サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

コウチーニョとイスコ

2019-03-11 16:53:22 | 日記
どんなに優秀な選手でもちょっとしたきっかけでドツボにはまることもある。そんな典型がコウチーニョとイスコである。1年くらい前までは飛ぶ鳥を落とす勢いだったこの二人だが。


コウチーニョは2017のオフにリバプールからバルサへの移籍を要求したが、リバプールが許可せずすったもんだしたあげくに2018年1月の冬の市場でバルサに移籍した。バルサではイニエスタの後継者という触れ込みだったからサポーターの期待も大きかった。そのシーズンは半年足らずだったが、リーグ戦で8ゴールとまずまずの活躍だった。


そして今季である。27節終了時点で先発は15試合のみ、途中出場が9試合で4ゴール。ポジション争いが厳しいバルサとはいえイニエスタの後継者としては物足りない。監督からは起用されてはいるが、ぶっちぎりで首位を走るバルサの中で蚊帳の外に置かれているそうだ。


不調は本人のメンタルの弱さとか言われているし、EPLへの復帰を希望しているようだがそんなに悲観するほど悪い成績ではないだろう。だいたいリバプールから大騒ぎしてバルサに移籍してきたんだから、ちょっとうまくいかなくても意地を見せなくてはならない。移籍希望はマンUとか。何を考えているんだか。


さてイスコだが、監督がレアルマドリードで通算6シーズン目で毎年リーグ戦で30試合以上は出場していた。さほどゴール数が多い選手ではなかったが主力の一人であることは間違いない。今季は2018年10月に監督が交代してから不遇となった。同じポジションをアセンシオと争っていたが、第27節まででイスコは15試合に出場(先発は5試合)、アセンシオは20試合に出て先発は12試合。


イスコは最近の規律違反で今季はもう起用されないようだが、監督がモウリーニョになりそうなのでそれが覆るかどうか。監督と対立しても意味がないという典型である。我慢していればソラーリのほうから辞めてくれるところだったのに。


モウリーニョがレアルマドリードに来て再建できるかどうかかなり疑問である。選手を掌握できずにマンUを首になったのに、マンU以上に選手がもめているレアルマドリードでうまくいくとは思えない。