サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

日本対ボリビア 1-0

2019-03-26 23:27:03 | 日記
ボリビアはあまりにも弱かった。先日の韓国戦からメンバーを大幅に変更したかどうかは知らないが、モチベーションも低そうでプレスも弱く寄せも甘い。このボリビアに失点する気はしなかった。


その弱いボリビアに対して前半はボールは圧倒的に支配していたのに、ゴールできるにおいが全くしなかった。香川も乾も空回りばかりで鎌田は存在感なし。宇佐美にいたってはボールを持つとブレーキになってしまい、宇佐美にはボールがいかないように祈っていた。


後半は両チームとも大幅にメンバーを交代させたのでスペースができた。ボリビアはさらに悪くなったように見え、そこに中島がかき回したもんだから、ニアを破る技ありゴールでやっと日本が先制。後半ATの中島のリフティングを3回やってからのシュートは面白かった。


この2連戦は大迫の代役を見つけることだったのだろうがどうかねえ。コロンビアとボリビアでは全然レベルが違ったし、ポストをこなす鈴木と裏に抜ける鎌田ではタイプが全く違う。見た目の迫力では鈴木のほうが怖く見える。


それにしても佐々木のクロスは本当に精度が悪い。

IFABとハンドルールの厳格化

2019-03-26 16:34:39 | 日記
IFAB(国際サッカー評議会)のことを詳しく知っている人はかなりのオタクだろう。サッカーの規則は国際試合であれ国内試合であれ、極端に言えば草サッカーまでIFABの決めたルールで統一されている。考えてみればこれはなかなかのことだ。


さてIFABはFIFAとイギリス4協会で構成されていて、FIFAが4票、4協会が1票ずつの8票とルール改正の評決が行われ、8分の6票以上の賛成で可決される。つまりFIFAだけではルールを改正できないということである。何故に4協会がメンバーかといえばそれはIFABの歴史を自分で調べてください。


今月の年次総会でハンドルールの厳格化が決まった。今までは手/腕を使って決めたゴールは意図的でなければゴールとなることもあった。それが意図的か偶然かにかかわらず、そのゴールは認められないこととなった。このルール改正は2019/2020シーズンから適用となり、Jリーグでは今年の7月以降から適用される。


このハンドルールの改正は誤解している人が多いかも知れない。このハンドとは攻撃側の選手によるハンドを対象にしている。守備側の選手のハンドに対するPKではないのである。ハンドの厳格化だからこれからはPKが増えると思った人がいるかも知れない。それは間違いである。


しかしハンドルールから偶発性を否定するということは、将来的に守備側の選手のハンドを厳格化することも予想される。攻撃側はだめで守備側はいいというのは理屈に合わない。それにVARで裁定されれば手に当たっていればなんでもPKになる傾向がある。


仮にそのような厳格化が実現してしまうとシュートは、ゴール枠内を狙うのではなくDFの選手の手/腕を狙ったほうが効率がいいということにもなる。