Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

昔の同僚と再会!

2013-11-13 20:15:52 | 日常
(おっとまた間があいちゃった!10月末から一気に忙しかったの。)

前回ポストしたカンファレンスでは4年ぶりに昔の同僚との再会を果たしました。フェイスブックに再会の写真をのせたら、懐かしい方々からたくさんのレスポンスがありすごく心あたたまりました。



このブログの2005~2008年あたりで一緒にプロジェクトをさせて頂いた方です。当時とても密度の濃い時間を過ごしていたので、あの頃の3~4年を思い出すと、「走ってたなぁー」という感想しかありません。日々のエキサイティングなことはもちろん、大小のイベントをするにしても毎日新しいアイデアや思いつきがあって心ワクワクしてたし、アーティストや研究者の方で誰を呼ぼうとか、誰と誰を合わせようとか、いちいち楽しかった。暗中模索で手探りな側面も多くて大変だったのも確かだけど。

私は日本で働いてた頃が「第一章」で、今はところ変わってアメリカで「第2章」を生きてるっていう感覚でいるんだけれど、仕事としてやっていることは一章も二章も同じだなぁと思う。今回久しぶりに昔の同僚に再会し、この人も今は場所を変え大学で研究者として働いているけれどテーマは一貫して変わっていないことを知り、とても嬉しく思いました。

お互い、違う国、違う組織にいても、やりたいことは同じなのです。



それに思い返してみれば、この人なくして今の私はない!としみじみ思いました。2005年にアメリカの大学院を終えて日本に帰った時、秋葉原のダイビルでこども向けのワークショップをしていたところにおじゃまして面接をしてもらったのもこの人だったし、その後採用→はい来てくださいとなって京都に引っ越し、すぐに新プロジェクトの立ち上げという大海原に放り出され、なんか2人して懸命に泳いでた感じ。

今の Exploratorium の職場のマイクとカレン(私の今の上司)に紹介してくれたのも元々はこの人だし。(もちろん、紹介された当時(2007年)多大な影響とショック(良い意味での)を受けて、エクスプロラトリアムに憧れに憧れたわけだけれど。)

おおもとを正せば、この人が2005年に採用してくれたおかげでいろんなことが始まったんだなぁと。あらためて、感謝。



カンファレンスでは一緒にデモセッションをさせてもらった。何にも打ち合わせせずとも、ぜんぜん不安もなく、昨日まで一緒に働いていたかのような気楽さで全てす~んなりと事が運んだ。やっぱり昔さんざん一緒に修羅場をくぐりぬけてきたり(笑)アップダウンをともに経験してきただけのことはあって、とても仕事がやりやすい。



また何か一緒にプロジェクトができたらいいなぁー。
あの頃うまくいかなかったことたくさんあったけれど、今ならまた違う視点で、なにかできそうな気がする。10年近い時間が過ぎて、私も、そしてプロジェクトで出会ったたくさんの方たちも、今みんなそれぞれ違う場所にいるものね。でも根っこのところは同じ気がする。

夕暮れのスタンフォードのキャンパスで、あの頃関わってくださった方々の消息を懐かしく話し、それぞれがそれぞれの場所で活躍している様子を聞き、つかのま頭の中タイムスリップしてた。そういう時間は大切だね。今私がいる場所、そしてここで生きていくための活力になる。

あの頃の気持ち、夢中でやってた日々のこと、できなかったこともいっぱい。だけど今は懐かしいなという気持ちしかない。今ならたぶんちょっと違う仕事ができそう。お互い、国内外につながりも増えたし。

「また何かやりましょう!」
そういって、私達は別れたのでした。
次はどこでどう出会えるやら。これからのたのしみにしておこう。

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