っていく雨合羽のゆうひさんが、何だかとてもいとおしくなっておりました

「太陽族」は軽く笑いつつ、ノスタルジーに浸ってほしいという作者の意図があった場面かもしれませんが、回を重ねるごとに、エンターテイメントの度合いはうなぎ登りにUP
特にらんとむくんのエンターテイナー振りはすごいです
芯になっているスターさんに回りも引っ張られて、とても楽しい雰囲気です
(個人的には、松風輝くんが娘役さんをしているのがツボ次の「ひまわり」でたくさんの娘役さんが出るから、娘役さんが足りなかったらしい…まっぷうは博多座の時から気になっている若手さんです)


「ひまわり」は、あんなに明るい衣装(娘役さんたちの衣装がくるっと回ると可愛い)とセットなのに、曲がマイナーなのがシュールです…
やはりこれは、冴えない雨男の夢物語だからかと思ったりして…
ま、そのあとで「You Are My Sunshine」と歌って雰囲気はどんとメジャーに変わっていくわけですが
ゆうひさんの、あのオレンジの衣装が面白いと思いました。
当時流行ったであろうスリムなシルエットを、とても見事にアレンジしてあって、何よりもゆうひさんが身に付けて動いた時のラインが、乱れもなくきれいです
一分の隙もなく計算されたお衣装という感じですねぇ
超ピンポイントなツボは、雨合羽からひまわりの衣装になる際に、ひまわりのカチューシャを付けてくれる娘役さん(せいこちゃんかな?)が、にっこりしながら、うんっと頷いてゆうひさんを送り出してくれるところです


と、「ひまわりの日」にこじつけて「ひまわり」の場面まで感想文?を書いてみました。
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『TRAFALGAR』観戦記(2) ♪

2010-07-10 10:07:08 | 宝塚観劇つれづれ
『TRAFALGAR / ファンキーサンシャイン』の東京公演の初日を観てきました
で、まずは『TRAFALGAR』から

ストーリーは熟知しているはずなのに“冒険活劇”に胸が高鳴りました
(ネルソンとエマの“私たちは似た者同士”については、書きたいことがあるのですが、これは後日に。)

ただ、初日ということで、演者の声が劇場空間にまだ馴染んでいないのでしょうか?
皆さんの台詞や歌声が固く聞こえました。
これは、テクニックの問題ではなく、劇場と演目が徐々に濃い関係になっていけば、日を追って、解消されていくことだと思います
同じ楽譜で演奏しても、指揮者もオーケストラメンバーも違いますし、舞台稽古と客席が埋まった状態では音の聴こえ方も違うし、初日は慎重になってしまいますよね?
(音声さんもまだ慣れていないので、ナポレオンの第一声が一瞬、なま声でした。でも、しっかり聞き取れました!さすが)

こういうところも、“舞台は生き物”たる面白さですね。

その証拠にすでにショーでは、劇場と宙組はかなり仲良しになっていましたよ


演出上の変更点がいくつかありました。

以下、ネタバレ注意です


順を追って、覚えているのだけ、備忘録として書きます。

◆映像やら、テロップ?が地味に増えています。

◆ナポリ王妃の銀橋への出が、下手→上手に変更。

◆オーレリー・バイロンが銀橋に出ていく場面。下手袖でリュシアンと耳打ちし合う小芝居をしてから、出ていくようになりました。

◆ネルソンが腕を失う場面。階段と階段の間の舞台中央で腕を負傷し、ネルソン、ジョサイアがセリ下がり。

◆それに続くナポレオン、リュシアンらの場面が、上手にあった階段上から、上手花道での芝居に変更。

◆ハーディがオーレリーを撃つ場面、一瞬の出来事ではなく、ちゃんと観客にわからせるようになっていたような?

