夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

芸術新潮9月号 〜『ベルばら』50周年②〜

2022-09-02 08:30:53 | 極私的「ベルばら」語り@危険地帯
はや9月の声を聞いていますが・・・
8月29日は「ベルばらの日」なんですって👀
なぜかと言うと、1974年のこの日が月組公演の初日だったからだそうです。
大ブレイクのきっかけは確かに宝塚での上演かもしれませんが、「ベルばらの日」というのならば、連載開始の日のほうが良くない?
と、心の狭いワタクシ😓


『ベルサイユのばら』50周年を記念して、展示会関連でいろいろな告知が相次いでいますね😃
豪華絢爛なアフタヌーンティーとか、スイーツ🧁とかドリンク🥤とかグッズとか・・・
は、ほぼほぼ無縁なのですが、『ベルばら』を特集した「芸術新潮 9月号」は買いました☺️





こういう特集本の定番、ストーリー紹介や著者インタビュー、当時の絵画から辿る歴史、そして宝塚の『ベルばら』紹介etc.・・・盛りだくさんの内容です。

中でも私がいちばん興味を惹かれたのは、オルレアン公についての記事です。
書かれたのは仏文学者の鹿島茂先生。
『ベルばら』ではオルレアン公を「パレロワイヤルに啓蒙思想家たちを集めている国王の従兄弟」とザックリと紹介されています。
オルレアン公爵家がどのような事情で国王派と対立するようになったのか?とか、オルレアン公爵を操った黒幕は誰か?とか読んでいてとても面白かったです。
借金返済のためにパレロワイヤルでいろいろと事業を始めたオルレアン公が腹に据え兼ねたのは、ルイ16世から「商店を開かれるのですか?それでは日曜にしかお会いできなくなりますね」と言われたこと、というエピソードには笑ってしまいました。

著者インタビューでは・・・
50年前の作品ですし、周年ごとにインタビューを受けたり、特集本が出たりして、理代子先生ご自身もいつどのようなことをお話しになったのか、たぶん覚えていらっしゃらないのだろうな(ふつう覚えていませんよね😌)・・・でも、今回語られていることが今の素直なお気持ちなのだろうな・・・想いは上書きされていくしね・・・などと考えながら、読んだのでした。


ついでに書いちゃう。

これはとてもおぼろ気な記憶なのですが。
「オスカル」という名前は、スウェーデン国王オスカル一世からいただいたことになっていますが、昔々、その昔、理代子先生はオスカー・ワイルドがお好きで、オスカーをフランス語読みにして「オスカル」と名付けたと仰っていませんでしたか?
(連載誌の「週刊マーガレット」のコラムで読んだ記憶が・・・)
ただ、そんな話はもう全然聞かないので、きっと何かとごちゃ混ぜの記憶なのでしょう💦💦

とにかく、オスカルさまに出逢えたことは一生のたからものです✨

と、over 60 が言える(イタいけれどね、堂々とは言えないけれどね😓)時代が来るとは、思ってもみませんでした。
コメント (4)
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Bastille day

2021-07-15 09:17:28 | 極私的「ベルばら」語り@危険地帯
遅れてしまいましたが・・・

7月14日は
フランスでは《建国記念日  Fete nationale francaise》
(⬆️フランス語独特の記号が表記出来ていません🙇)
日本では《パリ祭》(日本だけの呼称だそうです)
英語圏では《 Bastille day 》
そして
オスカルさまのご命日です。

以前は、オスカルが生き延びていたら、崩れていくフランスの体制や思想をどのような思いで見ていたのだろうか?たぶんオスカルの理想は立憲君主制であっただろうから、ロベスピエールたちの暴走を止めようとしたのだろうか?などと思いを馳せたこともありました。

でも最近はそうではなく。
オスカルは、人権宣言によって得られた権利は実は男性のものであることに気づいてどう思ったのか?女性の人権は男性に従属するものとして厳しく規定されてしまい、むしろ革命前よりも自由がなくなってしまったことをどう感じるのだろうか?
そんなことを思います。

半世紀という時を経てもなお、さまざまなことを考えさせてくれる『ベルサイユのばら』です。


そう!50年なんですよ。
2022年は連載開始から50年🎉
2024年は、宝塚歌劇110周年🎊であり、初演から50年✨

'22年か '24年に『ベルばら』が再び宝塚歌劇の舞台に登場するのでは?!と思っています。
演出家が変わらなければ、もう、危惧だわ。
最高の駄作認定(あくまでも個人の感想です🙇)である「呪いのどんぐり編」を超えるものが出来てしまったらどうしましょう。
宝塚歌劇は2.5次元の先駆者で、最近はますますコスプレに磨きがかかっているので、生徒さんたちの舞台姿には本当にうっとりするのです💖
もう何度も言っていますが、内容が伴った舞台を観てみたいものです。
コメント (2)
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アニメの『ベルサイユのばら』のことなど

