Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

1週間

2010-03-13 17:10:54 | 日常
火曜日:
エクスプロラトリアムにて日本人アーティストのプレゼンテーションをサポート。前日からの英訳作業もあってあまり寝ずに参加。案の定、アタマがまわらない。「いい塩梅(あんばい)って英語で説明するのどうしたらいいの?」、「放射状って何だっけ?」、「加減ってなんて言えばいいの?」、ところどころ急に英語面でのサポートを求められるのだが、「・・・」一瞬考え込む。結局、「放射状」はその場で出てこなかったし。

夜、スペイン語のレッスン。フィリップもいま忙しい時期なのでこの日の授業はスキップ。私1人で受講。つかれきっていたら横からチョコレートの差し入れ。これがニキとの出会い。私立の小学校で働いているという彼女といろいろな教育談義。なんか友達になりそうな予感。

水曜日:
髪を切った。背中の真ん中まで伸び放題だった髪の毛を、肩につくかつかないぐらい短く。切った髪の毛が床の上にこんもり(日本人の美容師さんに切ってもらった)。美容師さんに「今週の王者かも。この毛量、もう一人分ぐらいありそう。」と言われる。髪の毛が多いのだ。シャンプーしてもらう、髪をといてもらう、マッサージをしてもらう。日本の美容室、いいわー!ベイエリアは日本人美容師さんもたくさんいて、ほんと恵まれてるね。

木曜日:
木、金、土、とエクスプロラトリアムにて、マイクとカレンが主催する全米のインフォーマルエデュケーション機関向けの研修に参加している。少人数ずつ数回に分けての研修なので今回は、マサチューセッツ州ボストン、ユタ州ソルトレイクシティ、テキサス州オースティンから来ているミュージアム関係者6名と一緒に参加。貴重な経験。

どこにいるか、誰といっしょに働くか。どんなフィロソフィーを基盤にしているか?どんなリーダーのもと、どんなチームをつくりたいか?同じ仕事なら、思いを込められる仕事をしたい。そう思っているから、どこで、誰と、フィロソフィー、これらの「環境」ファクターは私にとってとても大事な要素(なは、自分が弱いってことなのだけど)。でも今の状況は、環境をなげくどころか、良すぎる環境の中にいてチカラを発揮できていない自分への苛立ちだけが募ります。力不足、勉強不足。もったいない!知りたかったことがたくさんつまっている研修なのに。もっと勉強しよう、と心の底から思う。

あとこの日、フィリップのビザステイタスのことで嬉しいニュースがあった。よかったね。泣けた。

金曜日:
アーティスト、グレースとの新しい出会い。前から知っていたのだが話したことはなかった。今日は研修が終わった後にたまたまレーザーカッターの仕上がりを待っていたところに鉢合わせ。ファブリックとテクノロジーを組み合わせた先駆者達の話、彼女のやっているプロジェクトの話。彼女の作品は、あったかい素材(ファブリック)とテクノロジーを組み合わせたもの。わー、これからなんか一緒にできそう!

夜、エクスプロラトリアムで知り合ったダイアン宅でパーティ。ダイアンは展示をつくる仕事をしている。日本が大好き。今日は手巻き寿司、そうめん、焼きなす、ほうれん草ごま和え、なめこ汁でもてなしてもらった。北海道まで自転車かついで旅行にいくほどの彼女。今年また網走やら稚内などオホーツク海沿岸をサイクリングにいくんだって。日本人の私よりディープな経験をしていると思う。

家事と、エクスプロラトリアムと、ソーシャライズで日々が過ぎていく。それで1週間がとっても早い。

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