Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

財布忘れてもスマホあれば大丈夫

2019-04-04 22:02:13 | 日常
カバンを変えるとお財布を忘れる、、、ってやつ、よくありませんか。週末に使ったバッグと、仕事行く時に使うカバンが違います。お財布は週末バッグに入れたまま、、、そんなパターンで、月曜日、財布を忘れて仕事に行った。
 
サンフランシスコ市内に着いてからお財布を家に忘れてきたことに気がつく。数年前なら「ガーーーーーーーーン」となってお先真っ暗なのだけど、2019年の今は違う。
 
朝:カフェでのコーヒー
財布を忘れたと気づいてすぐにどうしたらコーヒーが買えるかと考えて、スタバのアプリを携帯に初めて入れてみた。道を歩きながら携帯からぽちぽちっとコーヒーを注文。4分後に指定の店舗でピックアップ可能、と表示が出て、その頃に店に着くとちょうど私のコーヒーが準備できてカウンターに置かれていた。レジに並ぶ列を横目に見つつ、自分のオーダーをピックアップ。支払いはアプリを通して済ませているので店員さんとやりとりする必要もなし。
 
昼:ランチ(こういう日に限ってお弁当持ってきてない。)
数年前だったらお財布を忘れた日にはお昼ごはんは同僚に立て替えてもらったりしたものです。でもこの日はAmazonGoのストア(レジのない未来型コンビニ)へ行ってみました。スマホのAmazonアプリさえあれば入店可能、店から好きな品物をカバンに入れて、レジも何も通さずに退店。数分でデジタルレシートがスマホに届く。その内容も正確。誰も何もスキャンとかしてないのに、私がカバンに入れたアボガドキューリのお寿司($7.49)、どうして分かったんだろう。仕組みは謎だけど、おそらくセンサー満載な店内なんだろう。ちょっと不思議な体験だったけど、ランチ買えてよかった。
 
夜:友達とディナー(息子が春休みでパパと1日出かけているので)
バークレーで友達とごはん。家にお財布を取りに帰ろうかと思ったのだけど、夜はVenmoを使うつもりでそのまま行きました。Venmoとは、友人同士でお金を送金しあえるアプリ。これなしではお店の割り勘はもうできない、というぐらい重宝している。何か立て替えてもらったらすぐに代金を送金できるし、自分が立て替えてもすぐに友達から送金されるので、昔のように「ごめん今キャッシュないの」とか、現金を数えながら「誰か細かいのある〜?」なんてやりとりはしなくて良い。この日、お店のお会計は友達が払い、私はVenmoで送金して決済完了。

移動に関しては、公共交通機関で使えるカード(毎月自動的にお給料からロードされる)を持っていたのでそれでぜんぶ済ませることができた。それも忘れていたらおそらくUberやLyftなどの配車サービスアプリを使っていただろう。
 
なぜこれを書こうと思ったかというと、このブログで10年ぐらい前に「お財布忘れて、、、」という記事を書いたことを思い出したから。読み返して見て、相変わらずいつの時代もお財布忘れている自分がいたわけだけど(苦笑)、あの頃はお財布忘れたら一大事だったわけだ。それにしても道ゆく人に自分の電車カードを売って現金2ドルを得たって、あーたたたた、、、、若気の至り???ほんとおバカだ。
 
でもあの頃はスマホでコーヒーを買ったり、店棚から品物をとって退店するだけで勝手に決済できたり、友達間で気軽にお金を送りあえる仕組みは存在しなかった。それが今ではスマホでなんでもできてしまう。

10年ひと昔。
時代は変わったものです。

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