2020-11-02 21:37:24 | 極私的「ベルばら」語り@危険地帯
ご無沙汰しております 🙇
ついに10月は更新を1回しかしませんでした。
別に忙しいわけではないのです。
ただ、ナマケモノなだけ。
ブログに書くほどの話題もないけれど・・・


さて、ちょっと前の話になってしまいますが、『ベルサイユのばら アニメ大解剖 』という本を買いました。



発売されのが8月の下旬で、その存在を知って思わずポチったのが、9月の半ば。
届いてみれば、既知のことも多くて、must buy なアイテムではなかった気もしたのですが、そこはやはりファンの性でして、書籍系の『ベルばら』の新商品には弱いのだわ😛

内容はおおまかに言うと、

❇️姫野美智先生のイラスト
❇️登場人物の紹介(オスカルさまがたくさん❤️)⬅️ここがメインかな?
❇️全40話のタイトルとあらすじ
❇️アニメ制作にあたっての主な登場人物の設定資料
❇️田島令子さんと志垣太郎さんへのインタビュー

等々です。

『ベルサイユのばら』とは?と原作の説明もしてあるのですが、そこにはエピソード編で明かされたジャルジェ夫人の出自が織り込まれていて、新旧取り混ぜた原作紹介になっていました。
ジェローデルのファーストネームはヴィクトールのままですけれどね❤️

「アニばら」のクライマックスともいえる蛍の場面は、残念ながら好きではないのですが(すみません😣⤵️原作のあの夜の雰囲気が、風のそよぎやオスカルの指先にいたるまでとても好きなので。)、アニメにも好きな場面はたくさんあります。

その中で、オスカルがピアノでバッハのインベンションを弾く場面は昔から好き❤️
あのようなグランドピアノは、まだあの時代には全く存在していなかったという点を割り引いても、たぶんオスカルはバッハが好きだったのではないかと、想像できるからです。
様式が整っているけれども、その中でいろいろな可能性を追究したバッハは、根が真面目なオスカルが、特に近衛連隊長時代は好んだと思う。

原作のほうでは、モーツァルトをヴァイオリンで演奏したり、彼の作品についてご令嬢と語ったりしていますね。(実際、革命前の一時期、モーツァルトはパリに滞在していました。)

また、かつて理代子先生は「オスカルがベートーヴェンを聴いたらきっと好きになったに違いない」とおっしゃっていました。
ベートーヴェンの時代になると、音楽家は宮廷や大貴族のお抱えでなくなり、今でいうところのフリーランスになります。
音楽自体も消費されるもの(例えば、特定の晩餐会や式典のためだけの音楽)から、芸術へと進化していきます。
なので、自由な発想で創作できる反面、一曲一曲に個性を持たせなければなりません。
そういう創られかたをした音楽をきっとオスカルは好きになるだろうな、とは想像できますね☺️

『ベルばら Kids』にはモーツァルトもベートーヴェンも登場していますね。

アニメ本について語るつもりが、全然関係ない方向にそれてしまいました🙇




アニメと関係ないついでに、もうひとつ😛

少し前に朝のテレビ番組にある作家さん👩がゲストで出演されていました。
宝塚観劇がご趣味だと話されていて、扮装写真をバン!っと公開していました。
それがオスカル👀❗️
演目にもキャラクターにも触れませんでしたが、まぎれもなくオスカル。
写真の雰囲気からして、大劇場ではなくシャンテ地下の写真スタジオで撮った感じでした。
作家さんの横にA1くらいに拡大したオスカルがどん!と置かれて、「えっ?トークの間中、このパネルがあったらどうしよう💦」とちょっとドギマギしたのですが、程なく退場となって、ホッとしたのでした。

オスカルは、もう身内みたいなものだから😅例え他人様の扮装写真といえど、テレビに、しかも地上波のトーク番組に登場したりすると、今でもドキドキしてしまいます。
この気持ちは歳とっても変わらないなぁ、と思ったのでした🤭
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手紙が解読されたそうです

2020-06-13 22:37:00 | 極私的「ベルばら」語り@危険地帯
久しぶりに『ベルサイユのばら』に因んだ話題を🌹✨🌹
何年ぶり👀❔


革命後、さらにヴァレンヌ逃亡失敗後も、王妃マリー・アントワネットとフェルゼン伯爵が連絡を取り続けていたことは有名です。
そしてその手紙の文字が上から塗り潰され、解読不可能になっていることも知られていました。
いったい、塗り潰したインクの下にはどのような事が書いてあったのかしら❔
まだ歴史の表舞台に出てきていない事柄があるのかしら❓️とワクワクした謎の手紙だったのですが・・・
なんと❗️❕
この度、一部分の解読に成功したそうです🙂

