夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

美園さくらさんと上田久美子さん

2022-05-07 15:15:00 | 観劇の周辺
大劇場の星組に次いで、東京の雪組の初日からの公演中止が発表されました。
神経質なくらい感染には気をつけていたと思うのですよ。
でもこうなってしまって……
生徒さんや舞台関係者の方々、そして観劇予定だった方たちの無念は如何ばかりかと……
願わくは、中止期間が短くてすみますように🙏と祈るのみです。
そして、唯一公演中の、ありちゃんチームが完走できますように🏃🆗


さてタイトル。
大幅に旬を外れた話題ですが、備忘録的に書いておこう、と思います。

まずは、美園さくらさん。
頭のいい人だし、たぶん大学にいくのかなぁと思っていましたら、なんと!!
予想の遥か上。
この春から、慶応の大学院に入学だそうです。
在団中から、通信制の大学(法学部)に入学して勉強していたとか。(トップ娘役の期間は忙しくて、さすがに休学していたそうです。)
コロナによるお休み期間は、勉強に集中出来ていたのかもしれませんね。

昨年末に、ファッション雑誌のインタビューで久しぶりにメディアに顔を出してくれて、そのときは「子どもにまつわるボランティアをしている」「図書館に通っている」みたいなことを話されていて、何か目標があるのかな?と思っていたら、このたびの大学院の入学だったのでした。
努力に頭が下がります。
インタビューでは、誰にでも悩みを相談できる場があればいい、とも語っていました。
「心の健康に寄り添うメディアのあり方」をテーマにした研究をしたいそうです。
実りある学生生活を送れますように。
そして、宝塚での経験と合わさった、美園さくらさんならではの感性が生かされますように。
※産経新聞で月1回の連載が4月から始まっています。Webだけかな?


上田久美子さんが宝塚を辞めたと報道されたのは、4月の初めでした。
宝塚歌劇団の演出家の中で、今や一番の人気者でファンの信頼もあつい方です。
インタビュー記事も読みましたが、海外留学されるそうですね。
「収入を無くして退路を絶ちたい」という思いがあるそうです。
とはいえ、すでに演出舞台も決まっていて……そのひとつは梅芸関係なので、まあ、円満退社なのでしょう。

ウエクミさんは、『霧深きエルベのほとり』の少し前頃に外部のインタビューで、「あなたなら外の世界で通用する、と言われるけれど、それは宝塚が劣って見られていて、あまりよい気分はしない」と宝塚愛を語っていましたのにね……
でも、「自分は本当にありそうな舞台を作りたくなってしまい、それは理想の宝塚の舞台とは違うような気がして、そういう意味ではファンタジー力(りょく)が足りないかも」とも語られていました。(「小説新潮 」2018年12月号)

ここからは、全くの想像ですが……
コロナ禍で、過酷な現実を目にすることが多くなり、「本当にありそうな舞台」を創りたくなったのでしょうか?
ウエクミさんの作品は「美しく滅ぶ」ことが多かったと思います。
しかし、滅ぶということは過酷な現実であって、余韻に涙するよりも、喘ぎながら次の一歩を考えなくてはならない、場合によっては退歩することも有り得る、そういう世界を描きたくなったのでしょうか?
文学でいえば、読者の反応を意識しながらラノベを楽しんで書いていたのが、己れや世界に向き合って純文学を書きたくなった的な?
って、全く的外れな臆測かもしれませんが💦

たぶん、ウエクミさんの作品は再演されると思います。
そのときは演出家として参加してくれたらいいなと思うし、新作を宝塚に提供する可能性もありますね。

今後、ますますのご活躍を❗️
コメント (2)
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