夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『エリザベート・2012』 (6) ついに1000回!!

2012-08-04 20:55:22 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ

8月4日のお昼の公演で、『エリザベート』はついに1000回目となりました

今日は入り口で、1000回達成記念として、クリアファイルをいただきました
(写真のです。昨日のポストカードもこれと同じ図版。)

やっぱり、1000回ですから、終演後にちょっとはイベントがあるわけです

スターレイ夫人役の久路あかりさんの司会進行(これがとてもお上手)で、まず1000回出演した6名の方が紹介され、代表でルキーニ役の高嶋政宏さんがご挨拶。
「最初は袖でぜいぜい言っていましたが、ルキーニさんに見守られているというか…今ではリラックスできる役」

そして、初演からのメンバーということで、山口祐一郎さんもご挨拶。
6名の方に向かって、深々と礼をして
「おめでとうございます。‥‥半人前、最近は三分の一人前になりました‥‥トップランナーの人たちの後を追って精進していきたいと思います。本日はまことにありがとうございました

ここで初演の映像を少しみてみましょうということで、舞台後方のスクリーンに映像が映し出されました。

一幕最後のまだ階段がない演出の「私だけに~リプライズ」は祐一郎さん、鈴木綜馬さん、一路真輝さん。
今と衣装は同じだけれど、小綺麗で若い「キッチュ」
祐一郎さんと井上芳雄くんの「闇が広がる」
そしてラストの白い衣装('00年、'01年限定)の祐一郎さんと一路さん。

貴重な初演ヴァージョン。
'04年の3演から演出が変わったとき、最初はすごく違和感を覚えたことを懐かしく思いだしながら、みていると

ここで、一路さんのアップが続いたのです
“あこれは

やはり、一路真輝さんが大きな花束を持って、駆けつけてくれました
黒のノースリーブのワンピース。
高嶋さんに花束を渡して、「お兄ちゃ~ん」とハグ。
伊東弘美さんともハグ。
祐一郎さんにも手招きされてハグ。
春風ひとみさんが、一路さんが登場した瞬間に、とても喜んでくれたのが、印象的でした。
「1000回おめでとうございます。‥‥私も半人前ですがこの世界に身を置けて、幸せでした。」

そしてやっぱりこの人抜きでは日本の『エリザベート』は語れない
小池修一郎氏登場。
「山口祐一郎さんが作品を引っ張り、高嶋政宏さんが土台となって支えてもらった」
「宝塚の元男役たちは、山口祐一郎さんに育ててもらった」←意訳です言いたいことはわかるけれど、ちょっと?アブナイ発言
小池氏は祐一郎さんを深く信頼しているのだなぁ…としみじみ感じました。

1000回休まずに裏で働いてくれた、演出部のスタッフさん2名も紹介

「エリザベートの名古屋公演はいつでも夏で
'01年(5月だけど)、'04年、'08年、そして今年、見事に夏です。
「昨日が初日でまだ始まったばかりです。」


「これからも、1500回、2000回目指して続いていきますようによろしくお願いいたします。」

拍手の嵐に包まれた何回かのカーテンコールのあとで、最後は、祐一郎さんがこの回のシシィの春野寿美礼さんとふたりでご挨拶。
(祐一郎さんは気配りのひと。2名のスタッフさんを舞台中央に連れ出してくれたり、2列目にいたシシィの手を取って途中から前列に並ばせてくれました)

和気藹々と約30分でイベントは終了したのでした

※いつまでUPされているかわかりませんが、詳しくはToho Channelの映像をご覧ください。

~~~~~~~~~~~

今年の小池氏は、星組の『オーシャンズ11』『キャバレー』『エリザベート』月組の『ロミオとジュリエット』 宙組の『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』『エリザベート・SPガラコンサート』と大作続きの相変わらずの売れっ子

来月には、梅田の『エリザベート』と宙組の『銀河英雄伝説@~』を観劇するので、楽しみです
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『エリザベート・2012』 (5) 名古屋初日は999回目。

2012-08-04 00:53:00 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ

大好きな『エリザベート』の中日劇場公演が始まりました

今日の初日で999回目。
入り口で記念のポストカードをいただきました。


思えば、帝劇の初日には、ゆうひさんはまだ大劇場で公演中で‥‥7月1日には、博多に出発する直前のあさこさんが、東京宝塚劇場にお花渡しに来てくれて‥‥今は退団して1ヵ月が経って‥‥そして今月末に新生宙組公演が始まっても、『エリザベート』は梅田でまだ公演を続けている‥‥
なんだか、不思議な気持ちです。

すみませんm(__)m
感慨に耽ってしまいました‥‥


では、本日の感想を。

博多座公演を終えて、中日劇場にやってきた『エリザベート』は、カンパニーがすごくまとまって、初日にもかかわらず舞台に余裕が感じられました。
もっともそれは、シシィ@瀬奈じゅん×トート@マテ・カマラスという組み合わせだったからかもしれませんが‥‥


あさこさんは、〈瀬奈じゅんのシシィ〉というスタイルを確立したように、シシィ役が板についていました。
高音がどんどん聴きやすくなっています
少女時代のシシィの笑顔が、すごく可愛い
最後のラインナップで、満面の笑みで上手奥から出てきたのが、印象的でした

マテさんのトートは少年ぽい。
初めてシシィと出逢う「愛と死の輪舞」が、ものすごく瑞々しいです。
シシィへのまっすぐな想いが伝わってくるトート閣下でした

フランツ・ヨーゼフ陛下は岡田浩暉さん。
頑張って頑張って、あっぷあっぷしながら皇帝の義務を果たしている陛下に見えました。
自分がこんなに頑張っているのにと思うと、息子のルドルフの行動がどうしても許せなくて、必要以上に辛く当たってしまう、そんな陛下でした。
シシィへの包容力も感じられなくて、これではシシィは宮殿から逃げ出しても仕方ないかなと妙に納得してしまう陛下でした。

だから逆に、大野拓朗くんのルドルフが、英邁な皇太子に見えました。
帝劇の時よりも、骨太になっていました。
歌は「闇が広がる」は良かったのではないでしょうか?

ちびルドルフは坂口湧久くん。
帝劇でも上手いと感心しましたが、ますます磨きがかかっていました。
孤独の中で育てられた皇太子という事が、はっきりわかって、この子は成人しても幸せにはなれないのではないかと予感させるちびルドルフでした。
歌も全部上手いしね

ゾフィは杜けあきさん。
杜さんもとても安定していました。


例によって、役替わりのキャストだけになってしまいましたが‥‥

終演後は、あさこさんがご挨拶。
日本も世界もオリンピック一色になっていますが、そんな中で、一公演一公演、大切に演じていきたい、というようなことを。


明日はいよいよ1000回目です
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