◆そして、これがいちばんの変更点。
最後のネルソンと波たちの場面が、隻腕から、最初の黒の軍服(つまり両腕あり)に変わりました。
これについては、死後の幻想場面だから、腕が復活しても良いのでは?と思っていたので、ワタクシ的にはよかったです
やっぱり両腕を拡げて、セリの上でエマを待っているほうが、「片腕でなく両腕でエマを抱きしめられてよかったね」という気持ちにさせてくれます。


で、『ファンキーサンシャイン』で、ショーは楽しいなぁ~と盛り上がり


ゆうひさんのクレバーなご挨拶
(例によってまだら状態にしか、記憶がないです…まぁ、このような要旨のご挨拶だったということで…@my備忘録)

・ゲリラ雷雨と共に東京にやってきました
・1ヶ月やってきて充実し染み込んだ今、新鮮な気持ちで~
・東京のお客様に早くお届けしたいと昨日からわくわくしていました
・海水浴に行かなくても、海の風を感じることが出来る『TRAFALGAR』
・快適な空間で、心は真夏を感じることのできる『ファンキーサンシャイン』
・各員がその義務を全うし、お客様がピーカンになれるように出演者一同、邁進して参りたいと~
・みなさま、“お誘い合わせのうえ”(←ここで盛大にかんで、すみません!と、言い直しておりました)何度でも足をお運びください。


すっしぃさんも、組長さんのご挨拶で、初っぱなから、かんでしまわれたので…初日の舞台にはいたずらっ子の妖精さんが降りてきていました
(実は、他の組子さんたちも、お芝居で台詞のホンのちょっとした言い直しetc.多かったです…)


東京は、(費用はかかるけれど)新幹線で一本なので、大劇場に比べてすごく気楽に観に行けます。
体調に気をつけて、押さえたチケットを無駄にしないように、観に行きたいと思います

次の観劇は、初見の友人といっしょなので、どんな感想を言ってくれるかな?
楽しみです
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七夕雑感 @普通の日々の《Diary》

2010-07-07 08:01:23 | 日々のつれづれ
このところ、更新をさぼりまくってしまいました


書くことがないのではなく、逆です
書きたいことがたまってしまいまして…いろいろと下書きしていたら、かえって何もまとまらない…
海馬の容量の少なさを嘆き、文才の無さに涙しておりました



そんな時に

突然に

来年の宝塚歌劇の年間スケジュールが発表されました


えーっと‥‥‥‥

東京公演の千秋楽が1月30日ということは‥‥‥

もし、そうなる場合、すべての出版物の“1月の顔”になってしまうわけで‥‥

1月は雪組の新トップさんの大劇場お披露目公演があるし‥‥

夏だと考えていいの‥‥か‥‥‥な‥?‥‥



わたしは、どんどん、我が儘で、贅沢な望みを抱くようになっています‥‥

もっともっとと。

博多座公演が終わったあと、残りは三公演(本公演~ドラマシティ公演~本公演)だろうと思い込み、それらを主演で観られれば、それで十分だと思っていたくせに。


     


雨の降り方が、まるでスコールのようです。

しとしとと紫陽花に降る雨は何処にいったのやら。

突然の豪雨に、鵲の橋が流されてしまい、彦星さんが天の川を渡れなくなってしまう
織姫さんと逢えなくなってしまいます


「天の川 扇の風に霧晴れて 空すみわたる鵲の橋」

清少納言さんのお父さんの、清原元輔(908-990 長生きされたのですね)さんのお歌です。

“鵲(かささぎ)の橋”とは、七夕の夜に、牽牛と織女が会うときに、かささぎが翼を並べて天の川に渡す、という想像上の橋のことで、俳句の季語にもなっています。
男女の契りの橋渡しの例えにも使われる言葉、ともありました。

古の人々の想像力の豊かさには、息を呑むばかりです


     


明後日から東京公演が始まります

そして、来年の今日は、宙組の東京公演の初日の前日です。


来年も、新幹線の切符を準備して、わくわくと次の日を迎えられたらいいな‥‥


鬼が笑うことを今からあれこれ考えても、仕方がないですね


まずは、この夏を、めいっぱい楽しまなくては
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続★『THE SCARLET PINPERNEL』は楽しい(^-^)v *

