サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

久保裕也

2019-03-18 10:10:25 | 日記
夕べのブンデスのフランクフルト対ニュルンベルクをみた。長谷部は3バックの真ん中で、久保は右ウイング(時々左に移動)で先発。フランクフルトが1-0で勝ったが下位に低迷するニュルンベルクを象徴する試合だった。


ニュルンベルクはどうすれば得点できるのか戦術がないように見えた。あるにはあるんだろうがほとんど機能していない。4-2-3-1に見えるが中盤から前線にほとんどボールがつながらない。守っている時間が長いのでショートカウンターを多用すべきだろうが、サイドに裏を取るロングフィードもないし、サイドに突破力のある選手もいない。


できる限り丁寧に守って失点を防ぎセットプレーから得点するという戦術なんだろうか。選手にもモチベーションが感じられないし、ボールへの寄せも甘い。これで勝ち点13の最下位でその上がハノーファーの勝ち点14、その上が勝ち点20だからニュルンベルクとハノーファーの降格は決まっているようなもんだろう。


さて久保裕也だがチャンスにボールが来ても自分でこけてボールロスト。ショートカウンターでもボールをこねくり回してやはりロスト。唯一のシュートは大きくふかしてしまった。スピードがあるわけでもないしフィジカルも弱い。現在の監督になってから先発復帰しているが、久保をどうして先発起用しているのかが理解できないレベルの選手になってしまった。


今季の久保はヘントからの買い取りオプション付きの1年間のレンタルだが、ニュルンベルクが買い取ることはないだろう。そもそも2部に降格してしまえばそれはありえない。


ヘントではそれなりにゴールを量産できていた久保だが、ロシアWCに落選してからモチベーションが落ちてしまったのかも知れない。せっかくブンデス1部でプレーしているんだから来季の移籍先もにらんでここから踏ん張る必要がある。