中日劇場で『風と共に去りぬ』を観てきました
観たことがある気になっていましたが、よくよく考えると、轟バトラーの生の舞台を観るのは、初めてなのでした。
轟さんはとにかく完成度が高かったです
熱すぎたり、力みすぎたりすることはなく、本当に自然とレット・バトラーそのものでした。
酒をあおるとか、スカーレットをからかうとか、“大人の男”ですねぇ
まさおスカーレットはとにかくわがままで自己チューで可愛い
男たちはそんなスカーレットに惹かれていくのでしょう。
ビジュアルもいいのに、歌もちゃんと上手いのに‥‥私にはあの“まさお節”とも言える独特の台詞の言い方が‥‥すみませんダメでした
一幕最後のタラの場面とか。
スカーレットⅡは凪七瑠海ちゃん。
かちゃの顔の小さいことといったら驚異的です
“女装”ではなく、普通に可愛い
この人の声が、高いにしろ低いにしろ、もう少し涼やかだったら‥‥と、いつも思います。絶対に声で損をしていますよねとはいえ、声質はちぎちゃんと同じような気がするので、ワタクシが勝手に悲観することはないですね。スミマセン
ベル・ワットリングは美弥るりかちゃん。
私は『風共』を観ると、ベルのお芝居に泣かされるのです
宙組のきたろうくんの時もそうでしたが、今回もみやるりちゃんのベルに切なくなりました。
みやるりちゃんも“女装”ではなく、ふつうに女役さんでした
みやるりちゃんは、落ち着いた低音ボイスで、好きな声です。
メラニーに愛希れいかちゃん。
誰からも慕われ、レットからも一目置かれるメラニー。
スカーレットが階段落ちしたあとの、レットとメラニーのふたりの芝居が好きです
欠点というものが見つからない女性です。でもメラニー本人的には、コンプレックスとか不満とかたくさんあるのだろうな‥‥
ちゃぴちゃんに嵌まり役だと思いました
ちゃぴちゃんの素直なお芝居は大好きです。
次は、まさおくんの相手役ではない?アントワネットなのですよね?
そして、ルイ16世が美城れんさん。
今回はマミーです
出番も多く、頼りになる専科さんです
歌劇団は、こういう生徒さんを大切にして、残ってもらうようにしないとね
(続く)