2010-07-06 11:53:07 | 宝塚観劇つれづれ
月組のみなさま、『THE SCARLET PINPERNEL』の千秋楽、おめでとうございました。

豪華な舞台での、まさに冒険活劇、楽しかったです

さて、7月の初めにも『THE SCARLET PINPERNEL』を観劇してきました

しかも、マチネ、ソワレと2回連続で観ることが出来たので、舞台のいろいろな部分を観たり、感じたり出来てよかったです

マチネは瞳子さんがご観劇
当然、パーシーの仮面舞踏会ネタは、瞳子さんのファッションで
遠目にお見かけしましたが、夏らしいパンツスタイルで、きりりと綺麗なおねえさん、という感じだったと思います。
プリンス・オブ・ウェールズとも、「今日はパーシーがもうひとり来ているんですよ」「パーシーは双子だったの」みたいなやり取りをしていました。

そのかちゃん@プリンス・オブ・ウェールズはとても出番が少ないのです。(他の場面でアルバイトもしていないようだし…)
だからでしょうか?
そのかちゃんは、フィナーレでは“水を得た魚”という感じで、すごくいきいきとした笑顔で踊っていました。
歌中心の一本ものミュージカルだと、生徒さんに役をつけるのは難しいですよね…


さて、通算3回観て、瞳子さんときりやんのパーシーの役の作り方というか、パーシーから受け取るものの違いが、わりとはっきり見えてきました。
(比較してしまいますが、どちらがいい、とか、そういうことではありませんそれと、あくまでも私見です)


ギロチンにかけられそうになっている貴族のフランス脱出をたまたま手伝ったら上手くいって、ゲーム感覚で“スカーレット・ピンパーネル”の活動を始め、次第にのめり込んでいったパーシー@瞳子さん。
それまでのパーシーは、まさに“お洒落とスポーツにしか興味がない遊び人の貴族”だったのだろうな…と思わせます。
デュハースト@しぃちゃんや、フォークス@すずみんは、パーシーの作戦参謀のような立場。


無実なのにギロチンにかけられるフランスの貴族を救わねば!という正義感から積極的に行動を起こし、“スカーレット・ピンパーネル”を名乗るパーシー@きりやん。
遊び人の貴族風に見えて、政治や世界情勢に詳しく、プリンス・オブ・ウェールズ@そのかちゃんが王位についた暁には、政治の中枢に関わりたいという希望も持っています。
作戦の立案はすべて自分で行い、デュハースト@もりえちゃんや、フォークス@マギーくんは信頼出来る副官という立場。


ふたりのパーシーからは、このような印象を受けました。

だから、マルグリットが自分を裏切って陰でショーブランと繋がっているのを知ってからは、

「女性をみる眼が自分にはなかったのか…情けない…」となり、マルグリットと仮面夫婦を演じるのも致し方ない、とある程度は割り切ってしまうパーシー。

「愛し合った仲なのに、どうしてマルグリットは自分を裏切るのか」と怒りが収まらず、何かの間違いであって欲しい、と切望するパーシー。

こんな風に感じました。

でも、ふたりとも恋に対して不器用なのはいっしょで、最初は本当に真っ直ぐにマルグリットを愛したと思うのですね


また、ショーブランとの関わり方についても、星組版では、パーシーとショーブランは、真逆な性格をもっているように感じ、月組版では、ふたりは似たような性格、と感じました。
(但し、みりおくんのショーブランしか観ていないので、まさおくんだとまた違った印象を受けるのかもしれません)


で、これらはあくまでも、パーシーを中心にして感じた事なので、マルグリットやショーブランを中心に据えて舞台を観たら、また、違った印象になったり、新しく気づく事があるのかな~?とも思います。


月組版を観たことで、『THE SCARLET PINPERNEL』の作品力の大きさを改めて感じ、初演の星組の劇場の空気感を思い出したりして、楽しくも得難い体験ができました


『THE SCARLET PINPERNEL』もいずれ東宝ミュージカルになるのでしょうが、役者が揃った時に、宝塚でも是非、再演してほしいです。


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