以下、ニュースサイトからの引用です。

🌹 ✨ 🌹 ✨ 🌹 ✨ 🌹 ✨ 🌹 ✨ 🌹

仏国立公文書館(French National Archives)は3日、フランス革命中に処刑された王妃マリー・アントワネット(Marie Antoinette)が恋人のフェルセン伯爵(Count de Fersen)と交わした手紙の中で、インクで塗りつぶされ判読不能となっていた箇所の解読に成功したと発表した。

王妃とフェルセン伯は、1789年の仏革命から2年後も手紙のやりとりを続けていた。当時、王妃と夫の国王ルイ16世(Louis XVI)はパリ脱出に失敗し、チュイルリー宮殿(Tuileries Palace)で幽閉生活を送っていた。

今回、新技術を用いて解読されたラブレターの一部は、王妃とフェルセン伯の親密さをいっそう裏付けるものだ。

 解読プロジェクトの責任者は、「それまで慎重に隠していた王妃への思いを、フェルセンが明確な文章でつづった手紙を初めて読むことができた」と述べた。「マリー・アントワネットとフェルセンは、内容の大半が政治的な手紙でも、自分たちの気持ちを愛の言葉で伝えていた」

 95日間に及ぶプロジェクトでは、2年前に開発された蛍光X線分光技術を用いて、手紙に使われたインクの組成を分析した。塗りつぶされた箇所の解読から分かったことは、2人の関係の「衝撃的な新事実」というよりも、むしろ「強制的な別れや幽閉といった特定の状況下における希望、不安、信頼、恐れなどの感情の発露」だったという。

 一部が塗りつぶされた手紙15通のうち、消された内容が明らかになったのは8通のみ。残る7通は、文字のインクと塗りつぶしのインクが同一で、解読できなかった。

 フェルセン伯爵が手紙を書くのに使用したインクと、塗りつぶしに用いられたインクが類似しており、塗りつぶしたのは伯爵自身だった可能性を示唆している。

(引用、ここまで)

🌹 ✨ 🌹 ✨ 🌹 ✨ 🌹 ✨ 🌹

6月4日に発信されたニュースです。
コロナ禍のフランスなのに、さすがにこういった学術研究は続けられていたのですね。

「衝撃的な新事実」ではありませんでしたが、アントワネット陛下とフェルゼンの、究極の状態における信頼関係、愛の言葉を交わし合ったことが、よりはっきりと証明されましたね♥️✨♥️
このような書簡を交わすためには、ふたりの間を取り持ってくれた人物がアントワネットの近くにいたはずですよね。
国王一家がチュイルリー宮殿に幽閉されていたあたりまでは、まだ秩序も残っていて、王党派の人間がなんとか王家の人間に近づくことができた、ということでしょうか?

20年くらい前に、DNA鑑定で、埋葬されている遺体は紛れもなくルイ17世だということが判明しました。
生存説が完全否定されたわけで、科学技術の進歩は夢を奪う面もあるのだなぁと当時は思いました。

今回の解読によってあらわにされてしまったアントワネット陛下とフェルゼン伯爵の関係ですが、むしろこれは私にとっては嬉しい、心温まる発見でした🌹
もう少し科学技術が進歩すると、残りの手紙も解読されるかもしれませんね。

🌹 ✨ 🌹 ✨ 🌹 ✨ 🌹

さて、話が変わりますが💦
『突撃!カネオくん』という番組がありまして、好きでよく見ているのですが、今日は〈花〉がテーマでした。
薔薇の花もいくつか紹介されていましたが、BGMが「アニばら」のテーマ曲でした(歌詞付きではなくインストゥルメンタル)。
アレンジを変えて2回も流れていました🌹🌹
懐かしい~🌠
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今年も嬉しい贈り物

2019-01-15 23:17:10 | 極私的「ベルばら」語り@危険地帯
とても嬉しい贈り物をいただきました🤣

じゃーん❗️❗️

オスカルさまがやってきました❤️



ベル友さんでヅカ友さんでもあるM子さまからの贈り物です。
どうもありがとうございます🌸💕
すごく嬉しい😆

ベルサイユのばら の炭酸煎餅。

このオスカルさまの原画は白黒ですが、この頃のオスカルさまは、表情だけでなく本当に髪の毛ひとすじ、指先にいたるまで美しさの極致でした。
オスカルさまを包む風の匂い、花の香りや草いきれまで、あの絵の中から感じることができました🌹



ベルサイユのばら のサイダー、3本セット。



これらは確か、宝塚北SAの限定品のはず。
ご家族旅行の途中にわざわざ買い求めてくださったとか。
貴重なものをどうもありがとうございます🙇
割れやすい、壊れやすいものなのに、それは丁寧な梱包で送っていただいたので、無事に到着しました✌️

食べ物、飲み物なので、いつかは口に入りますが、賞味期限をみながら、しばらくは眺めて楽しみたいと思います。

コメント (2)
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