成績及び実力上位の相手に劣勢を許しながらオウンゴールで得た1点を守りきり連敗を3で止めるも、その内容は到底満足できるものではなく低調な出来に終始したようです。
コンディションに不安を抱える堅碁がベンチスタートとなりノヴァの1トップで臨んだ名古屋ですが、そのほとんどがFC東京のシュートシーンとなったハイライト映像を見ても分かるように、攻撃が全く機能せず90分で放ったシュートは僅か5本。一定の成果を上げてきた3バックも相手の対策が本格的に進み、特に攻撃面では限界が見えてきている印象でリーグ戦はこれで実質4試合ノーゴールと深刻な状況です。
そうはいっても今の名古屋に別の戦い方を講じるような余裕もなければ、それを体現できる戦力も持ち合わせておりません。おりしもこの日の結果で名古屋のステージ優勝の可能性が消滅したとのこと。寂しい話ではありますが、少なくとも1stステージについてはこのまま騙し騙し戦っていくことになるのでしょう。
また、この試合でダニが負傷退場し再離脱が濃厚、代わって入った磯村も退場処分となっており次節以降に向けて新たな問題も抱えております。そんな名古屋にとって唯一の慰めは水曜日のカップ戦がオフのため連戦を回避できること。できるものならこのアドバンテージを利用して多少なりとも攻撃面の立て直しを期待したいのですが・・・。